SRV250&Jazzのカスタム記録:良爺ライダー(Peetar・Phoneda)

SRV250アメリケン&Jazz縦型エンジン(Ape80&XLR125R)
Win120のメンテナンス・カスタム記

SRV250のセルモーターが回らない!

2013-02-20 13:36:08 | バイクのカスタム
セルモーターが回らないのでチェックの方法を

SRV250のセル・モーターが回らないは 色々要因があります
記事の最後までよく読み ひとつひとつチェックして下さい。

理解できないときは 無理に作業しないで
信頼おけるYSP各サービスへ 任せて下さい。

ショート等で ハーネスを焼いたりしますので
初級者や中級者は 必ず
サービスマニュアルを手元に置き 呉々も慎重に作業します。

各 事故などは 作業者の責任で お願いします。
良爺ライダー・アメフリスキーは 一切関知いたしません。


過去記事にも良爺ライダー・アメフリスキーが体験した症例があります
参考にして下さい。下アドレスをクリックすると移動します。

http://blog.goo.ne.jp/ebucci/d/20110604


注意:SRV250に対してのチェック方法です。

基本操作ができていないと 安全装置が働き セルは回りません
キルスイッチはONで サイドスタンド出して クラッチレバー放して
ニュートラルランプは 点いているのでしょうね?
SRV250に必要な 基本のエンジン始動操作は 大丈夫ですか?
バッテリー上がりなどでは?
バッテリーも完全に充電して
一応エンジン始動に 必要な手順を踏んで セルモーターが回らなければ
以下の チェックをして下さい

それとバッテリーの耐用年数で劣化の為容量不足になり
セルボタンを押してもリレーが”カチカチカチ”といって
セルモーターが回りません。
何度充電しても充電完了のサインが出るが
セルが回らない(寿命です)
この場合はバッテリー交換です。


チェックしたら エンジンが掛かったりしますので
必ず一ヶ所チェックしたら エンジン始動してみる
端子の接触不良などもありますので 2~3度抜き差しして下さい。

良爺ライダー・アメフリスキーの 簡単配線図を印刷して手元に置く
下のアドレスをクリックすると 簡単配線図へ移動します
お詫び:安全装置の リレー内部の赤い線が 途中で切れていました
赤/白の所で止まっていますが 赤/黒まで 延長して下さい
これまで 皆さんにメールで 送っている分は 修正済みです

http://blog.goo.ne.jp/ebucci/d/20130209


セルモーターのテストをします。

セルモーターが不良か それ以前かチェックします
作業は自己責任で行って下さい。
作業する前に後輪を浮かせます。もしもの為の 危険防止です
レーシングスタンドかメインスタンドを使います
無ければ何かを利用して後輪を上げます
ギアーもニュートラルにして下さい

まず回路図を見て下さい。隣のバッテリー+(赤線)から
スターターリレーまでの赤線です
メインスイッチを入れ
この+Bに12Vが来ていることを確認

+Bが来ていれば セルモーター側の 赤い線とジャンパーします
ジャンパーとは スターターリレーのターミナルを
バッテリー側(赤い線)とモーター側(赤い線)に
ジャンパー(直結)して モーターが回るか調べるのです。
ジャンパー線を接触させる時に
火花が出るので周りの可燃物に注意します。

下部にディテールが有りますので参照して下さい。

ジャンパーしてモーターが回れば 其れより前と言うことです
回らなければ モーター不良 です。以下をチェックして下さい。

①  カーボンブラシの摩耗→使用限度4㎜くらい
②  コンミュテーターの損傷・編摩耗・焼損有れば交換
     (カーボンブラシが接触していたところです)
③  アマチュアコイルの導通テスト 導通の有無
④  モーターの故障は 殆どカーボンの摩耗が多い
⑤  カーボンがすり減り 軸受けなどに詰まり 動かない時は

1.O・Hが必要です。モーターがロックして動かないので
  セルボタンを押しても、リレーからカチカチ音がするだけです。
  バッテリーの劣化でもリレーのカチカチ音がします
このくらいでしたら 小学校のモーターの原理を思い出してください
小学校・中学校の知識が有れば修理できます。
モーターが回れば 2.へ

2.スターターリレーのチェック
ショートなどに十分注意すること
リレーのスイッチが 働いているのかを 調べます
導通テストでは解りづらいので 直接スイッチの 動作を調べます
バッテリーのプラス線(赤を2本 少し大きな線を用意)と
マイナス線(黒)1本を
用意してバッテリーに取り付けます。

