Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

見えるものだけ信じていたら絶望し生命力が枯渇する

2019-04-26 | スピリチュアリティ・魂の癒し
まさに、物質主義的な世界観の蔓延する現代社会では、そうなりつつあるように見えます。
一方で地に足がつかない、ゆるふわスピリチュアルを好む傾向も散見されます。
(日本のスピリチュアル業界は世界的に見るとガラパゴス化しているといわれてます)

人間の見えない世界、隠された真実、スピリチュアルなものを求める欲求について、
シュタイナーは『神秘学概論』でこう述べています。



「人間は騙されやすい存在なのだ。隠された意味など存在せず、
感覚と悟性の及ぶ範囲内に、そもそも存在しうる物のすべてが含まれている、と信じさせられている。

しかしこの思い違いは、意識の表面では可能であっても、意識の深みにおいては存在しえない。
人間の感情と願望とは、この思い違いに従おうとしないで、繰り返して隠された意味を求め続ける。
そしてそれを見いだせなかった時には、懐疑的になり、人生を不確かなものと感じ、絶望へ駆り立てられる。

隠された意味を開示する認識は、希望の無い、不確かな、絶望的な状態を、
つまり生命を弱め、世界のために役立つ力を失わせるすべてを克服することができるのである」



目に見えるものがすべてだと信じて生きていたら、閉塞感を感じ、魂の生命力は失われるのです。
そうならないためには、自分自身の力を越えたもの、例えば自然であるとか宇宙であるとか、
そうしたところに不思議なものを発見したり、畏敬の念を感じるということは、
魂の栄養となっていくのです。
実際、人間は宗教や、神さま、高次存在などを魂の栄養としてきました。

だからと言って、浮世離れすることや地に足がつかなくなることがあってはならず、
霊的なものから糧を得た魂の力が、現実的な人生を歩むことに反映されていかなければなりません。
スピリチュアルな世界を逃避に使う事や、エゴのために利用することも、
魂が求めている事とは真逆のことになります。

目に見えないスピリチュアルな世界に足を踏み入れた時に、
踏み外さないガイドとして、植物など自然界の存在は
人間の役に立ってくれるなと個人的には思います。

しっかりと地球に根をおろしながら、宇宙諸力を受け続けている植物から学ぶことは、
どれほど多いかということをいつも思います。

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【Earth Spiralについて】
磐梯朝日国立公園に位置する裏磐梯で、
パーマカルチャーにもとづいて場のデザインをしつつ暮らしています。
持続可能な暮らしや、ホリスティックな世界観にもとづく
個人セッション、ワークショップ、講座などをやっています。

2019年の講座ワークショップ案内をアップしました。

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