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蝦式電影生活(新館)

ずっとほったらかしやったんですけど、ブログ人のサービスが終了するらしいんで、ここを作って過去のデータを引っ越しました。

冬の物欲日誌。

2005-12-04 00:45:23 | 日々雑感。
ここんとこ、急に物欲が盛んになっています。

しばらくは買い物にすら興味の無い状態やったので、
そんだけココロが元気になってきたってことか、
それとも、単にウサ晴らしに買い物に走っただけか。

覚え書き兼、若干の反省も込めて
最近物欲を満たしたものについて記します。


◆999.9の眼鏡

眼鏡って、使用時間がめちゃめちゃ長いので
少々高いものを買っても十分価値があると思う。

999.9(フォーナインス)を始めてかけた時には、その快適さに驚きました。
日本人の顔の形にフィットした、すばらしい製品です。

今回新たに買ったのは、セルフレームやのに
ノーズブリッジなどにチタンパーツを使用した一品。
999.9独自のテンプル構造とあわせ、ズリ落ちがちなセルフレームが
ピッタリとおさまる、まさにコペルニクス的転回の作品(と呼びたい)です。

ここんとこ一番高価な買い物ですが、この選択に一遍の悔い無し。


◆SONYのデジカメ

フラッシュのチャージ時間に不満があったので、
これまで使っていたデジカメから新調。

旅行に出た際に、出先でバッテリーがカラになることが多かったので
乾電池も使用可能なモデルを選択しました。
ところが、おおなんてことだ。
ACアダプタから本体への直接充電が出来ないなんて。
(ニッケル水素電池を、専用の充電器で充電して使用。)

MDプレイヤーもそのままスタンドに乗せたら充電できるし、
ネットワークウォークマンもUSB経由で充電できるので、
「電池用の充電器も、既に過去の遺産やなぁ」なんて思ってた矢先の出来事。

事前確認が不十分やったと反省してます。
ていうか、正直今の多機能なデジモノのスペックを
カタログからすべて読み取るのは不可能に近いよなぁ。


◆OAKLEY"ダートボード"

ずっと欲しかったOAKLEYのフレームレスタイプサングラスを購入。
OAKLEY製品はなかなか値引きしてもらえないんやけど、
ポイントカード+ショップの会員割引+クレジットカードの割引等々を
組み合わせ、結果的にかなり安価で入手。グッジョブ!(なのか?)


◆OAKLEY"A-FRAME"スペアレンズ

雪山で愛用しているゴーグルも、OAKLEYのAフレーム。
(左上の画像で着用してるヤツね。)
フレームは既に何色か持ってるけど、
やはりレンズが経年劣化してくるのでスペアレンズを購入。
これまでは「イリジウム」という、特殊なコーティングが入ってたものを使ってたけど、
この冬はコストパフォーマンス重視に走ってノーマルのレンズです。

最近珍しい節約事例。
(節約する気なら、そもそも買うな、という説もある。)


◆Timberlandの革靴×2

今職場ではいている革靴はすべてTimberland。
デザインもお洒落で、職場でもつかえる上品さがあって、
それに何といっても、アウトドアブランドのプロダクツだけにガンガン歩ける。
値段は安くは無いけど(それなりにちゃんとしたものに比べたら安いけど)、
そのクオリティに惚れ込んでいます。
以前、商品についての若干のトラブルがあった際、
ティンバーランド・ジャパン社には、
こちらのクレームに誠実に対応していただいたことにも好印象。

ところが、先日オフィシャルサイトにアクセスしたら、
愛用の商品がすべてラインナップから消えているではありませんか。
すわ一大事!とあわてて神戸のアウトレットモールまで走り、
一足のみ残っていた在庫品と、近いスタイルのモデルを抑えてきました。

滑り込みで間に合った嬉しさもさることながら、
正規に買うのの1/5近い額で入手できてしまったことにもニンマリ。

先日友人の結婚式で司会を務めた際、幹事サイドの友人3名、
すべてがTimberlandの革靴だったので笑ってしまいました。
我々の様な人間がフォーマルを求めると、ここへ落ち着くのでしょう。


◆黒のスーツ(冬用)

革靴と並んで、職務上持ってなきゃいけないので仕方なく。
個人的はカーディガンやパーカーを羽織ってるのが好きなので、
スーツの使用頻度は著しく低いんですが、最近のジョブでは
着用の機会激増。

長浜あたりの紳士服店に、「スーツは男の鎧です!」って
妙なキャッチコピーが出てたのを思い出しました。


◆外付けハードディスクドライブ

お仕事関係はもちろん、アドレス帳やメールのデータなど、
PCの中には無くすことのできない情報が満載。

マイ・ワークステーションのDELL君は順調に動いていてくれますが、
現状では貴重な情報の多くがシステムファイルとおんなじドライブに
乗っているのが怖かったので、外付けHDDを購入しました。

