(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

夕陽に向かって

2019年09月20日 | 庄内・越後 \|EF81の記憶|/ 東北・常磐
 札幌タ発福岡タ行3098レ(~2071レ)がEF81牽引だった頃の安田通過時間はだいたい1741時頃。日没が1830時ぐらいで、あと少し時間が経てば走行シーンも撮れなくなるという案配だから、ちょっとでも雲が架かると露出も撮る気もガクっと落ちるのだった。
 だから夕方だけじゃなく夜も星マークの予報が出てる日に、当該機も青白くない日を選んで出掛けた。それこそ日の出一番4059レから日の入りまでの撮影、昼の4060レまで頑張ったあとは長岡駅に引っ込んで涼をとり、15時半過ぎの直江津行きで安田に戻って戦闘を再開する。
 逃げ場のない農道での撮影で、終始西日を背負ってるから暑い暑い。日によってはシャツ一丁になることもあった。漸く17時を過ぎて涼しくなると、今度は露出がぁゃιくなる。日本海の方向に雲がなければ多分上手くいく。どっかのジェット機が飛行機雲を引かない限り。
 1739時、待ちに待った上り列車接近を報せる踏切の警報。鳴り出してもなかなかこないのは、安田の駅通過直前時点で設定されてるからか。ようやっと二つライトが光るのが見えて気合いが入る。

もうちょっと通過時間が早ければいいのに

 牽引はEF81 116(後の716)。コンテナ満載の編成が白っぽいのは「ネギタマ」を積んでいるからか。レム(冷蔵車)を大量に繋げてるように見えるから面白い。尤も現役当時の冷蔵車は主に生鮮魚を積んでた訳で、生鮮野菜は「ツ」、塗装の黒い通風車の仕事だったから真っ黒けのけだ。
 撤収して安田駅に戻る。アオバアリガタハネカクシの攻撃を避けきってやっとこたどり着いたってのに、電車は19時ちょい前まで来ないというから困ったもんだ(だがそれがいい)。長岡まで戻って、新幹線に乗り換える合間に上り貨物が2本通過していくのを眺めてから上り「とき」利用で自宅に戻れば日付が変わる直前だった。

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