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蝦式電影生活(新館)

ずっとほったらかしやったんですけど、ブログ人のサービスが終了するらしいんで、ここを作って過去のデータを引っ越しました。

今夜、白馬へ。

2005-02-25 23:04:00 | 雪山クレイジー。
今夜から白馬へ行ってきます。

信州名物「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子が
切れてしまったので、そいつを買いに行ってきます。

というのは勿論主目的では無くて(でも副目的ではあるのだが)、
八方尾根に滑りに行ってきます。

毎年雪山には足繁く通っていますが、
今回は6シーズン目にして初めて、
夜行バスを使って白馬へ向かいます。

昔々、夜行バスでTDLへ行ったら、全然寝られなくって
非常に苦労した記憶があるので、バスは毛嫌いしておりました。
でも、昨年度一年間、東京・京都間の夜行バスを頻繁に利用したので
すっかりバスにも慣れてしまい、今回雪山行きに初挑戦です。

いっつも車でぴゅー、と行ってるので、
コンパクトを求められる荷造りが面倒なのだ。



楽園のびわ湖バレイ

2005-02-13 11:53:00 | 雪山クレイジー。
大阪出身の友人が滋賀を評して曰く、
「滋賀県は関西弁が喋れてスキーができる、宇宙で唯一の地である」なんですと。

さて、天気がよかったので、土曜の夕方から蓬莱山山頂にあるスキー場、
「びわ湖バレイ」へと単身出撃して参りました。

酔狂なことに、このゲレンデは土曜にオールナイトでリフトを動かすのです。
ナイター程度ならともかく、オールの営業は全国的にも珍しいのではないでしょうか。

ただ悲しいかな、山頂にあるというゲレンデの立地条件から、
すっぽりと雲の中に入ってしまったり、強風に吹き晒されることが多く、
それはそれは嵐の中のタイガーモス号のようにもみくちゃになりながら
「行こう、おばさん!父さんは龍の巣の中でラピュタを見たんだ!」
と強風のため緊急停止したリフトの上で、
自らを鼓舞することを強いられる日も多いのです。

なおかつ、日中に溶けた雪が深夜の低温で凍りつき、
山頂全体がさながらスケートリンクのようにカリカリになった中で滑るのは、
ある意味何かの修行に等しい状態です。
エッジから火花散りそうです。

ところが、昨夜の山頂は年に何度かしかない絶好のコンディションで、
地上から隔絶された楽園の不夜城でした。
きっと蓬莱山の女王が帰還なさるので嵐が止んだのでしょう。
風も無く、空には冬の星座、眼下に広がる湖国の夜景。
もちろん雪質もなかなかのもので。

シーズン最盛期の三連休ということで、
殺人的に混雑していた(らしい)日中とは異なり、
山頂にいる物好き達だけでこの楽園を独占してしまいました。

暖冬やスキー・スノーボード人口の減少により、
毎年のように閉鎖が噂されるびわ湖バレイですが、
京阪神からのアクセスも良く、初心者が雪山初体験するには最適のゲレンデです。

これ以上雪山人口を減らさないためにも、
ぜひこれからも営業を続けて欲しいと思います。
新潟や長野に浮気ばかりせず、ちゃんと地元にも行くようにしますによって。