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10年後20年後の社会は急激な社会の変化により、学校で学んだことが通用しなくなる可能性があります。これからの学校で、求められているのが「生涯にわたって学び続ける能力の育成、生涯学習社会を生き抜く自立した学習者の育成」です。
そこで、今年度から研究テーマを「夢や希望の実現に向けて自分に合った学び方を工夫して学習できる児童の育成」とし、サブテーマを「『個別最適な学び』と『協働的な学び』の一体的な授業づくりを通して」として研究を進めていくこととしました。
その研究を進めていくための第一弾として、4月25日(金)午後から、全職員で校内研修の理論研修を行いました。講師には、文科省指定の研究校 嘉手納小学校で研究主任をなさっている玉城清朗先生(本校でサッカーを指導なさってくれています)をお呼びしました。
「次の時代やその時代を生き抜くために学校で育成すべき児童とは」、「なぜDX(デジタルトランスフォーメーション)が必要なのか」、「『個別最適な学び』と『協働的学び』の一体的な授業とは」、「複線型の授業形態とは」などなど、国や県が目指す方向性や本校が研究していく内容について、嘉手納小学校での実践を交えながら分かりやすく説明して下さいました。
これまでの、みんなと同じように学習を進めていく一斉授業と異なり、教室の中で「一人で学ぶ子」もいれば、「友だちと協力し合いながら学ぶ子」もいたり、「先生のお助けを得ながら学ぶ子」もいたりなど、子ども達が自分に合った学び方を選択し、課題を解決していく。そういった学習形態(複線型)を目指していこうと考えています。そうすることで、目的や状況に応じて、自分に合った学び方を工夫したり、学習意欲を自ら引き出したりして学習できる「自立した学習者の育成」が図られると考えています。
講師の先生もおっしゃっていましたが、「一人の百歩より、百人の一歩」を目指してゆっくりですが、頑張っていきたいと思っています。授業参観などで、保護者の皆様には少しずつ、お見せできればと考えています。