でも、面倒で全然データの引越し作業をしてへんのよなぁ。
意味ないやん。


その他、狙っているものは
◆デジタル一眼レフカメラ(たぶん使わない)
◆HDD&DVDレコーダー(たぶん使わない、TV観ぃひんもん。)
◆FOMA902シリーズ(たぶん今ので十分)
◆新しいモバイルノートPC(たぶん今ので十分、遅いけど。)
◆PSPギガパック(たぶん使わない)
◆SALOMONのフリーライド・スキー(たぶん今ので十分)
◆GORE-TEXのスキーパンツ(たぶん今ので十分)
◆MTB用のサドル(たぶん今ので十分、ちょっと穴あいてきたけど。)

うわー、新ためて書いてみると、いらんそうなモノばっかりや。
例年の如く、冬の収入は雪山へ行くのに使おうっと。


映画に全然ふれませんでしたが、明日はちゃんと劇場行ってきますね。

んがこっこ。



久しぶりにお芝居を観ました。

2005-09-04 23:09:00 | 日々雑感。
9月1日は防災の日だそうで。
それにちなんで、今朝は職場の防災訓練でした。

早朝から呼び出されて、
揃いの防災服で大規模災害の模擬戦(?)です。

あーやだやだ、なんでこうも軍隊的なのだ、防災訓練って。
ソシキテキに動くのは、これが一番適してるのかもしれんけど、
生理的嫌悪感がガシガシこみ上げて参ります>軍隊的防災訓練。

ていうか、大人数が同じ格好をしてる状況に
異様さを感じずにいられねぇのだ。
(防災服でなく、たとえ衣装がアロハやっても、大人数が
 同じ格好で、一斉に動くのにはげんなりするのやろなー。
 小学校の通知表では、主体性◎、協調性△でした。)


さて、「状況終了!」の号令がかかったので、
(うそ。流石にそこまでは言わない。)
午後は一路湖北へと向かいました。

(あ、しまった。
 いま思い出したが、湖北へ行ったのに
 タクアン入りのつるや「サラダパン」を食べへんかった。)

目的地は、長浜市の北、びわ町にある
町立の文化ホール・リュートプラザ。

湖北で活動する劇団、「北近江夢幻塾」の初秋公演があったので、
ここまで足を伸ばしてみたのです。

リュートプラザのホワイエを活かした、こじんまりとした、
でも高低や奥行きがあって「遊び」やすい空間を舞台に、
ガラスの向こうの田園風景を借景として公演は行われました。

大手の商業演劇を見慣れている人には
全くもって物足りないかもしれないけれど、
湖北の田舎町で、こんな舞台が定期的に上演されつづけていることは、
これからの世代の演劇人を育てる糧となってくれるのだろうなぁと思いました。

演劇界は映画以上に、衰退しつつあります。
その理由の一つは、やはり生活の中で
生の舞台に接する機会が少ないこと。

演劇を身近に、敷居の低いものとして捉えるには、
生まれ育った地域で、このような地域密着型のお芝居が
行われていること、それがとっても重要だと思うのです。

贅沢な趣味、高尚な楽しみではなく、
テレビを見たり、ゲームをしたりするのと同じように、
お芝居を観るという選択肢を子どもたちが持ってくれることに、
「北近江夢幻塾」のような活動は貢献してくれていると思います。

そういや学生の頃、大津市内の子ども会に頼まれて、
公民館で幼稚園児や小学生を相手に、クリスマスのお芝居をしたなぁ。

子ども達の中で、あの時の体験は今、どんな記憶になってるんやろう。





世界合唱の祭典@京都、合唱に見る韓流

2005-08-02 17:42:00 | 日々雑感。
京都で開催されていた世界合唱シンポジウム「世界合唱の祭典」
その一環で、連日京都コンサートホールでは各国の合唱団のステージが
開催されていました。

あまり聴く機会はありませんが、アジアやアフリカ諸国の合唱って、
個性的で面白いです。

出演団体の一つ、韓国国立合唱団のテノールに友人がいるので、
先週の土曜日、久しぶりに合唱を聞きに出かけました。
(でも頼むし、前日とか当日に「日本にいるし来い」って
 電話くれる習慣はいいかげんに改めてください。前もって教えてください。)


流石は国際シンポジウム開催中だけあって、会場内は
どこの国やら分からん状態。
こーゆー時に国際都市・京都のチカラを痛感します。
滋賀県ではまだまだ、多言語対応が辛いもんなぁ。

聴きに行ったステージには、
韓国国立合唱団のほか、大阪の「なにわコラリアーズ」と
ニューヨーク市ヤング・ピープルズ・コーラス(YPC)が出演。

YPCの一曲目が、アディエマスの"KAYAMA"でした。
ヒーリング・ブームを創った曲の中の一つやと思いますが、
エンヤなんかの曲と同様、スタジオで重ね録りをして
つくっていくタイプの曲と思っていたので、
実際にステージで歌われるのを聴いて驚きました。

さて、お目当ての韓国国立ですが、
合唱関係者が多く集まる場所だけに、難解な曲を持ってきたようです。
スコア貰ったけど、こんなんよぅ歌わんわ。

韓国の合唱は、細く鋭い女声と、安定感のある男声の
コントラストが印象的だと思います。

日本での公演では、ご当地ソング(?)として
有名な童謡を歌うのを何曲か聴いています。
今回もアンコールが「赤とんぼ」でしたが、
上記の声で歌う童謡は、なんとも涼しげな、郷愁を誘う響きになるので
ココロに染み入ってきます。

