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蝦式電影生活(新館)

ずっとほったらかしやったんですけど、ブログ人のサービスが終了するらしいんで、ここを作って過去のデータを引っ越しました。

週末Diner meets ランチキ騒ぎ@神戸。

2010-04-26 23:35:28 | Live or DIE!!

一週間ライブが無かっただけで、何か変な感じ。

週末の仕事が無くなったので、久々に神戸に行ってみようと思ったのです。
andymoriの出演するイベント
週末Diner meets ランチキ騒ぎ」のチケットがまだあると聞いたので。
で、イベント前日にチケ取ったにも関わらず、なんと整理番号20番台。
…え!?andymoriですよ、アンディモリ。
ツアー追加公演のクアトロが完売、
9月にはなんばHatchまで決まってる、急上昇中のandymoriですよ?

あまりのeasyな展開に、実は出演するのは、
"andynori"とか"anbymori"とかみたいな名前のコピーバンドなんやないかと
直前までびくびくしながら向かったのは、港に面した倉庫を活用した上屋劇場。

開場前から港側のスペース、フリマや飲食ブースなどの出店が行われていて、
学園祭のような…、いや、町内のお祭りみたいなほのぼのムード。
意外に広くて驚き(クアトロぐらいのキャパあるんちゃうか?)の劇場内は、
マッドサイエンティストの研究所みたいなダークなテイスト。
シャングリラより雰囲気のあるライブスペースは初めて見たかも。
そしてそれ以上に驚いたのが、…人、少なっ!!
空間が広く、元倉庫なだけあって天井が高いだけに余計に目立つ。
ステージ前も、4列くらいしかオーディエンスいいひんやん
なので開演まで、再度学園祭…もとい飲食ブースで時間つぶし。

…うわー、andyのドラム・後藤君がフツーにメシ喰ってるわ!
その横では、イベント主催者、GOING UNDER GROUNDの
松本素生がギター弾いて唄ってるし!!(しかも、誰も特に聴いてへんし!!!)
とうことで、本物のandymoriが出ることは確認されましたが、
何だこの垣根の無さは。感動的にユルいイベントなのです。

トップバッタthe teleparthysの次は、松本素生の弾き語り。
今日はソロやから「S×O×U」と呼ぶんが正しいのかな
客席後方でフツーにぺちゃくちゃ喋ってる輩が多くて、かなり迷惑。

三番手、「SUNSONS」はある意味今日のメインイベンターか?
おいちゃんたちのバンドなのですが、始まると同時に
舞台前にはちびっこ達がずらりずらり。
…どうやらメンバーや関係者の子どもさん達らしい。
中にはスタッフパス下げてるちびもいるし。
でも、音楽聴きながらエアドラムしてるちびとかもいて、
音楽のある環境で育てられてる感じなのは素晴らしい。
しかも途中からステージによじ登っては、コロガシに
寄りかかってたり。お前ら自由すぎるぞ。
MCで連発される『…パ~ティ~やでぇ~♪』のフレーズに中毒。
(…この絶妙なアクセントを文字で説明するとですな。
 戦国大名「長曽我部元親」の「ちょうそかべ」を発音する抑揚のまま、
 『ちょ~そ~かべぇ~♪』と、だらりと音を伸ばして下さい。
 この音を『パ~ティ~やでぇ~♪』と置き換えて完成です。
 「パ」でなくて、「ティ」にアクセントがあります。
 …Mr. BATERの「パーティー行かなあかんねん」と同じか。)
このドラッギーなフレーズ、終盤には、
「Aprilの24日は?」
「…パ~ティ~やでぇ~♪」
のコール&レスポンスが完成するほどの浸透ぶり。

んで、トリがandymori。
松本素生によると、「好き過ぎて解散して欲しいバンドNo.1」らしい。
ドラムセットが舞台上手に、センターを向いてセッティングされるのですが、
その真ん前の位置で、ドラマーを真横から見る。
なかなか見られない脚の動きもガン見できる絶妙なポジション。
先のSUNSONSの延長で、ステージ上手端によじ登ってちょこんと座る女の子と、
その子が気になるドラム後藤君。なんだこの不思議な世界。

