八(はち)に拘るエコグリーン石井光暢のブログ

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スポーツは文化だ!

2015年10月13日 | monolog

ラグビー日本代表のW杯での快進撃に胸を熱くした方も多いことだろう。

残念ながら日本代表は3勝をあげながら決勝トーナメントに進めないという

ワールドカップ史上初のチームとなってしまった。

結果論ではあるが、南アフリカに勝利した後のスコットランド戦の内容が悔やまれる。

それはあくまで結果論で日本代表は本当によく戦ったと思う。感動しました。

そして、五郎丸選手をはじめとする日本代表が今日帰国するとのこと。

最大で3ヶ月ぐらいはラグビーフィーバーが起きるのは間違いがない。

問題はこの千載一遇の好機をラグビー界が、競技発展・恒久的な人気向上に繋げられるかである。 

ラグビー界の持つリソース全てをそのことに注ぎ込み、野球・サッカーに続く国内メジャー

スポーツに発展していただきたいと切に願う。

スポーツチームなり、競技そのものの人気を向上させようとするとき必ず直面する問題がある。

「育成普及」と「チーム強化」の関係である。

前者は中長期的な視点からも必要不可欠な問題であり、このことなくして競技の発展はあり得ない。

一方で鶏玉子の議論にはなるが、「弱いチーム」は人気が出ない。そして、スポンサーも集まらない。

ただしチーム強化には金がかかる。スポーツの勝敗といういわば「博打」にレバレッジを効かせて先行投資

するというビジネス的には考えられない意思決定が「チーム強化」を主眼においた場合にはありえる。

どちらに舵を切るかはGM職(現場とフロントのトップ)の手腕の見せ所である。

あまり現場に近すぎるGMはチームの強化ばかりに夢中になり足元を見失いがちである。

逆に現場を知らないGMは育成普及が重要といって憚らない。何故かというと世間的な通りが良いからである。

どちらが良いとか悪いとか、こうあるべきとかの話じゃなく、そして明確な答えがあるわけではないが、会社経営

と同じでその場面場面で的確にアジャストしていくことしかないように感じる。

しかしながら、間違いなくいえることは「リーグ運営」や「チーム運営」には経営的な視点が必要不可欠である。

結構、矛盾していることを書いていますがスポーツの現場はそんな感じで回っています。


ラグビー界にとっては「今」は間違いなく、「強化」の側面です。「リーグ運営の強化」とはリーグが持つ最大の

コンテンツである「試合」のクオリティーを高める工夫とプロモーションに他ありません。


我がアメリカンフットボール界が置かれている現状はどんな局面なのか。。。

うーむ。セカンドキャリアはこのことに全てを注ぎたいと思います。(まだまだ先の話ですが)



 


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