Eau Claire(オー クレール) のブログ

水草・熱帯魚・熱帯植物のお店

日々の出来事、入荷情報などなど

生きようとする力に敬服

2013年07月31日 19時19分54秒 | 日記
今日は外部濾過機のウールマット交換など骨の折れる作業をしました。
濾過機はテトラVX120を2台とVX75を1台でまわしている水槽です。VX120は容量12リットル+濾材の重量ですので水槽台の下段から出し入れするだけでもなかなか大変です(棚の中を整理しておけよーってことか)。

入口水槽のエキノドルスジャングルスターですが、先日新芽が顔をのぞかせていました。7月28日に撮影したのがこちら


そして今日31日がこちら

倍以上伸びてますね(^.^)わずか3日間でこれだけの成長ぶりです。蛍光灯下からメタハラ水槽への切り替えもあると思いますが、植え替えして心配しましたがもう大丈夫そうです。こうしてみていると水草が自ら生きようとする生命力を強く感じます。
エキノドルスってデカくなりますがほんとうに育成のし甲斐のある水草でです。

ちなみに販売用60センチ水槽と入口1200水槽に同じ日に仕入れたオゼロットグリーンがありますが、60センチ水槽は販売用ですのでPOT入り、1200水槽はレイアウト水槽での植え込みです。同じ水草で同じ日の仕入れのものでも今や大きさは3倍も違います。販売用はPOTという環境ですから今以上に根が張れないので現在葉長15センチ程度にとどまってます。かたや1200水槽は葉長40センチほどもあります。底床の厚さも20センチ以上あるので根張が違います。葉数も倍以上違いますので環境により成長度合いに大きく差が出ますね。60センチ販売水槽のオゼロットも早くどなたかに大きく育ててもらえたらいいんですけどね(;^ω^)是非お願いします!

生命力といえばこちらも

ラージパールグラスに埋もれたハイグロフィラポリスペルマたちです。

窮屈な状態でも必死に光を浴びようと日に日に上に伸びていく光景が見られます。1200水槽の裏側では人知れず生きようと必死にもがく水草たちのドラマが展開されておりました(;^ω^)

今日の水草
ミニテンプルプラントです。

テンプルプラントコンパクトともいいます。
こちら完全水中葉です。グリーンがとても鮮やかな水草です。高さが10センチ程度にとどまるので大型水槽の前景や標準水槽なら中景のつなぎに(マクランドラなどの足元隠しにも)使えます。右に映っているのはコブラグラスPOTですのでおおよその大きさがわかると思います。丈夫で育成もとても容易です。
結構根張が強いので底床肥料がいいようです。意外に使い勝手がいい水草で、ラージリーフハイグロをちっちゃくした感じでなかなかかわいい水草です。

***今日のオマケのお知らせ***

ブロードリーフツーテンプルですが・・・

大株の陰になっていたせいかこの草にしては若干小ぶりですがまだまだ大きく育つ水草ですが、何分店内ではすでに保管水槽がなくなってまして捨てるわけにもいかず・・・どなたか大切に育てていただける方にあげちゃいます(^.^)
早い者勝ちとなりますのでご来店時にお声掛けくださいね!

ちなみに成長するとこんな感じです。

600×300×360水槽ですが、これでもまだ中っくらいですよ。
・・・頭がつかえてる・・・(-_-;)



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水替えのタイミング・・・

2013年07月29日 19時24分52秒 | 日記
今日も雨の中ご来店本当にありがとうございます。
今日は直江津祇園祭最終日でした。豪雨の中みなさん大変お疲れ様です

さて今日はアピストの稚魚が水槽の前に出てきましたのでとりあえずシャッターを切りました。

親とは全く似つかない容姿ですがしっかり泳いでますね(^.^)
ママさんを追うように必死でついて泳ぐ姿は微笑ましくもあります。

今日の水草
ブロードリーフアマゾンソードです。


通常のアマゾンソードより葉幅が広くボリーミー?です。
これぞアマゾン!的な容姿が素晴らしい!育成は容易ですが、環境整えられた水槽では巨大化しますし長い付き合いになる水草です。ほんといい水草ですよ!個人的には一番好きな水草です!(^^)!