■セットリスト(かいてぃさん勝手に貰いました~)
01.夢の中へ(陽水カバー)
02.すごい速さ
03.everything is my guitar
04.ベンガルトラとウイスキー
05.クレイジークレイマー
06.1984
07.ハッピーエンド
08.CITY LIGHTS
09.FOLLOW ME
10.SAWDEECLAP YOUR HANDS
EN1.ロックンロール(くるりカバー)
EN2.Life is Party

夜は三宮に場所を写し、同イベントの「打ち上げ」DJパーティー。
このハコは所謂「クラブ」なんで、
いつもと違いオーディエンスのTシャツ率限りなく低し。
でも、べろべろの酔っ払いと、女の子に声掛けまくってる奴が多くて辟易。
…邦楽ロックのDJイベントって、健全な空間やってんなぁ。
(ちなみにハコのセキュリティチェックはしっかりしてて、
 エントランスのチェックゲートで
 「…あのー、出演者の後藤大樹なんですが。」と言ってる後藤君に遭遇。)

松本素生やandymori後藤のDJも、普段聴かないような曲が多く
全体的にかなりアウェイな空間やったものの、
お目当てのエレキコミック・やついいちろうのDJは最高!!
レミオロメン『粉雪』でのやっつんからのオーダーが、
「全員つまらなそうに、やっつんに罵声なんか浴びせつつ
 フロアからハケていくんやけど、サビになったら全力で戻ってきて合唱」
とか、訳の分からんギミックがめっちゃ面白い。

ダイノジのジャイアンナイトもそやけど、エンターティナーとしての
お笑い芸人のスキルって、他の娯楽要素と合わさった時の相乗効果が
恐ろしいのであります。


レゴPOLY、その後。

2010-04-19 21:06:25 | Live or DIE!!

録画してあったSPACE SHOWER TVの音楽番組
「MONSTER ROCK」(VJはホルモンのダイスケはん)を観てたら、
POLYSICSの武道館公演の映像が流れていました。

会場はあの日本武道館やのに、その盛り上がりが
いつものライブハウスにしか見えなかったことが喜ばしく、
そして自分がその中の一員であったことが、とても誇らしく思えました。

発売中の音楽雑誌にもライブレポートが載り始めていますが、
本当に素晴らしい、奇跡のようなライブでした。

LEGOの売り場を見るたびに立ち寄る癖がついて一ヶ月と少し。
ようやくカッコがついてきました。
(カヨにポニーテールの時があったかどうか、あんま定かでは無いんやけど…)

Dsc04454


関西におけるDJパーティーの趨勢と、人口減少時代の消費者のあり方。

2010-04-18 22:03:33 | Live or DIE!!

昨夜は梅田Shangri-LaでオールナイトのDJパーティー、Getting Better

ゲストライブは無かったものの、
映画「ソラニン」をイメージしたコンピレーションアルバムについての
トークイベント(ただしぐだぐだ。どうしょうもなくぐだぐだ。)と、
QUATTRO、BAWDIES、9mmの三組にフューチャリングして、
それぞれの楽曲が30分づつノンストップで流れる。
QUATTROは『HEY』しか分からんかったけど、
BAWDIESと9mmは超踊れて文句無く楽しい。

途中、多分奥田民生繋がりなんでしょうか、
髭(HiGE)『黒に染めろ』⇒ユニコーン『大迷惑』⇒フジファブリック『銀河』の
流れが最高にアガる。
銀河、ダイノジのジャイアンナイトでは定番やけど
そっちでは決まったフリがあるので、
昨夜みたく自由に踊れるのもまた快楽。ほんま神曲。

