これ以上は考えるな、という教え
ある本で、宇宙のはじまりのもっともらしい物語を読んでから、
1週間ばかりそれについて考えていた。
要は、宇宙のはじまりは、少し違うけど、
ざっくり言うとスターウォーズみたいな話なんだよ。
ライトサイドとダークサイドの闘い。
そもそもの宇宙の物語の根底にそれがあるので、
人間、いつまでたっても闘ってるというのは、
妙に納得したりして。
あまり、宗教のことは詳しくないんだけど、
仏陀は「この質問はするな。知ろうとしたり考えるだけ人生無駄にするよ」
ということをいくつか言っているのだそうですが、
その中に、宇宙のはじまりだか、神を探求するだか、わすれちゃったけど、
そういう究極の問いはやめとけ、と言ってるそうです
（仏教詳しい人教えてください）。
それよりも、今大事なのは、物事を正しく見ることなど。
それが出来ないうちに宇宙のはじまりや神について考えても、
わいてくるものは妄想以外の何者でもない、ということなのだろうなー。
というわけで、それについて考えるのは、とりあえずやめた。
・・・・・・・・・・・・・・・
そのリンゴを食べてはいけない！
先日、魔女友と話している時に、原子力の話になった。
福島で起きた原発事故、これは、福島の問題というよりは、
日本全体のカルマかもしれん、という話を聞いたことがある。
私はそうだろうな～と思うので、
これが何を象徴しているか考えることは大事だと思っている。
現象面だけではなく、もっと問題の構造を見た時には、
こんなことかもね、と、魔女友は以下のようなことを言っていた。
自分が扱える範囲を超えたものを扱おうとしている、
知ってはいけないもの、使ってはいけないものを
知り、扱おうとしている。
エデンの園でイブが蛇に誘われてリンゴ食べちゃったみたいな。
なるほど、そこにつながるか…
人間って、ダメと言われるとやりたくなる性質があるよね。
好奇心というか、探究心というか。
その話の時に思い出したので、先の究極の問いと、
仏陀の教えの話を、ここに来る前に、
たまたま立ち読みした、ということを、
私は彼女に話をした。
しかし、人間のその好奇心や探究心が科学を発展させ、
技術を進歩させてきたともいえる。
その便利なものを私たちは享受して生きている。
ある程度までは良いとして、
原子力の利用、クローン技術、宇宙旅行、
AIだ、なんだかんだ…。
なんか越えてはいけないラインを越えている気もする。
越えとしても、その前に、やる事が満載な気がする。
神や宇宙に対する問いもそういうことかもしれません。
それを問う前に、人間としてやるべきことがあるのかも。
・・・・・・・・・・・・・・・
つまりは、人間＝神的なものへの可能性
もう、神や宇宙を考えるのは置いておくことにしました。
さっき、料理していた時に、ふと思ったことがあります。
絶対善なる完璧な神などいないとする。
私たちの心の中はどうかというと、
平和を求める心、愛やつながりを求める心、
人の笑顔をみると嬉しくなる心、
美しいものを見るとワクワクする心がある。
一方で、エゴや攻撃性や支配欲なんかもある。
しかし、まあまあ、バランスをとって
生きようとする感覚があるじゃないか。
それ大事！
もしかして、それがひとりひとりの中にある
「神」ってうことか？
（まあ、魂とか、霊とかいいますけどね）
と、ゴボウのささがきをしながら思った。
ひとりひとりの神は、ひとりひとり微妙に違う。
1人1人が微妙にずれているから、
争いになったり、うまくいかない時もある。
でも、地球上に生きているから、一緒に生きるために、
違うものを出し合って、調整していく。
人と意見がずれる、自分の心と体がずれる、
どこかに歪みができる、だから、調整する。
人間は（他の生きものも）、そうやって生きている。
同じ地球に、同じ宇宙に生きているから、
一緒に生きるために、そうやって調整する。
ただそれだけだ。
「人間は神であり宇宙であり、みな一つなんだ、ワンネスだ」
とはよく言われるが、スピ界隈のきれいごとメッセージにしか聞こえず、
まったく腑に落ちない感が満載だった。
しかし、ゴボウのささがきをしながら思ったことは腑に落ちた。
あたかも美しく善なる完璧な存在があるという想定は、
小学生が将来ケーキ屋さんになりたい！という感じで、
