エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

発電効率80%の小水力発電

2011年09月17日 09時53分50秒 | 水のエネルギーがいる
自然エネルギーである水力発電。
今でも多くのダムが稼働中ですが、
これから、もう大型の水力発電を開発する事は
絶対ありえません。
だって環境破壊するもん。

ダムの高低さ150メートル以上
30MWを超えるような
ハイ・ヘッド・ダムに対して、
高低さ10メートル未満で10MW未満の
ロー・ヘッド・ダムは
まだまだ設置の可能性が高いです。

この小水力発電システムなら、
既存の貯水池、用水路、上水道、
下水処理施設、工業用水路などのにも後付できます。

アメリカのナテル社が、
小水力向けの「SLH」という新しいタービンが開発しました。
6kWから2MWまでの発電が可能で、
発電効率は80%。

アメリカでは、
8万基ものダムがありますが、
発電に使われているのは、たった3%。
このうち落差8メートル未満のものは4万基もあります。

エネルギー省の調べによると、
自然保護区じゃなくて、
水量が1.5から6メートルはあって、
道路とか送電線が近くにあるという
小水力に適しているのに未開発のものが
10,100ヶ所あります。

日本にだって、たくさんあるのですが、
使わないのはもったいないですよね。


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