…しかしショックなことに、俺ベスト入りが確実な
大迷惑も銀河も、イントロで気付けへんかったのです。
当日ハタチになったばかりのライブ仲間に教えてもらって、
やっとそれと認識するようなテイタラク。
歳を重ねると、音として認識できる周波数の範囲が狭まるそうですが、
そろそろそいいうオトロエが入ってきてるんやろか。

オトコノコが少なくて、全体的に大人しい夜やったけど、
BIGMAMAでのモッシュにあんだけの人が入ってくるとは意外。
MAMA、人気出てきてるなぁ。

DJ片平実、今夜はサニーデイ・サービスやるからって言うてたのに、結局流さず終い。
終演後、べろべろに酔ってる片平さん捕まえて文句いったら、
『「LOVE ALBUM」に入ってる『うぐいすないてる』を流したかったんだ。
 あの曲は凄く良いよぉ!!』と握手してもらいました。
…良い曲やけど、あれ流してたら確実に盛り下がるな。うん。

最近覚えた、この手のDJパーティーって遊びが凶悪に楽しすぎて、
今年に入って、オール月2回のペースが定着してきました。
このバカ騒ぎで、デスクワークに憑き物…もとい付き物の腰痛や肩凝り
全身の倦怠感も一気にブッ飛びます。

これ、時間の使い方としても結構有意義で、
深夜11時半のスタートで翌朝5時過ぎに終了、
そのまま家に帰ってきたら即就寝。
昼過ぎに起きて、何事も無かったようにフツーの休日を過ごしたら、
最終的に夜中分の半日をまるまる得した計算になるのよな。
(休みの日って、なんとなく昼頃までだらだら寝てない!?)

特に「最近、いろいろ考えてると寝付けなくって…」とお悩みの貴兄貴女。
徹夜で一晩踊り倒して、くたくたのふらふらで迎える夜明けには
のび太のごとく「1・2・3・グゥ」で、即座に心地よい眠りの世界に沈めますよ。
(あ、別に僕が普段眠れてないという訳ではないので念のため。)

ところで、昨夜のGetting Better。実は過去最低の動員人数やったそうです。
ダイノジの大谷さんも、大阪でのジャイアンナイトは
盛り上がるけど動員は少なくてもったいない…と仰ってました。

昨年末、大阪でのCOUNT DOWN JAPANが開催されなかったのは
記憶に新しいですが、ライブやフェスだけでなく、
映画館やテーマパーク、ショッピングモール等々、客の入りが少なければ、
中止・廃止なり閉鎖なりの結末を迎えるのは必然です。
DJパーティーだって、これまた同じ。

連日どこかで、頻繁にDJパーティーが開かれている都内とはことなり、
関西圏でのイベントは、さほどタマ数が多い訳ではありません。
それでも動員が少ない、という事実から類推するに、
関西圏では(タマ数が少ない故に)、DJパーティー自体の認知度が
都内よりも低いんやないでしょうか?

正直なところ、僕も初めて体験するまでは、
「クラブで朝まで踊る」なんてのは
もっとスノッブな行いなのかと思っていました。
確かに、そういったクラブイベントもあるんでしょうが、
邦楽ロックメインのDJパーティーは、スノッブでもお洒落でも何でもなくて、
浮世では到底あり得ない、ただのクレイジーであほな空間です。
ライブの盛り上がる部分だけを切り取って煮詰めたような一夜です。

ライブジャンキーには確実に楽しんで貰える場所なので、
未体験の方、ぜひ一度脚を運んでみてください。
お酒飲みながら爆音で踊る楽しみはもちろん、
DJパーティーがきっかけとなって、
新しいアーティストや曲との出会いがあることも多いですよ♪

ちなみに、今把握してる直近の開催予定。
4/28 23:00~翌朝 MUSicK vol.8@心斎橋AtlantiQs
5/ 1 23:30~翌朝 OSAKA BOOTLEG vol.5@梅田Shangri-La(えび参加予定。)
5/15 16:00~21:30 FREEDOM@神戸RAT(未成年OK!!)
6/19 23:30~翌朝 Getting Better@梅田Shangri-La