時折お客様に、水替えはどういうサイクルでしたほうがいいのでしょうか?毎週1回は換えないといけないのでしょうか?と質問されることがあります。
水替えサイクルについてよく週に1度1/3程度の換水を、というフレーズを耳にしますが、自分はそのようなサイクルで実行したことがありません。水槽の立ち上げ初期段階では週に2度など実施することもありますがあくまでも水槽の状態、水草、生体の状況をみて水替えが必要と判断した時に行っています。水替えをする目的は何か?なにを改善するために水替えをするのかを明確にした上で実施します。

立ち上げ初期の難関をクリアした後は水槽内の水、濾過槽、水草、流木、石などあらゆるところにバクテリアが存在します。ただ存在するだけではなくちゃんと硝化作用という目的をもって存在しているわけですから水替えを行うに至る要因を理解しない状態で、いわゆるルーチンの作業としての水替えは硝化サイクルを狂わせる原因ともなりうると考えているからです。
弱酸性の水質を好む南米産のカラシンや、シックリッドなどがいる場合、pHの急変にも注意が必要となります。
ですからひとつひとつの水槽によって飼育法、育成法が違いますから水替えサイクルは違って当然です、と返答しています。
しかしこれはあくまでも自身の経験と現状の飼育、育成環境上での個人的な考えですので、お客様からはできるだけ詳しく飼育環境をお聞きして大きくずれないであろうアドバイスをさせていただいてます。

飼育しているのは魚、エビ、水草だけでなはく、濾過槽のバクテリアも一緒に飼育しているという認識が大事です。

今から20数年前、初めて60センチ水槽でタナゴを飼い始めたころ、水が白濁して臭いんですがどうしたんでしょうか?とお店の方に聞いたことがありました。お店の人には笑われましたよ(;^ω^) 濾過の意味さえよく理解してませんでしたから。
でもそうやって失敗をしてなぜ?の理由を理解してきた訳です。失敗は成功の元です。

今日の水景

店舗入り口1200×600×600水槽でですが、バランス悪すぎです・・・
しかもエキノドルス・スクルエテリィ・レオパードとガブリエリはベトナムゴマノハグサ、ラージパールグラスのなかに埋まって全く見えません・・・

いつトリミングをしようか思案中です・・・(-_-;)


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明日 7月30日(火曜日)は定休日となります。

31日(水曜日)は通常営業となります。
よろしくお願いいたします。
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追肥のタイミング

2013年07月28日 18時28分54秒 | 日記
本日もご来店まことにありがとうございます。
お客様とお話をするなかで初めて気づくことやそれぞれの水槽の状況に応じた対応など本当に毎日が勉強です。
まだまだ精進、これからも精進あるのみです。

ちょうどいま民謡流しの真っ只中です。いや~夏だ!!
浴衣姿の老若男女?のみなさん頑張ってください(^.^)

今日は入口水槽の6月30日に植栽したエキノドルス ウルグアイエンシス です。

植栽から28日ですがようやく葉丈20センチほどまで成長してきました。水中化するまではじんわりという感じで足ふみ状態でしたが、水中葉が展開してからは、ここ2日ほどは上方向への伸びが顕著です。

私は肥料は(根を張る水草の場合)テトラのイニシャルスティックで追肥を施します。いつもこれ1本でいってます。

こちらはコケの栄養源となる、窒素・リンは含んでおらず、カリウムが主成分ですので安心です。もともと窒素、リンは生体が入っていますので補給する必要はない状況ですがカリウムは不足しがちとなりますので水草の状態を見ながら追肥ということになるわけです。
追肥は水草が上がり調子の時に施さないといけません。より元気な時のほうが栄養の吸収力があるからです。
どうしても元気のないときに肥料を上げたくなりますが、それはかえって逆効果になることのほうが多いです。
弱った体では栄養分を吸収することができず、コケに吸収されてしまいあとはご想像通りとなるわけです・・・(-_-;)

元気がないときは肥料不足よりほかの原因が必ずあるはずですのでそちらを改善したほうがよいのです。
光量、水質(たとえばpHなど)、水温、底床の汚れ、などなど基本的なことが原因の場合がほとんどです。
・・・まあ それらが問題ない状態にすることが簡単にできれば苦労しないんですけどね(;^ω^)