バッテリーに取り付けると
スターターリレーの青/白をプラス(赤)に
それとメインSWから来た赤い線(+B)に つなぎます。
赤/白をマイナス(黒)に つなぎ
セルモーターが回れば スターターリレーは良いです

回らない時はスターターリレーにドライバーなどで
軽くショックを与えてみて下さい
これで回ればスターターリレー交換です。

安全装置の テストです
サイドスタンド SWと クラッチSWをチェック
ON・OFFスイッチですので導通テストして下さい

ニュートラルにしてランプが灯くか
灯かなければ ランプとスイッチ点検このスイッチ不良も無ければ
リレー・ダイオードのチェックです

先にリレーを外して スターターリレーみたいに
バッテリーを 用いてチェックします
カプラーの ピン番号が解らないので 導通だけチェックして下さい
赤/黒と黄/黒 導通が有れば良い
黄/黒と空色 ダイオードですので向きを変えて
どちらかの 導通有り無しを調べる

初心者及び回路の解らない方は このチェックは参考にして下さい。
リレーを外して バッテリーでチェックしますが
回路図みて   バッテリーのプラス(12V)を黒/黄
マイナスを 赤/黒に接続して
テスターレンジΩに切り換えて黒プローブを赤/黒に接続
赤プローブを赤/白に接続して
針が振りきり 表示されればリレーは良い
ピン番号が解らないので実行は自己責任でお願いします。

最後に 各スイッチの導通テスト
エンジンキルスイッチの導通テスト ON・OFFのみです
セルスイッチの導通テスト ON・OFFのみです
これでチェック終わりですが モーターが回らない時は①へ戻り

モーターのオーバーホールして下さい。
簡単ですが、必ずメモを取り組み上げます。
逆に組み上げないように マーカーペンで 印を付けておきます

この質問者の小さな疑問です

キルSWをテスターでチェックしたらオンで針が一杯に触れるが
オフにしても針が少し振れます。何Ωまでが不良ですか?

答え : なんと小さな事に こだわる方なんでしょう。
たぶん中学校で 教わったと思いますよ。
スイッチには防錆・潤滑でグリースを塗布していますが
空気中の水分・グリースの劣化・金属粉や汚れなどの不純物で
微弱には 電気は流れますが 不良では有りません。
気になる様でしたら 抵抗のレンジを切り換えて下さい。
これで気にならないと思います。
各スイッチ類を パーツクリーナーで 脱脂して掃除したら
必ず防錆・潤滑の為に グリースは塗布して下さい。
注意: CRC等の防錆・潤滑剤には 一時的には効果がありますが
時間がたつと蒸発しますので サビで接触不良を起こします
必ずスプレーのスライドSW用 接点復活剤(グリース系)等を
(秋葉など電気部品専門店で購入)使用して下さい。

リレーは古くなると 途中で止まったりしますので
リレーに軽くショックを与えてみて下さい
一時的に良くなる可能性があります。
これで良くなればリレー交換です。
スターターリレーのターミナルが緩んだり接触不良も考えられます
増し締めなどして下さい

メインヒューズ30Aが切れると 全ての回路が遮断されます。
メインヒューズは スターターリレーに 組み込まれています
後はヒューズBOXに5A 15AX2が 組み込まれています

SRV250の簡単セルモーター関係 実体検査図です
ショートなど無いように チェックします
作業は 自己責任で お願いします。
作業中の事故など過去記事に置いても全ての責任は
自己責任でお願いいたします
良爺ライダー・アメフリスキーは 全てに置いて関知しません

もしスターターリレーを交換したら電源が入らない時は
スターターリレーの配線がバッテリー側(赤色)
とセルモーター側(黒色)の接続が違っています。


セルスターターリレースイッチの接続は
最初にリレースイッチのメインヒューズ30Aを引き抜きます
4Pinコネクター接続
バッテリー側配線色赤色のプラス端子銀色に接続
セルモーター側配線色黒色の端子赤銅色に接続する
最後にメインヒューズを取り付けて終了です。

Photo

個人での使用は認めていますが 他への記載・転載は禁じます

良爺ライダー・アメフリスキー


上の画像が見難い時は、下の関連記事に大きい画像があります。
"SRV250のエンジンが掛からない"の質問から”の方に
フル画像で見やすくなっています。下のアドレスから移動して下さい。

関連記事が有ります。併せて読んで下さい。
"SRV250のエンジンが掛からない"の質問から
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/95c4e143f50bebfadb36bbb1cc340e8f

G・GライダーさんSRV動きましたか!
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/f72f8f9b06fec88594914b05ecf61e96

長期保管でエンジンが掛からない?
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/021452bef859f27310e7aaaa2afffb51

SRV250が不調に
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/3e07f2f7efac22f0754e5e44530a00c0

追記:

質問  電気の事は 解りませんが 何故Ωレンジの 所ですか?