既に日本の人口は減少局面に入っています。
あらゆるサービスについて、享受できて当然と
暢気に受身で考えていられる時代は、もう確実に終わっています。
もし近所のお店が閉まったとしても、
それについて「不便になったわー」と文句言う資格があるのは
一定以上、お店の売り上げに貢献してた人だけです。
残したいもの、残すべきものについては積極的に参加していかないと、
いつまでも、そこにあるものではないのです。
…これはライブやフェスや、DJパーティーに限らず、
すべてのものについていえること。


四月前半参戦記。

2010-04-17 21:02:18 | Live or DIE!!

冬がだだをこねてるように、寒さが足踏みしておりますな。
年度始めの多忙な時期やというのに、隙をみてはライブ通い。

4月2日、サカナクション@なんばHatch。
アルバム、kikUUikiのツアーは大阪が初日。
一般的には狭いハコの方が好きなえびですが、
サカナクションは大きな場所の方が映えるアーティストやと思います。
(思えばサカナにハマるきっかけも、昨年のナノムゲン、
 横浜アリーナのばかでかいステージでした。)

サカナ明け、そのまま心斎橋Club☆Jungleで
オールナイトのDJイベント、onion night LV.11。
サカナ・オウガ・the telephones特集ということで、
それぞれの曲onlyの時間が40分くらいずつ。
しかし、電話ズだけで踊り続けると死にそうになります。
(フツーのライブよりも、DJの際はBPM高くなってるし。)
ゲストライブにMONICA URANGLASSと、
もう一組はテクノポップな三人編成、nuxx。あー、ここ結構好きだわ。
フライヤーにはBaNGBaNGBaLLooNと紹介されてたけど、
アルバムリリースにあわせ、最近nuxxに改名したそうな。

【この段落、忘れてたので後日追記。】
4月4日、福島2nd Lineでasphalt frustration。
対バンのyour gold, my pinkとthe chef cooks meが聴きたくて
取ったチケットやったのですが、アスフラが活動休止を表明し、
奇しくもこのライブが、アスフラのセミファイナル、関西最終公演となりました。
でも、湿っぽくも無く、良いライブやった♪
再会のアカツキには、また聴きに行きます。
初めて聴いたchefも最高。
ボーカルの下村亮介、いきなりマイクスタンドを客席に下ろすと、
自分もオーディエンスの中に降りてきて演奏を始める。
前方中央にいたので、えびのすぐ右横でSIMORYOが歌う状態。
ボーカリストが歌うのを、こんなに間近で観るのは初めてやったので、
その迫力に打たれました。

4月8日からは、正気を疑う怒涛の5連戦。
まずはandymori@心斎橋クアトロ。
か細いイメージがあったけど、勝手に想像していたよりも
声量もしっかりしていて、歌も上手いので驚いた。
先月末に梅田シャングリラでツアーのワンマンやったのに、
その追加公演がもう心斎橋クアトロ。
秋にはなんばHatchが決まってるっていうイキオイも分かります。
この日から「CITY LIGHTS」が頭の中でエンドレス。

翌9日はmonobright@なんばHatch。
変態・monobright、CDJ以来久々のステージです。
しかも対バンがド変態・ザ50回転ズとは、変態好きには嬉しい限り。
若いおにゃのこが多いmonoの客に、50回転ズは
ドン引かれするんではないかとの懸念もありましたが、
始まりゃあっという間にぐちゃぐちゃわちゃわちゃ、いらん心配でした。
…チケが売れんとヨロシク無いのは分かってるが、
オーディエンスが少ないと、あのクソ狭いなんばHatchの柵間を無視して、
最前ブロックでもサークルが組めてしまう嬉しさが皮肉。
mono前半は、怒涛の新曲ラッシュ。
奇しくも桃野本人が「めちゃくちゃ乗りにくいでしょ」と
言うとりましたが、…乗りにくいわっ!!
もっとも、後半は無事にわちゃわちゃ。
「踊る脳」&「アナタMAGIC」の連発はサイコーでしたが、
JOYJOYも欲しかったトコロ。
で、50回転ズのダニーの後に見ると、桃野陽介が普通に見えてしまう不思議。