理想的な姿がイメージできる形でぞんざいすることが、
良い方に働くこともある。
でも、頭で理解できる範囲で、なりたい職業がなかったら、
具体的なイメージというのは、邪魔者以外の無いものでもない。
自分の中ではむしろ、宇宙はスターウォーズであり、
善悪あいまみれて、混沌としていると言われた方が、
人間として歩む、長い道のりを考える時の役に立つ。
自分の中にある推進力やバランス感覚はなんであろうか？
を探求していくほうが、外側の神や宇宙を探求するよりも、
自分にとっては、確かに役に立つわ。
そろそろ結論に。
1人1人が自分の人生に向き合い葛藤し、
バランス点を見出していく、ということは、
バラバラのものをつなぎ直すということ。
スターウォーズ的闘いで、バラバラになり、混沌とした宇宙を、
平穏で安定した状態に戻していく、ということを、
人間は自分の人生を通して取り組んでいるのではないかと思う。
それは、明示的にヒーラーと名乗らなくても、
バラバラなものをつなぎ合わせ、
全体性を取り戻すためのヒーラー的な仕事を、
1人1人はやっているのだなと思いました。
＊宇宙のはじまりとヒーリングの必要性、
そして人類の存在については、もっと深いお話があるので、
また、自分の中でまとまりましたら、
お話なり書きたいと思います。
とりあえず、おしまい。
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冬の裏磐梯時間②～春分リトリート～ 薬草セルフケア・春分ごはん・蒔絵体験
2018年3月10日～11日（1泊2日）
詳細は、フェイスブックのイベントページ、または、ウェブサイトをご覧ください。
冬の裏磐梯時間②（フェイスブックイベントページ）
猫魔女コンシェルジュweb
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【Earth Spiralについて】
磐梯朝日国立公園に位置する裏磐梯で、
パーマカルチャーにもとづいて場のデザインをしつつ暮らしています。
持続可能な暮らしや、ホリスティックな世界観にもとづく
個人セッション、ワークショップ、講座などをやっています。
フェイスブックページ Earth Spiral
2018年の講座・ワークショップ予定をアップしました！⇒もりとアートの学校
パーマカルチャー・ハーバリスト講座／パーマカルチャー体験講座／
薬草占星学／ハーバルタロット／チャクラとセルフヒーリング講座などを開催予定。
Earth Spiralリトリートルーム
魂とつながるエクササイズ／ハーバルタロット＆ヒーリング／アート・オブ・タッチ
Anju Nakamori
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1週間ばかりそれについて考えていた。
要は、宇宙のはじまりは、少し違うけど、
ざっくり言うとスターウォーズみたいな話なんだよ。
ライトサイドとダークサイドの闘い。
そもそもの宇宙の物語の根底にそれがあるので、
人間、いつまでたっても闘ってるというのは、
妙に納得したりして。
あまり、宗教のことは詳しくないんだけど、
仏陀は「この質問はするな。知ろうとしたり考えるだけ人生無駄にするよ」
ということをいくつか言っているのだそうですが、
その中に、宇宙のはじまりだか、神を探求するだか、わすれちゃったけど、
そういう究極の問いはやめとけ、と言ってるそうです
（仏教詳しい人教えてください）。
それよりも、今大事なのは、物事を正しく見ることなど。
それが出来ないうちに宇宙のはじまりや神について考えても、
わいてくるものは妄想以外の何者でもない、ということなのだろうなー。
というわけで、それについて考えるのは、とりあえずやめた。
・・・・・・・・・・・・・・・
そのリンゴを食べてはいけない！
先日、魔女友と話している時に、原子力の話になった。
福島で起きた原発事故、これは、福島の問題というよりは、
日本全体のカルマかもしれん、という話を聞いたことがある。
私はそうだろうな～と思うので、
これが何を象徴しているか考えることは大事だと思っている。
現象面だけではなく、もっと問題の構造を見た時には、
こんなことかもね、と、魔女友は以下のようなことを言っていた。