答え この実体図で解らなければ あなたは触ってはいけません。
かならず信頼の置けるバイク屋さん YSPへ修理出してください
壊したり 配線を 焼き切ってしまいます。
電気解らんさんへ 説明しますが
あなたは 電気関係には 触らないようにしてください 壊します
質問されたので どういう原理か 説明します
小学校で習った 電気磁石を 思い出してください
乾電池のプラスを 黒/黄につなぎ マイナス側を 赤/黒をつなぐと
電気磁石になり 板が赤/白と赤/黒に 引き寄せられます。
板が引き寄せられた為に 赤/白と赤/黒の線が つながります
これで 本当につながったのかを 
テスターで 抵抗レンジから 導通テストして 針が振れれば
壊れていない と言うことが解ります
此で解りましたでしょうか?

過去記事続編のメニューへジャンプします。
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980

SRV250の発電量 何W出ている?

2013-02-17 15:51:26 | バイクのカスタム
良爺ライダー・アメフリスキーの 2輪達は
最近仕事が忙しいので 車庫の中で 春を待っています

メンテと言えば 時折充電と キャブ内のガス抜きくらいだけで
その時にエンジンを掛け オイルをヘッドまで回すくらいです

寒い時は スターターを引き アイドリングを上げ 暖機運転し
エンジンが暖まるにつれて 徐々にレバーを戻せば良いので
チョークと違い やはりスターターの機能は 良いですね

SRV250の発電量W数を教えて欲しいと言うことですが

そうですね 発電量は 灯火類など 増やしたりする時に 必要です
良爺ライダーも 発電量を知りたかったので 丁度良かったです。
発電量は5000rpnで14V出力で計算します。
5000rpn以上回転上げても
レギュレータICが働き 出力は14V迄です

先日ボルトメーターみていたら 14.5V発電していました。
当然 SRV250 アイドリング1300rpmの時は12V~13Vくらいです
このアイドリング規定値1300rpmというのは
常時灯火類を点灯しても安定供給できる 回転数です
寒い時は アイドリングを規定値より 下げない様にして下さい
アメリカンなど アイドリングを極限まで下げていますが
あれはバッテリーに 負荷を与えています

追記 : vs747さんからは 900rpmまで下げても 大丈夫です
    との返事が来ました。ノーマル使用でしたら 十分かも知れませんね
  良爺ライダーも 夏以外は1000rpm位で維持しています。

夏場は ヒート防止に アイドリング時にオイルポンプの
オイル吐き出し量を増やすために
1300~1500rpmを維持しています
ですが 機械式と違い 電気式は回転数にムラがあるので
おおよその 目安でしか 有りません。
個人の感覚で 排気音を楽しんでください。

そこで SRV250は 発電量何位発電してる?
換装前の SRV250のエンジンで 計測した結果です。
計測した DATAで計算した結果は
BRS250(SRV250)は どの位発電しているか と言うと
BRS250の発電量は 最大322W/5000rpmです
アイドリング時の発電量は 最小276W/1300rpmです

常時点灯に対策して 発電量が多い
あくまでも 計算結果です。
メーカーの 公称数ではありません。

公称W数は マニュアルに 記載されている? と思いますが
それと キャブヒーターが 北九州では 朝夕の気温12℃以下だと
(晩秋から春先までは) 常時50Wは消費します
無闇にキャブヒーターのW数を増やさない様に注意

W数も大きければいいと言うわけではありません
25W+35W=60Wで8.5A そのままアイドリングすると
灯火類もあるので 夜間にアイドリングから 空ぶかしした時
ライトが 極端に明るくなったり暗くなる様でしたら
確実にバッテリーの消費が多すぎます
これでグリップヒーターでも付けたら 最悪です

PTCキャブヒーターに交換する時はバッテリー保護の為に
SRV250は15Wと25Wにして下さい。
35Wは突入電流5Aと非常に大きく バッテリーに負荷が掛かる
15Wで3A 25Wで3.5A です
ヒーター温度は15Wで35℃ 25Wで42℃です
35Wですと48℃とかなり高温になります
ハーレーなど表面積の大きいキャブでしたら 良いのですが
SRV250でPTCキャブヒーターに交換された方
レポートお願いいたします