10日、梅田HEP HALLでぴあ&802主催のライブイベント、『SOUND GATE 2010』
会場に着いてびっくり、スタンディングやのに、
何でみんな上着着てヒール履いて、ご丁寧に手には荷物まで持ってるのだ。
どうやらこのイベントでは、こっちのスタイルがデフォな様子で、
Tシャツ&タオルの勢力は圧倒的に少数派なアウェイ空間。
最初は女性ボーカルとベースのユニット、MAGIC PARTY。
目の離れたお姉さんは好きですよ。
次がチャットや9mmと同じ、いしわたり淳治プロデュースの
沖縄発ガールズバンドFLiP。会場がボー立ちなのが可哀想でした。
三番手、802があほみたいにPUSHしてるシンガー、miwaちゃん、
おぉ、ヴィッキー・チャオ似でめっちゃ可愛いでわないか。
今日のお客さんの多くは、彼女目当てやった様子。
普段聴くアーティストとタイプは違えど、良かったっすよ。
小柄なアコギ弾きは、若き日の川本真琴を思い出すなぁ。

四番手、本日のお目当てその1は、久々のオレスカバンド。
関西のアーティストやのに、呪われてるんかと思うくらいに
京阪神でのライブの日は都合が合わず。
年末には東京まで遠征するも、メンバーのインフルエンザで出演キャンセルと
とにかく巡り合わせの悪いオレスカちゃん、昨夏のRIJF以来ようやくの再会です。
当初は全くアウェイな雰囲気でしたが、
そのうち発生したモッシュピットに飛び込み、モッシュ&スカダン。
…周囲からは、何か汚らしいモノを見る目で見られてたが、そんなん知るか。
早くワンマン行って、存分に踊り倒してぇ~!!

お目当てその2は、トリのアフロの三人組、
この三人の前では、かつてのスキマ真太くんやスクビのMOBYが
かわいらしく見えてしまう程のグレイツなアフロメン。
見た目+爆笑MCに惑わされてしまうが、曲はすごくまっすぐなのよな。
なので、先にラジオとかで曲を知ってから本人たちを見るとびびるかも。
この手のイベント、MC上手いのは強みやねぇと感じてしまう盛り上がり。
何となくモヤモヤした出だしやったけど、オレスカと鶴で吹っ切れて満足。
ベースのとみと、ギタボのいかすちゃんに写メとって貰いました♪
(…リーダー改めハヤミ、シャッター押させてスマヌ。)

11日、ロキノン主催のJAPAN CIRCUIT山崎死闘編@堂島リバーフォーラム。
この新しい会場は、普段はあまりライブには使わんのかな?
ロッカー無いのは不便やけど、梅田から歩ける距離がZeppより断然嬉しい。
意外にもトップはアジカン。ゴッチ、最近ツイッターでつぶやいてるのしか見てないけど
ちゃんと歌ってて安心した。生ソラニン聴いたよ。

二番手、BAWDIESは本日のお目当て。隣のお姉さんと踊り倒す。
曲間のMCで、ROYが上手くアオってくれて、場内ヒートアップ。

三番手は、本日一番の若手で、一番無名なPlenty。
BAWDIESとは一転、静まり返った場内にハイトーンのボーカルが響く。
江沼はめっちゃ緊張してるし、MCもほとんどなかったけど、
場内がぐわっと鷲掴みにされたのが分かったし、
えびもまた引き付けられました。めっちゃええわ、ココ。
オーガナイザーの山崎洋一郎が絶賛してる理由が分かりました。