こちらはママさんにドつかれて瀕死の状態に陥ったアピストグラマアガジシイのパパさんです。
隔離してあげるタイミングが遅くなってかわいそうなことをしましたが、今は隔離水槽で悠々自適?生活で無くなりかけてた尾ひれもだいぶ回復しました。

ママさんは稚魚を守る(外敵となる生体はいませんが)ことに専念しております(^.^)

今日の水草
エキノドルスジャングルスターです。先日植え替え敢行の株ですが・・・

見事に赤紫の新芽が生えてきております(^.^)
何とも言えないツヤツヤのいい色です。このままの調子を維持させていきたいと思います。

今日の飛び入りゲスト達

ジャングルスターの写真を撮ろうとすると彼らが群れてきます・・・ごめん エサじゃないよ・・・(-_-;)


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妄想は自由だ!

2013年07月27日 14時51分22秒 | 日記
今日は雨、蒸します(-_-;)

でも朝からちょいと嬉しい出来事です。
アピストグラマアガシジイが3度目の産卵ではないかと昨日書きましたが、今朝生まれてましたね(^.^)
こちらです。


10~20匹程度いるようです。以前もそうしましたので今回も自然に任せていきます。
水草が繁茂(手抜きですね)して外敵がとくにおりませんので心配しません。
ときどき稚魚が遠くへ行こうとするのをママさんが稚魚を吸い込んで近くに吐き出す光景が見られます。

こちらはメダカの楽園とでも言いましょうか・・

浮き草の下で安心するのでしょう。常にアフリカンランプアイとインドメダカが群れています。




旅行に行くにはお金も時間も余裕がありませんので勝手な妄想で熱帯の現地に行った気分に浸ってます(;^ω^)


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今日から直江津祇園祭

2013年07月26日 19時29分43秒 | 日記
今日から29日まで直江津祇園祭です。
いまも店の前は花火を見ようと長蛇の列の行進が続いております。
花火の爆音で窓がビビってます(-_-;)

さてさて水草ネタに入りますが、こちら イエローアマニア(アマニア・ラティフォリア)です。

まだ導入直後なので草丈20センチほどですが、成長すると30センチは軽く超えます。以前60センチ水槽(高さ36センチ)で育成した時は高さいっぱいいっぱいでした。葉の長さは3~5センチほど、黄色い長めの葉がとても優雅です。
育成は特に難しくはありませんが高濃度の溶存二酸化炭素を要求しますので一緒に植える水草との兼ね合いで他の草の間延びに注意です。大柄な水草ですのでまとめ植えせず、ポイントに2~3本程度がよさそうです。同じ仲間でアマニアグラキリスがありますが、こちらは赤系の大型種でもうすぐ当店にも導入します。


イエローリシマキアです。ようやく水中葉が展開してくれました。画像ではグリーンですが実物はほんとにイエローです(当たり前か)。ラージパールグラスをやや大きくした感じで、丸い葉が水景にやさしさを与えてくれる水草です。
こちらの水槽はしばらくメタハラで育成してましたが縦伸びして密度感に欠ける状態だったことと、この草は高水温が苦手なのでメタハラはやめて現在は蛍光灯下で育成中です。レイアウトでは中景のワンポイント、一角植えなどに最適な水草です。

こちらは一般種のウォーターバコパです。

水草入門種として扱われてますが、意外にきれいに育てるのはコツがいります。今はグリーンの葉が展開してますが、メタハラ育成下では褐色に変化しました。正直きれいとはいいがたい容姿でした(-_-;)。強光下では赤く染まる水草は多いですが褐色では鑑賞価値が下がります。蛍光灯に戻したとたんにグリーンが復活してきました(^.^)


60センチレイアウト水槽のアピストペアですが、オスがヒレをぼろぼろにして隅っこにじっとしてるのを先日発見。
メスの体色がきれいなオレンジの婚姻色に変化していましたし、メスも流木の陰からあまり出てこようとしませんのでひょっとすると産卵したかもしれませんね。
しばらくしたら稚魚を引き連れるママさんの姿が見れるかもしれません