特に冬場は バッテリーが弱くなり バッテリー上がりの心配がある
余裕を持って 合計で200W位までが 良いでしょう

ちなみに 計算結果ですが 参考にして下さい
エイプ50は 発電量が      95W/5000rpn
エイプ50は バッテリーレスの為 発電量が少ない
WIN120は 発電量が     115W/5000rpn
Jazzも このくらい発電しているのかも?
XLR125Rは  200W/5000rpnです
消費電力には注意して装備して下さい。
発電量の少ない機種は アイドリングを 少し高めに調整します

回転計がない 機種は
このモビールマルチテスタが便利です

Dsc_0338


1万円くらいの 安物ですが
回転計・温度計・その他機能が豊富です
初心者は安価なマルチテスタで十分です。
あまり信頼性はありませんが
安い マルチテスタなどは 軽くて持ち運びがよい
導通等を調べるには 最適です
殆どが この使い方でしょう

アナログテスタより マルチテスタの良いところは
DC測定時 間違って +と-を 逆にプローブを
当てても -の表示してくれます
ですが 精度を問われると 寒暖で違うので
やはり 其れ成りの表示しか してくれませんので
計算する時には 無理があります
良爺ライダーが 仕事で使う
マルチテスタ(時々表示更正します)等と比べると
±15%位の狂いがあり 仕事には使えません


過去記事続編のメニューへジャンプします。
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980

SRV250 フューエルライン実体図です

2013-02-14 12:21:34 | バイクのカスタム
燃料ホース外したら 解らなくなりました。
良爺ライダー・アメフリスキーが
いつも言うように ガスラインに限らず
必ずメモを取る!!
これが初級者及び中級者には1番大切です。
解らなければ 人に頼れば良いや
貴男の技術向上につながりません
どんな上級者でも 初めてSRV250を扱う時は 解らないものです
必ず メモを取り 作業を進めていきます
此は 色々な仕事に 対しても 同じです
社会に出れば 解ることですが・・・・・
良爺ライダーも50年位前に モトクロスレースで メカの技術を磨き
この頃は 市販車を購入して
レース用に メーカーからデーターを貰って スープアップしたり
全て自分で 作らなければ 成らなかった。
スープアップとは
ヘッド研磨・ボアアップ・ポート研磨・チャンバー等
マシンに手を加え 100の力を100以上の力に出力アップする事です
13歳頃に 親戚の方から ガス溶接を習い
チャンバーなど 自分で作っていました
な~んか いろんなもん 作ったね 
トライアル大会では フレームから制作して 出場したり
チームメイトには メカやその他 技術を教えたりとしてきました
簡単に習った事は すぐ忘れるが、苦労して覚えた事は一生?忘れません
ところが 良爺ライダーは 歳を重ねたら 忘れっぽくなりました。
やはり一生は 無理ですね。
社会人になり 某高級機器 オーディオメーカーで
エレクトロニクスの方面で長年 仕事をして来ましたが
部下には常に、自分の力で、乗り越えろと教えてきました。
色々やったが解らず 最終的に聞くのは構いません
なるべく 自分の力でやってこそ
SRV250に 愛着がわくと思います
なんか過去記事が 生かされて居ない様なので 愚痴りました
昼休み返上しての 更新です

さて これからフューエルラインの本文

燃料ホース外したら 解らなくなりました
燃料コック側(乗車して左)が 正面として描いています
燃料ポンプは 裏面から視ています 解りますよね
燃料コックと 燃料ポンプは 向かい合っています
臨機応変に対処してください
初めて外す時は 下図の様に
実体図をノートに 書き込んで 作業します。
ハーネス等から 部品を外す時もです。
特に自分で 追加した部品などは
後々解る様に 必ず整備手帳に メモしておきます。
これ基本です
画像が引っ越し時削除されて無くなりました。
画像は最新記事でご覧下さい。

  最新記事へ移動します。
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/dd6a8a056d72a91bcc38aa3ad52dd1b4
それとバルブシートのオーリングが悪くなると
オーバーフローする原因が此処にあります
上の 実体図を見て下さい。 ガスの流れが解ります
ガスポンプよりキャブへガスが圧送されるのですが
その時に フロートが上がり フロートバルブが閉じると
余ったガスは ガスコック(Return)へと 戻されます。
オーリングが劣化して 割れたりすると 其の隙間から
フロート室へと 少量ですが 進入してきます。