四番手、ベボベことBase Ball Bear。
映画『リンダ リンダ リンダ』で、ペ・ドゥナのバンドのベーシストを
演じていたのが、ベボベのベース・関根史織。
スタンド「ラブ・デラックス」の使い手、山岸由花子を
シングルのジャケットに起用したことでも(一部で)有名なベボベ。
爽やか路線を爆走する青春ロックバンドやけど、
既に全然「Stairway Generation」で無いえびが聴いてていいのだろうか。

トリはエレファントカシマシ。
エレカシをちゃんと聴くのは初めてなんやけど、
宮本めっちゃ熱いじゃないかエビバディ!!
確かに長いイベントで腹は減るけど、
エビバディの腹具合ばっか心配し過ぎだぜエビバディ!!
熱い曲あればユルい曲ありで、引き出しの多さに感心しました。
ユニコーンとかフラカンとか怒髪天とか、最近おっさんバンドが熱いよな。

5連戦最終日、12日は地元の大津U☆STONEでmudy on the 昨晩。
Francis、JERRY BEANSの地元バンド二組と、大阪のDOOKIE FESTAがあって、
最近お気に入りのyour gold, my pink。(ゴルピン、と略すらしい。ほんまか!?)
ライブで聴くのは、この二ヵ月でもう三回目。
「…カモン、マザーレイク!!」の一言でステージが始まったので
よぅ知ってるなーと思ってたら、メンバーは滋賀に住んでたことがあるそうな。
全然知らんかったので、嬉しい新発見。

メインのmudy on the 昨晩は、ギター3人(!!)+ベース、ドラムのインストバンド。
CDでは聴いてたけど、ナマはめちゃめちゃヤカマしくて最高!!
音のカタマリをがつんがつんぶつけられてるようなステージで、
ライブハウスで轟音で聴く価値のあるアーティストです。
あ、久々の戦利品、ワティフォのピックをゲット♪

もったいないのは、びっくりするくらい客が入っていなかったこと。
京都駅から15分で着く駅前のライブハウスなんやけど、
京阪神では「滋賀は遠い」ってイメージが定着してるからなぁ。

翌日、大津市内某所で、同じくU☆STONEである怒髪天のチケを発券してたら、
店員さんに、「…昨日、mudy on the 昨晩きたはりましたよね!?」って声掛けられた。
なんと昨夜の一番手、Francisのギターボーカルさんでした。
アーティストを見つけて声を掛けたことはあるけど、
声を掛けられたのは流石に初めて。これは驚いた。

…さて、ここ数日はゆっくりしたので、
これから梅田Shangri-LaのGetting better行って踊ってきます♪


三月のラプソディ。

2010-04-03 21:57:16 | Live or DIE!!

この前年が明けたと思っていたら、あっというまに新年度に突入。
社会人になってからの時の流れの速さ、これはもう尋常じゃないよな。
それ以上に、社会に出て、もう丸11年も経ったという事実に驚き。

年度末もいっぱい働いて、いっぱいライブ行ったぞ。

3月2日、心斎橋クアトロ。
サニーデイ・サービスとトラッシュキャン・シナトラズのツアー。
ようやく大阪で三人揃ったサニーデイ。
恥ずかしいくらいストレートな熱血ロックの曽我部恵一バンドと、
今で言う草食系文系バンドのサニーデイのギャップが面白い。
でも歴史を振り返ると、くるりやサニーデイが出てこなかったら
日本語のロックってどうなってたか分からんよなぁ。
10数年の時を経てぽっちゃりしていた曽我部恵一とは異なり、
トラッシュキャンのボーカリストはスリムな体型を維持。
初めてやったけど、澄んだ歌声に聴き惚れてしまった。

■セットリスト
01.baby blue
02.あじさい
03.恋はいつも
04.ふたつのハート(新曲)
05.いつもだれかに
06.月光荘
07.ここで逢いましょう
08.週末
09.胸いっぱい
10.NOW

