八(はち)に拘るエコグリーン石井光暢のブログ

エコグリーン同様ノジマ相模原ライズへのご声援もお願いします!

ジャパンXボウル2015

2015年12月15日 | American football

昨日行われた社会人アメリカンフットボールの日本選手権「ジャパンXボウル」は

2連覇を狙う富士通フロンティアーズに、7年ぶりの日本一を目指すパナソニック

インパルスが挑むという形で、下馬評では富士通有利の声が圧倒的であった。

結果は、今季限りで引退を表明しているパナソニックインパルスのエースQB高田選手

を始めとするインパルスの選手が、素晴らしい集中力と勝利への執着心を発揮し7年ぶ

りの日本一を手にした。

試合のターニングポイントはいくつもあった。

富士通のワンサイドになり得る可能性もあったが、そのたびにパナソニックはチーム一

体となり踏みとどまり、残り時間5分で最大11点差がついた試合を残り50秒でひっ

くり返した。

これぞフットボールである。

学生時代の有名選手、恵まれた練習環境、要所に配置された強力米国人選手。

これは富士通、パナソニックに共通するところで我々クラブチームからすると羨ましい

限りだが、だからといって白旗を揚げるわけにはいかないし、パナソニックが日本一に

輝いたのはそれらのことだけが要因ではないと捉えている。

パナソニックは忠実にゲームプランを遂行し、完遂した。

徹底したボールコントロールとグッドキッキングゲーム、そして何よりもストロングハ

ートを最後まで持ち続けた。


日本最高峰の舞台でアサイメントを完遂した選手と、それを導いたコーチングスタッフ

の勝利である。


一方の富士通も王者らしく、キャメロンをはじめ常に相手を凌駕するパフォーマンスを

みせたが最後はturnoverバトルでの戦いが勝敗に結びつく結果となってしまった。


毎年というか、自分たちが出場できないJXBはどこか冷めた目で観戦していたが、今年

は最高の舞台で最高の戦いを目にして、物凄い刺激をいただいた。というより涙が出そ

うになった。


来年は彼らを超えるチームを作り、私が昨日いただいた感動を与える側にまわりたい。



最後に、


この素晴らしいスポーツをもっと広めていきたいが、色々なことを知れば知るほど残念

な気持ちになってしまうのも事実である。

人生を掛けてフットボールの普及にコミットしたい。

今は雌伏のときである。


 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