それが 車庫で長い間 停めてあると 時間を掛けて
キャブより下にあるエンジンにオーバーフローとして
マニホールドを通ってエンジン部へ流れ込みます
最悪 バルブの状態によっては ピストンからクランクへと流れ込み
エンジンオイルが薄まり 焼き付きの原因とも成ります
其れで 耐用年数が来ていますので 悪くなくても
今の内に オーバーホールした時は 必ず
フロートバルブも 一緒に交換する様に 言っているのです
”転んだ先には崖の下”障害が起きた時は 遅いのです
” 転ばぬ先の杖 ”と言うでしょう

ガスポンプの ダイヤフラムが劣化して ピンホールが出来ても
同じようになります。
ガスコックよりガスが圧送され ガスポンプのダイヤフラムの穴から
ガスが負圧用ラインを通り エンジン部へと流れ込む
燃料コックも 負圧式ですので 例外では有りません
もしコック・ポンプを分解してダイヤフラムの状態の善し悪しでは
中古など購入せず 新品に交換した方が良いでしょう
今回は 数人の方が ラインを外したら解らない と言うことで
ちょっぴり愚痴になりましたが ご勘弁を
ここで良爺ライダーも 伝えたいことが 伝えられて 良かったです

パルスジェネレーターの意味ですか?
過去記事にも 伝えたと思いますが
簡単に言えば ポイントです
パルスジェネレーター=パルスピックアップコイルとも言います
ポイントの代わりに パルスジェネレーターへと変わりました
フライホイールの外側に 黒く四角いBoxがあります
其のセンサー部が
ピックアップコイル(中はコイル)です

  Dsc00284


フライホイールの外周に 2㎜ほどの厚さで 凸が見えるでしょう?
丁度 ピックアップコイルの 上です
フライホイールが回転すると凸がセンサー部を通り
CDIにパルス(信号)を送り IGからプラグを通り
火花が出てエンジンが始動します
古いエンジンでは ポイント式でしたが
現在は メンテナンスフリーの CDI等に切り替わりました。

Jazzに PC20を付けています。キャブヒーターを付けたいのですが
付けるのは 簡単ですが 発電量が 少ないのでは?
付けた事が無いので解りませんが
Jazzの電源は12Vに変換してある事
6V用はキャブヒーターは用意されていません。
現在 Jazzのエンジンが 有りませんので 発電量は 解りません
Win120が 計算上で 115W/5000rpm 発電しています。

20Wのヒーター 前後2個付けたとしたら
常時20WX2=40W消費することに なりますので
バッテリーが どの位の容量が 付いているのか 解りませんが
バッテリーに かなり負荷が 掛かります。
バッテリー上がりなどに 注意しなければ 成りません

”特にアイドリング時は”
メーカー公称W数と、+キャブヒーターのW数が 必要となります
アイドリングも1500rpm~2500rpm位高めにして
それこそ非常用に使用し サーモスタットスイッチの 代わりに
ON・OFFスイッチを 付けたなら良いかも
ですが SWを入れたまま 忘れる可能性もあり
バッテリーへの充電不足も有ると思います

フラマグ点火の場合は バッテリーが上がっても
エンジンは掛かるので 良いのですが
上がったままだと 電球などが 切れやすくなります。
保安部品が 動作しないと 道交法違反になります。
対策は 巻き線屋さんで コイルを巻き直し
+Bとヒューズの追加など行えば良いでしょうが
やはり無理だと思います
最低でも150Wくらい 発電しないと 無理でしょうし
スクーターみたいにボディーに囲まれていると良いでしょうが
発電量も200W以上で 消費電力を押さえれば可能です。


過去記事続編のメニューへジャンプします。
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980

SRV250 キャブレター・オーバーホール 下半分編

2013-02-11 09:05:08 | バイクのカスタム
良爺ライダー・アメフリスキーも
ブログ人 通信エラー事件や
仕事が 忙しかったので 延び延びとなり
ようやく 後半編に入ります
キャブレター・オーバーホール 下半分から 最後の調整まで
初心者を対象に 始めます
上半分は 前回で終了したので 初めての方は 過去記事で予習して下さい
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/d/20130113
スロットルの 同調スクリューは 触らないで進めます。
もし 完全に分解した方は 過去記事の
良爺ライダー・アメフリスキー流 同調の取り方を 参照してください


