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愛のホルモン オキシトシン で信頼が深まる?

2006-08-11 | 杏J夫の大福帳
 突然ですが、「Love hormone(愛のホルモン)」と呼ばれるホルモンを知っていますか?それは「オキシトシン」。

 ちょっと前に報じられていましたが、これは国際神経内分泌学会という学術的な会議で報告されたもの。オキシトシンに、夫婦げんかを鎮める効果があるという。50組のカップルをオキシトシンの含まれる鼻腔スプレー薬を投与したグループと、残りに偽薬を投与したグループにわけて(もちろん何を投与したかは内緒)、それぞれの夫婦が抱える問題について模擬的に口論をさせたのだそうだ。その結果、オキシトシングループには、唾液中のコルチゾル(ストレスの多い条件下で増大するホルモン)の濃度に有意な減少がみられたという。さらにオキシトシン群の夫婦は、マイナスの感情もプラスの感情も素直に表現することができたアンケート結果が。確か日本では、昨年マウスを使ったオキシトシンの実験結果が報じられていました。オキシトシンを与えずに育てた雌マウスが仔マウスの世話をしなかったのだとか。

  そもそもオキシトシンは、アミノ酸が9個つながったペプチドホルモンというものらしい。昔から、オキシトシンは、母親が懸命に赤ちゃんの世話をするとき、とくに出産や授乳のときに多量に分泌され、このとき赤ちゃんにもオキシトシンが分泌されると言われていて、スキンシップによって分泌が促されると言われていた。つまり、ほ乳類の生殖行動や社会的行動に関わるホルモンとして知られていたのですが、どうやら恋人・夫婦・親子の絆を深める幸せ体質を決めるホルモンってことで注目されてきているようです。さらには、人を信頼する/しないという決定に、このオキシトシンが関与するという論文まで発表されました。オキシトシンを溶液に溶かして人に吹きかけると、吹きかけられた人は一時的に他人を信頼するようになるのだそうだ。何やらきな臭いというか、本当なら怪しい話にも思えますが、どうもまじめな研究成果のようです。

 人を信頼するようになったり、絆が深まったり、、、いいことだらけのオキシトシン。本当なら、みんなどんどん体内で増やして、みんなで幸せになろー!って感じですが、これって基本的に脳内ホルモンの体内物質なので、外から摂取するというものではないようです。ならば、体内で生成しやすい方法を見つければよいではないか!!!ということになります。いろいろ調べてみると、オキシトシンは、ドーパミンの副生成物で、それにはチロシンが関係していて・・・という感じのようですが、結局よくわかりません。タクティールケアなどのように下腹部をなぜるといいとか、男女の営みがいいとか、まぁ、いろんな方法があるようです。そんな中、1年ほど前にTVで取り上げられたときの資料を見つけました。

 オキシトシンを生成するためには、たんぱく質を多く含む食材が良いそうですが、その中でも「いわし」が最適とか。さらに、ノルアドレナリンが増えるとオキシトシンの生成も高まることから、「唐辛子」を加えると良いのだとか。しかし、これらを摂取すると、アミノ酸、ノルアドレナリン、グルタミン酸が逆に活性化し過ぎるのだとか。そこで、「ぬか漬け」などを一緒に摂取して、GABAを取るようにすると良いそうです。



おまけ。ぴーかんバディ!でやっていた体質チェック!
(1) よく「かわいい」を連発する
(2) 同姓同士で井戸端会議をするのが好き
(3) 赤ちゃんを見るとすぐ抱きかかえたくなる
(4) 店員となかよくなって、つい買いすぎてしまう
(5) 人によく触る
(6) キスの回数が多い
(7) 親友とよべる友達がいる
(8) 異性とつきあうと長い。3年以上。
(9) あまりストレスがたまらないほうだ。

3つ以下→オキシトシンがでにくい体質
7つ以上→オキシトシンがでやすい体質

(杏J夫)

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