先週、上野の国立博物館「ポンペイ展」に行った。
予約をとって、スマホのメールを見せるか、印刷した入場券を持参。
コロナのパンデミックになってからは、この方法で動くことが多くなった。
実際、予約自体は慣れてしまえば楽にできるようになった。
入場人数もきちんと抑えられているので、展示を見るのにも安心だ。
ポンペイにはまだ行ったことがない。
2000年前に、ヴェスヴィオ山の噴火により
10000人の都市が姿を消した。。。
遺跡が発掘されて、当時の人々の様子が今では詳しく
知られるようになった。
今回の出品は、宝飾品・壁画など多彩な内容だ。
ナポリ国立考古学博物館から150点も来ている。
・・・と、聞いていたのでワクワクしていた。
「アレクサンドロス大王のモザイク」の大きな映像は
すぐ目の前でゆっくりと見ることができた。
市民の住居や店なども作られていて、当時の社会の雰囲気が感じられた。
どんなに素晴らしいモノや人があっても、自然には敵わないなと思った。
今の時代と微妙に呼応しているような気もする。
社会が豊かで、皆がそれらを謳歌しているときに
まったく予想もしなかったことが突然に襲ってくる。
あの時代、ポンペイの人々は自分たちが数日後には
消えてしまうとは誰も思わなかったのだ。