まずフロート室を 上側に向けて 固定してあるビス計4個外します
Dsc_0246_2
何故4個?と お思いでしょうが 2番側のフロートの 保護です
最初は 必ず1番エンジンから 始めます
Dsc_0324_2
1番側 4個のビスを外すと フロートが見えます
このフロートは 未だ触らないで下さい
Dsc_0325_2
先に 片方だけ作業するのは 作業中に 隣のフロートに触り
フロートのレベルが 変わる事への対処です

通常使用でフロートレベルは 変わりません。
オーバーホール時、必ずフロートバルブのチェックする事
フロートバルブの小さな凸のダンパーの動き
これの動きが渋い時は何度も上下させて
動きが、スムーズに有る事を確かめる。
オーバーホールした時の ミスによって変わるのが99%
あと1%は レースなどで激しく フロートが上下した為に
フロートバルブとフロートアームの
ベロ(フロートレベルを調整するところ)が接触し摩耗して
ベロに凹みが出来た時などに レベル調整するくらいです
極端な話ですが ベロを
0.1㎜動かしただけでフロートでは1㎜動きます
このくらいシビアな調整です。
それと車体が垂直でないと 意味がありません
またフロートレベル調整には 治具がありますが 自作でも結構です
治具で調整するには 色々と手順が 面倒くさいのです
だからフロートを 慎重に外せば 少しくらいでしたら大丈夫です

________________________________

2/21追記 :フロートの高さを 聞かれたので 計測しましたが
中古で購入した このキャブは 触っているみたいです
参考 : ドラッグスター250の場合フロート(Hight)が 16.5~17.5mm
キャブの実測で17.0mmでした。
SRV250の フロート(Hight)=No1=16㎜ : No2=15㎜
合っているのかも知れませんが
このフロートのLevelが
1番(低い)と 2番(高い)1㎜違うので
キチンとhight調整はした方が良いです。
数値が解らないと 何かあった時に 不安になります
BRS250(良爺ライダーのSRV250)で確認します。
フロートを 新品に付け替えていますので
計測するまでこのフロートの高さは 暫定とします。
両方とも 狂っているかも 知れませんので
すこし 暖かくなるまで お待ち下さい。
計測方法など 後ほど更新します

 ’’13年5月18日
追記 フロートハイトは 新品フロートの計測結果です
SRV250の フロート(Hight)=No1=10㎜ : No2=10㎜
以前中古のキャブを購入したが不良品でした

その経緯は後ほど更新します。
SRV250所持者の方でフロートの HightDataを お持ちの方は
皆さんの為に このページにコメント下さい。
お願いします。良爺ライダー・アメフリスキーより
________________________________

フロートは 極力優しく取り扱って下さい。無理に触らないように
外れないからと言って フロートに力を 加えない様にして下さい
まずは フロートアームの横に ニードルキャップがあります
この ニードルキャップを メガネレンチで 緩めて下さい
締める時も このキャップは 真鍮製で強度がない為 すぐ壊れます
力の入れすぎは 禁物です
Dsc_0326_2
キャップが外れたら 中に ニードルバルブが 見えます
このバルブは ダイヤフラムと一緒に
Dsc_0327_2
フロートアームの シャフトを外から内側に 押し出して下さい
5㎜位出たら ラジオペンチの先端部(フラットなところ)で挟み
傷つけないように 引き抜きます
その時 フロートに手を添えて
シャフトが 抜きやすいように 補助します
シャフトが抜けたら フロートアームのフロートを 軽く握り外します
Dsc_0328_2
フロートと一緒に フロートバルブが出てきます
常時オーバーフローする
止めて置いていると オーバーフローしている
等有りましたらフロートバルブAss'yで交換します
バルブシート側のオーリング劣化で ガスがにじみ出ています
交換した形跡がなければ
耐用年数が来ていますので 要交換です
*フロートバルブのダンパーの動き確認をします
この作業は素人メンテでは見逃しがちです。
走行していたらなんとなくエンジン暖気が終わったら調子が悪くなる
ガスが濃くなる
ここを見逃してフロートの高さ調整をする人が多い。
フロート調整をする前にダンパーの動きを調べてください。
ダンパーの場所はフロートバルブの引っかけがついている
小さなポッチです。このポッチを押してみて動きが渋かったり
固着していたら交換するか、軽く動くように作業してください。



この作業が終わりましたら 次に2番側のフロートに掛かります
同じ要領で 作業して下さい。
1番・2番共に外したら ようやくJet類の掃除です
この作業は 手を抜かないように して下さい。
Dsc_0329_2
7時方法がバルブシートです。ペンチなどで掴み
傷や変形等させると、この部品は使えません
必ず 部品購入後 作業して下さい。


