八(はち)に拘るエコグリーン石井光暢のブログ

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生きることと死ぬこと。

2006年11月11日 | My mind
週末は不幸があったため京都までいってきました。まだ34歳、闘病の末の若すぎる死です。自らの命を絶ってしまう人や、生きたいと強く願っているにもかかわらずその望みが叶わない人。「人の命は儚い」というけれど、本当にあまりにも儚く脆いものだと痛感するこの頃です。

「生きることと死ぬこと」って表裏一体の関係で、人によっては「人間は死ぬために生まれてくる」などという話もありますよね。確かに間違いではないけれど、この言葉には続きがあって、「人間は死ぬために生まれてくる。だからこそ精一杯生きなければならない」と続くはずです。

健康な私は、有限な一日を価値のある一日を無駄に過ごしてしまうことがあります。最近の一連の出来事で「自分の余命があと1年だったら、俺はどう毎日暮らすのだろうと」漠然と考えておりました。多分、会社のことや家族のこと、また自分を取り巻く人たちに何か残そうと体力の続く限り取り組むでしょう。若くして生き続けることが叶わなかった人たちは、残された時間を2倍3倍の内容で過ごし、何となく生きている人たち(私を含め)が感じ得ない人生の素晴らしさや、人に感謝する気持ちを強くしたに違いありません。

健康な私が、余命一年の人と同じ気持ちを持てるかといったらそれは絶対無理な話です。ですが、感謝する気持ちや人を慈しむ気持ちは心掛け一つで今より強く持てるはずです。もっとマシな大人になりたいと思います。感謝を言葉に出して伝え、人生って素晴らしいんだと皆と分かち合えるような人間になりたいです。自分を変えたい強く思います。今を力強く生きてると胸を張っていえるような人間になりたいです。

故人のご冥福を心より祈念いたします。またご家族の深い悲しみが一日も早く和らぎますことを。
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