(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

さらばワムハチ

2011年12月18日 | 棲息地は】武蔵野ストラット【多摩川

★結局、射爆場。

 5078レ EF66 118 (S2) 1026上 タキ1000×20

 2092レ EH200- 2 1059上

 3090レ EF64 1050 (国) 1114上 ・タキ1000×7

配6794レ EH200- 19 1123上 ・ワム380000×38車

 日の出前から動いて「名所」を廻って
結局(ryで撮ってたでござる、の巻。ホントなら昨日のうちにちゃんと下見をしてから今日の本番に臨みたかったけれど、なかなか床から離れられなくて結局午後になってしまって、もうぶっつけでいいや、ってことでサッサと早寝。明日は早起きしなければ。折角友達がメールで情報を送ってくれたんだ、ポカって撮りにいけなかったなんて事はできない。
 翌日、即ち今日。
 朝イチの高崎行きでまずは桶川~北本間へ。つい数年前までは気軽に踏み込んでいけたポイントだが、最近はその前後の踏切も含めて「人身事故」が多発しており、その種の名所みたいになっている。踏切そばに青色LEDの街灯は設置されるわ、柵の所に花束は置いてあるわで、もう昔みたいに気軽に三脚を立てられた頃のあの雰囲気ではなくなっていたので、残念ながら当然、何も撮らずに撤収して行田へ移動。
 その吹上~行田間では、大勢の若い連中が朝早くから柵にとりついて「本番」を待ち構えている。懐かしい声がして振り返ると、金矢の旧友A君。何年も会わなかったので、最初だれだか判らなかった。早速最近撮った作品とかを見せ合いながら、暫し歓談。しかしここで撮りたいのは山々なれど、既にこの区間のいい場所は若手がみんな押さえているので、ここは先にきた方を優先して年寄りはお互い勝手知ったるポイントに移るコトにした。
 俺は大砲が使える北鴻巣へ。先に行田に行ってなければ2090レとかも撮れたろうけど、行って戻ってきちゃったんだからしょうがない。それでも現着して早々から、EF66貨物の5078レ、被りはしたけどもEH200牽引の2092レ、そしてEF64 1050牽引の3090レと、立て続けに貨物が来た。
 とりわけEF64 1050に会うのは高校に入学した年以来か。当時の文通友達と一緒に長岡運転所に遊びに行って、パンタを下げて留まってたのを撮って以来だから本当に久しぶりの再会だった。しかし、国鉄色を身に纏っているとは言え、あの当時とはえらく変わった「青」になったもんだ。新製当初の頃の艶っぽい色にはもう戻れないんだろうか。
 3090レが通過するとすぐ『本番』の配6794レ。ショボいながらも、雑多な組成でいつも楽しませてくれる同レ。今日のネタはワム80000の380000代車38両の長大編成。牽引はEH200-19でも、ここは

「(´・ω・)牽引はロクヨン1000でおながいします」

とか贅沢言わずに黙って見送る、もとい黙って撮る。
 脚元に雪が着いてるかな?と見てみたら思った程には着いていなかった。成る程、未明に熊谷タに着いてから数時間留め置かれれば雪も溶け落ちるか。それでも握り棒の白塗装が描く美しいラインは
まさにワムハチだけの編成でないと見られないもの。



 撮り終わってファインダーから目を離して暫く二軸貨車の「ダッダン、ダッダン、ダッダン、ダッダン…」というジョイント音を聴く。38両のワムハチは今、帰らざる旅路の途にある所。もうこんな盛大なジョイント音は二度と生で聴けない。

(02.10.'20、トラバ打ち準備の為修正)    


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