3月3日、京都MIJO。
SISTER JETのツアーは、対バン3組と豪華。
〔Champagne〕とyour gold, my pinkがお目当てでしたが、
SISTER JETのあまりの女性ファンの多さにびびる。
多分女子率、えび史上最高やったのではないかしらん。

3月5日、10-FEET@ZEPP OSAKA。
全力で両腕を振り回すデブがいたのに辟易したけど、
10-FEETのオーディエンスは基本的に気持ちよいので好き。
NAOKI前で想いっきりはしゃぎました。
で、TAKUMAのこっ恥ずかしい位の正論を、
きっちり口に出すMCも好き。
今年も京都大作戦楽しみや~♪

3月7日、9mm&TRICERATOPS@広島クアトロ。
大阪のチケット取れなくて広島まで遠征したものの、
正直かなりの不完全燃焼。
これは"Vampiregirl"と"talking machine"が無かったから…
ではなくて、明らかにオーディエンス側の問題。
アンコールの手拍子がここまで絶望的に揃わなかったライブも初めて。
広島は好きな場所やのに、嫌な思い出を作ってしまった。

3月13日、POLYSICSナイト@三軒茶屋Chrome。
POLYメインのDJイベント。
…といいつつ、DJさんのTシャツはアベンズやったり10-FEETやったり。
5時間踊り続け、そのまま次のイベントに直行。

同日23:30、サカナクション爆音試聴PARTY@恵比寿LIQUD LOFT。
翌14日、POLYSICS「BUDOKAN or DIE!!!!」@日本武道館。
ちなみに今週の週刊ポスト。こんなとこでもツナギ集団が話題に!!

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3月19日、ジャイアンナイトfeat.300「フジホルポリの嵐」
先週末の荒行で全身ガクガクなるも、これを外す訳にはいかん!!
関西では貴重な、ダイノジによるジャイアンナイト。

朝まで踊って、翌20日はGOOD 4 NOTHING@心斎橋クアトロ。
対バンのover arm throwも観たかったので楽しみでした。
脚が痛かったので大人しくしてようと思ってたのに、
神曲"It's My Paradice"のイントロ聴いたらガマンできず、
親愛なるモッシュピットに突入。

3月28日、BIGMAMA@BIGCAT。
序盤の京都、クアトロのセミファイナル、赤坂BLITZのファイナルと
三回も参戦したツアーの追加公演。
この日も対バンがRiddim Saunterやって実にラッキー。
MAMAのライブの楽しさは尋常でない。
POLYや電話のわちゃわちゃした盛り上がりと、
メロコアやパンクの激しさが混在する稀有な空間です。
出てきていきなり、MCもなしに「…CPX。」って
この始まり方はずるい!凶悪すぎる!!
会場のBIGCATには、邪魔な柵が無いので、
ダブルアンコールの"ダイヤモンドリング"で、
夏フェスか!!と思うようなデカいサークルが。

■セットリスト(BIGMAMA)
01.CPX
02.Paper-craft
03.かくれんぼ
04.look at me
05.虹を食べたアイリス(新曲)
06.CHAIN
07.the cookie crumbles
08.Lovescape
09.“MISSION 481”
10.走る(走れ?)エロス(新曲)←どうよこのタイトル。
11.Do you remember?
12.Neverland
13.Cinderella~計算高いシンデレラ~
14.I Don't Need a Time Machine
EN.1
15.Overture
16.Rool It Over
EN.2
17.ダイヤモンドリング

翌日29日はまさかの雪!!
今年度最後のライブは、G4Nとザ50回転ズ。
四条烏丸からTシャツ一枚で、磔磔に向かう。
不思議な組み合わせやけど、どっちも楽しく暴れられるからいいのだ。
…しかし磔磔、柱邪魔!!

新年度も、アホみたいにライブに行こう。
そのためには体調管理とスケジュール管理、
セルフマネジメントが大切なのです。