自分が扱える範囲を超えたものを扱おうとしている、
知ってはいけないもの、使ってはいけないものを
知り、扱おうとしている。
エデンの園でイブが蛇に誘われてリンゴ食べちゃったみたいな。
なるほど、そこにつながるか…
人間って、ダメと言われるとやりたくなる性質があるよね。
好奇心というか、探究心というか。
その話の時に思い出したので、先の究極の問いと、
仏陀の教えの話を、ここに来る前に、
たまたま立ち読みした、ということを、
私は彼女に話をした。
しかし、人間のその好奇心や探究心が科学を発展させ、
技術を進歩させてきたともいえる。
その便利なものを私たちは享受して生きている。
ある程度までは良いとして、
原子力の利用、クローン技術、宇宙旅行、
AIだ、なんだかんだ…。
なんか越えてはいけないラインを越えている気もする。
越えとしても、その前に、やる事が満載な気がする。
神や宇宙に対する問いもそういうことかもしれません。
それを問う前に、人間としてやるべきことがあるのかも。
・・・・・・・・・・・・・・・
つまりは、人間＝神的なものへの可能性
もう、神や宇宙を考えるのは置いておくことにしました。
さっき、料理していた時に、ふと思ったことがあります。
絶対善なる完璧な神などいないとする。
私たちの心の中はどうかというと、
平和を求める心、愛やつながりを求める心、
人の笑顔をみると嬉しくなる心、
美しいものを見るとワクワクする心がある。
一方で、エゴや攻撃性や支配欲なんかもある。
しかし、まあまあ、バランスをとって
生きようとする感覚があるじゃないか。
それ大事！
もしかして、それがひとりひとりの中にある
「神」ってうことか？
（まあ、魂とか、霊とかいいますけどね）
と、ゴボウのささがきをしながら思った。
ひとりひとりの神は、ひとりひとり微妙に違う。
1人1人が微妙にずれているから、
争いになったり、うまくいかない時もある。
でも、地球上に生きているから、一緒に生きるために、
違うものを出し合って、調整していく。
人と意見がずれる、自分の心と体がずれる、
どこかに歪みができる、だから、調整する。
人間は（他の生きものも）、そうやって生きている。
同じ地球に、同じ宇宙に生きているから、
一緒に生きるために、そうやって調整する。
ただそれだけだ。
「人間は神であり宇宙であり、みな一つなんだ、ワンネスだ」
とはよく言われるが、スピ界隈のきれいごとメッセージにしか聞こえず、
まったく腑に落ちない感が満載だった。
しかし、ゴボウのささがきをしながら思ったことは腑に落ちた。
あたかも美しく善なる完璧な存在があるという想定は、
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良い方に働くこともある。
でも、頭で理解できる範囲で、なりたい職業がなかったら、
具体的なイメージというのは、邪魔者以外の無いものでもない。
自分の中ではむしろ、宇宙はスターウォーズであり、
善悪あいまみれて、混沌としていると言われた方が、
人間として歩む、長い道のりを考える時の役に立つ。
自分の中にある推進力やバランス感覚はなんであろうか？
を探求していくほうが、外側の神や宇宙を探求するよりも、
自分にとっては、確かに役に立つわ。
そろそろ結論に。
1人1人が自分の人生に向き合い葛藤し、
バランス点を見出していく、ということは、
バラバラのものをつなぎ直すということ。
スターウォーズ的闘いで、バラバラになり、混沌とした宇宙を、
平穏で安定した状態に戻していく、ということを、
人間は自分の人生を通して取り組んでいるのではないかと思う。
それは、明示的にヒーラーと名乗らなくても、
バラバラなものをつなぎ合わせ、
全体性を取り戻すためのヒーラー的な仕事を、
1人1人はやっているのだなと思いました。
＊宇宙のはじまりとヒーリングの必要性、
そして人類の存在については、もっと深いお話があるので、
また、自分の中でまとまりましたら、
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とりあえず、おしまい。
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