真ん中に 逆三角形で並んでいるのが ジェット類です
此処で 一番大事なのが
10時方向にある 分解出来ない Jetが有ります
右のパイロットJetと真ん中の大きいメインjetは
壊れても 交換部品がありますが

左のJetは分解出来ません。 長期間放置された時は このJetが詰まり
症状は スローが効かなくなります
いつも アクセルを煽ら無いと 止まります
中高速になると 走行出来ます

だから もしこのJetが 駄目でしたら
中古を購入するか 新品に交換します
良爺ライダー・アメフリスキーのは
2台のキャブを1台にして 使っています
いつも 乗って居られるのでしたら 大丈夫でしょうが

念のために 外した時に このJetを 口に含み 吹いてみて下さい
息が 通り抜けるようでしたら OKです
エアーダスターでしたら この音が 聞こえないので 必ず息で

あとはメインジェット パイロットジェットの 掃除をして下さい
口に含むのは 奥の大きいJetです
息が通らない時は
最後の手段として アクセルワイヤーを 10㎝程切り 1本にほどき
癖を直して 真っ直ぐにしたなら 奥のJetの 掃除をしてみて下さい
焦らず ゆっくりとワイヤーを 回転しながら 押し込みます
時々 CRCを吹きながら 作業します。

良爺ライダー・アメフリスキーの 駄目だったキャブは
これで息を 吹き返しました。
Dsc_0334_2
パイロットジェットの 詰まりの掃除は 銅線でします
ジェットの穴より 大きい銅線は 駄目ですよ。
Dsc_0330_2 Dsc_0332_2
パイロットジェットの 掃除が終われば
メインジェットはエアーで 吹き飛ばすだけです
Dsc_0333
2個並んでいるのが エアージェットです
斜め上が メインエアージェットです これは分解出来ませんので
エアー通しだけで 結構です
其の下の 黒い小さな穴が エアージットです
これは 分解出来ますが 外からエアー通しだけで 結構です
最後の仕上げに パーツクリーナーで
キャブに有る 小さな穴をクリーニングして下さい
組み立ては 今まで行った作業の 逆の手順で行います
これで終わりますが後で気がつけば追記という形で行います


質問などもこのページで対処します
最後はパイロットスクリューを1回半戻してSRV250へ組み上げます
パイロットスクリューは 混合ガスの量を調整すします。
よって締め込むと混合ガス(燃料)の量が少なくなり(薄く)
緩めると混合ガスの量(燃料)が多くなる(濃く)
O・Hが済めば ガソリン添加剤 フューエルラインクリーナー
等で錆などの予防をして下さい。
ヤマハからも純正で出ています。
ピストン・ヘッドのカーボン除去用添加剤

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http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980

SRV250とBRS250(SRV250)用 簡単配線図

2013-02-09 11:29:14 | バイクのカスタム
今日は キャブのO・H 下半分の更新予定でしたが
思わぬ結果で やり直しです
書き込みも 95%程終わり 最後の画像取り込み中に
ブログ人だけの 通信エラーで 全て消えてしまいました。
OCNから 謝りのコメントが 届きましたが
もう 記事内容も忘れてしまい
やる気無くして この記事の 更新となりました。
思い出しても” ムカ~ッ ”です。
良爺ライダーは 169/103と 血圧が上がりました。
次回は 必ず下半分です。
原稿なしで画像 視ながら
キーボードに向い ” カチャカチャ ” と書き込みます
記事が残ってないので  前とは(忘れた)
少し違う記事内容になるか? と思います。


