ebakam art studio blog

眞壁 陸二

横浜トリエンナーレ

2011年11月03日 | Weblog
昨日、茅ヶ崎市美術館にて無事ワークショップを終え、束の間の茅ヶ崎を楽しみ今日は終了間近の横浜トリエンナーレへ。
感想としてはやはり映像作品が多い。
横浜映画祭に名前を変えるべきじゃないか?
ただしクリスチャン・マークレーの「クロック」は素晴らしい!すんばらしいアイデアの作品だった。
今年のベニスビエンナーレのチャンピオン。色んな映画のシーンをコラージュし時間だけをテーマに時空間を飛び越えている
映像の中の時間と実際の自分の時計の時刻とがシンクロしていることに気が付いた時はびっくり!
感動しました。 スゴい
あとアイデア賞は画像添付した、画鋲を壁にひたすらうった作品。凄くキレイ
反対につまらなかったのはアラーキーと横尾さん。
新鮮さも驚きも横浜でやる意味も何も無い。大御所がこの国際展に必要とは思えない。
もっと若手で良い作家がいくらでもいるでしょう
本当に大御所に頼らざるを得ないのか?

あと名前は忘れたが若い日本人の偏執的なドローイングもちょっと良かった
しかしやっぱりペインティング作品が薄い。彫刻も薄い
カバ?の作品とあとは横浜美術館が所蔵しているイサムノグチぐらい。
戸谷さんの作品がクリスチャン・マークレーの行列にまぎれて可哀想だった
見せ方にもっと配慮すべきではないかな
絵画と彫刻作品がもっとあるべきだ。

ともあれ大盛況なのはよいこと
閉幕まであと3日