「負われて見たのは いちゅの日か(韓国的発音)」



映像詩・里山~命めぐる水辺~と今森光彦さん

2005-07-14 12:25:07 | 日々雑感。
昨年春にNHKスペシャルで放送された
「映像詩・里山~命めぐる水辺~」は、そこらで結構話題になって、
デビッド・アッテンボローがナレーションをつけた英語版も作成されたそうな。
(その後、映像作品のコンテスト「ニューヨーク・フェスティバル」で
 その年の「自然・環境部門」金賞を受賞しました。)
何でも、特にヨーロッパの都市住民には、
人の暮らしと、湖や魚との距離が近いことが驚きやったらしい。

OAも観ていましたが、DVDが発売されているのを知ったので
思わず買ってしまいまいした。
(ネット通販による衝動買い恐るべし。)

主な舞台となっているのは、琵琶湖の西側、
新旭町(今は合併して高島市)の針江という地区で、
ここでは湧水を家の中に引いて生活に利用する「かばた」という
システムが機能しています。
その水は集落を流れる水路で琵琶湖へと注いでいます。
その水路を遡って、魚が家まで「やって来る」など、
ここでは暮らしと湖が、文字通り「繋がって」いるのです。

魚目線での映像や、花火に見入るカエルなど、
ちょっと「やり過ぎやろ」というような演出もあるものの、
四季の移り変わりを丁寧に撮影した映像の美しさは、やはり驚嘆モノです。

「きれいな所ばかりを見せているんじゃないか」とか、
「現実を直視していない」というような声もありますが、
自分たちの周囲に、「きれいな所」があること自体を
失念してしまっているのが地元民の悲しいところ。
このような作品に外部からの評価をいただくことで、
自分たちの足元を見直す契機になればと思っています。

NHKのスタッフとともに、この作品を創られた
写真家の今森光彦さんは、湖西にアトリエを構え、
専門の昆虫写真のほか、「人と自然」の繋がりに着目した
里山の風景などを撮りつづけて居られます。

7月18日、近江八幡市文化会館にて、今森光彦さんを囲んでの
スライド&講演と、交流会が開催されます。
(えびも若干噛んでおります。)

『「まるエコ発見!」車座交流会』
「びわこほっと」 にて紹介しています。)

今森さんの作品は昔から拝見していますが、
ご本人と直接お会いするのは初めてです。
写真はもちろんですが、
自然への関心と愛情に満ちた文章が好きで良く読んでいたので、
お話を伺うのも楽しみです。

どんな分野でもそうですが、
「対象に愛情を持っている人から話を聞く」のって、
思い入れが伝わってきて気持ちよいですね。


【2005年10月20日追記】

先週のNHKスペシャル「里山・命めぐる水辺」の再放送を受けてか、
「今森光彦・琵琶湖・里山」とか
「NHK・高島市・針江」とかの検索でお越しになる方が激増しています。
(イタリアの放送コンテストで受賞した記念の再放送だそうです。)

参考までに、現地で実施されているツアーをご紹介しておきます。
新旭町観光協会さんのココ。

地元の方たちが、「針江生水の郷委員会」(はりえ・しょうずのさと、と読みます)という
団体を作って、現地の案内をしてくださいます。

新旭町、今では合併して「高島市」になってるのですが、
観光協会さんはそのままやったはると思います。多分。
(僕が行ったのは合併前でしたもので…)



巡り来る東京の春。

2005-03-31 23:54:14 | 日々雑感。
今年度最終日の今日、
異動になる方に挨拶もせず、
停年を迎える方を見送りもせず、
さるお方に会うために東京へ向かいました。

さるは打ち合わせの場所に某セレブな場所を指定されるので、
いつも周囲のテーブルのセレブな方々を見ながら、
こーゆー人たちはどーゆ氏素性の方々なのかと考えてしまいます。

たまにはこんな環境に身をおくのも、
お勉強として面白いですね。
(でも、自腹おコーヒー代が
 びっくりするような値段なのは勘弁してほしい。)


話は変わりますが、ちょうど一年前の3月31日までの一年間、
とある機会をいただき東京で仕事をしていました。

関西よりも早い春を感じさせる日に、
世話になった皆様に十分な挨拶もできないまま、
西に向かうのぞみに乗ったのを
つい昨日のことように思い出します。

今年は少し春の訪れが遅れているようですが、
それでもコートを着ていると少し汗ばむような東京の陽気にも後押しされて、
年度末で修羅場と化している古巣へと、陣中見舞いに立ち寄りました。

職場は大手町にあるのですが、
東京駅周辺の風景の変化にびっくりです。

地方都市が沈滞しているのに比して、
再回帰が進む都心の賑やかなことよ。

新しい丸ビルのオープンに賑わっていたのが
もうずいぶん昔の話のようです。
新丸ビルも工事が始まり、丸の内オアゾやコレド日本橋、
なんやらかんやらどんどこオープンしております。

以前の上司の机の上だけが、
変わらず汚かったのに少し安心しました。