良爺ライダー・アメフリスキーの作った
BRS250(SRV250)の簡単配線図

沢山の方から リクエスト頂 有り難うございます。
仕事が忙しかったので 返事を出せませんでしたが 
本日 ブログのチェック致しましたら
メールやコメントの数で驚きました。
前作は 最初から作り直したので 5時間ほど掛かりましたが
今回は 前回に 公開した配線図より 大幅にライン変更を行い
ヴァージョンアップして スッキリさせています。
配線も大きいラインで描き ブログからでも 読みやすいようにしています
BRS250の配線図も 先月完成したばかりで
BRS250からSRV250へ 配線の移植をしました。
SRV250の配線は良爺ライダーの頭の中に入っています
移植ですので簡単 30分くらいで仕上がりました。
最初から この方法にすれば 良かった。
SRV250・BRS250の 配線図が欲しいという方には
前作の Ver. 2.02ではなく
大きく 設計変更した こちらのVer. 3.0 を メールで送信しています。
電気系統の点検に役に立てて下さい。
2010年9月に SRVのワイヤーハーネスを紐解き 適当に作った配線図
この時は もう目茶苦茶に 見づらかった
BRS250の配線図Ver.1.00を 少しずつ訂正して
今回は読みやすいようにVer.6.00(完成)に 作り直しました。
昨年 配線内容調べる為に SRV250の配線図を
YSP様より戴きましたが 検図が済んだので 削除しました。
ポジションライト・等を 追加したい方は 参考にして下さい。
もし良爺ライダーと同じ配線にしたら
容量の大きいバッテリーに交換して下さい。
過充電対策です
灯火類をノーマルで どの位使っているのか 解りませんが
だいたいヒーター込みで 150W~200Wの範囲で
消費していると思いますので 充電量は十分にあります。
寒冷地では 寒い期間が長いので
バッテリー上がりを防ぐ為にも 容量に余裕を

Srv250ver10
この配線図は個人使用を目的としています
Webでの記載・転載は禁じます


お詫び 安全回路でリレーの配線が赤/白の途中で止まっています
赤/黒まで延長して下さい。
ノーマル配線に移植しました。
SRV250の配線は下の画像です。
SRVのディマースイッチを改造したので解らなくなりましたから
SW配列は 解るように シンプルに配線しています。
前Ver. ・・・ は 保存するときに手違いがあり 
色にじみが出て 色の変化が出たので 没になりました。
New Ver. 3.00で SRV250配線図を 公開します

Srv250ver203
この配線図は個人使用を目的としています
Webでの記載・転載は禁じます

2015年最新記事は、SRV250配線図を、拡大フル画像で更新しています。
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お詫び
安全回路でリレーの赤い配線が 赤/白の途中で止まっています
赤/黒まで延長して下さい。
皆さんに送った配線図は 訂正していますので ご安心を
ラインの引き方を 変えましたので 解りやすいと思います
また初心者に対しても注意書きがあります
回路の内容が解らない人は
よく読んで下さい
図面内部には 注意書きとしてありますが
ブログでは見にくいので、参考にして下さい。
①ラインが交差しているところは 配線はつながっていません
②ライン上にある 丸い環は各配線がつながっています
③+Bとは 12Vが流れるところです
④ ラインの黒い線は  ハーネスの内部で つながっています
表に引き出してアース(マイナス)が フレームに短絡します
フレームアースと言います。

そこでアース取りを確実にする為に
テールと エンジンと ヘッドライトと キャブヒーターまで
大きな線で 配線した方が 電気抵抗の面で優位です。
鉄よりも 無酸素銅の方が 伝導効率が優れています
その為に(プラグ・IG・セルモーター・ライト)の接触不良などは
直接アースを取るので ラインに負荷が少なくなります
アースの取り方は 過去ページを 参考にして下さい。

SRV250純正の 配線図で黒い線が 切れているが
どうなっているのか? 意味が解らない と言うことですが
上の回路図のように 黒い線は全て つながっています
図面制作上 簡素化した物です
この純正配線図は 検図が済み 削除しました。
Ver.3.00を参考にして下さい。

キルスイッチとは何ですか? 切るスイッチ?

キルスイッチとはKill・SWで点火系を遮断するスイッチで
スパークプラグに火が飛ばないようにします
フライホイールマグネット(フラマグ)でしたら
CDIから出た信号線を 
例:Jazzでしたら 黒二白帯線を フレームに短絡したら
エンジンが止まります
メインスイッチも同じ事をしています
その為フラマグ用のメインスイッチは
IGの信号線とアースの他に 電源ON・OFFスイッチが必要になります
バッテリー点火の場合は電源の ON・OFFスイッチだけです
SRV250は バッテリー点火ですので フラマグと違い
イグニッションコイルの +Bを遮断すればエンジンが 止まります
配線図を見ても コイルの前に ヒューズが有るでしょう?
このヒューズが切れると 当然エンジンは止まります
メインスイッチ(+B)から ヒューズを通り キルスイッチ(Kill・SW)
からイグナイターユニットへ続きます
当然 キル(Kill)SWは +Bを遮断する 普通のON・OFFスイッチです。
解りましたか?
” 切る・切れん・切らん ”の 三段活用とは違います
初心者は必ず配線色を頼りに進んで下さい。
あと1ヶ月は寒い日が続くと思いますが
シーズンに入って調子が悪くならない為にも
しっかりメンテナンス行って下さい。

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