春の宵、春の香りと味、そして春の酒

息子が1年ぶりに一時帰国してきた。
初日は妻の春野菜をふんだんに使った手料理に刺身や納豆。

そして、翌日は外食…和食の真髄?に触れてほしいと、いつもの千鳥町「和おん」で食事。
↓↓(和おんの前回のブログ)
http://blog.goo.ne.jp/e-ojisan-org/e/2d8332c8385e025da53dc32271510848

桜海老…こんなに甘くて美味しいとは!
トビウオのたたき…トッピングに土筆が乗っている。これも甘いと感激していた。
イトヨリの昆布じめ…昆布の香りと、昆布が引き出したイトヨリの味が素晴らしい。
かたくりの花の煮びたし…ええっ! 初物です…でも、特徴のある味ではなかったような。

まずはビール。
そして、桜の季節らしくももいろのお酒「尾瀬の雪どけ」(純米桃色にごり酒)を初めてトライ。
ほのかに甘く、そのあとに軽い酸味が広がる…そして、何よりも発酵中?なので炭酸が少しあたってくる。
でも、日本酒の初めとしては良いスタートだったかも知れない。

そして、桜のかおりのできたて豆腐…普段は柚子豆腐をだしているが、桜の葉を細かく刻み込んで桜のかおりを演出…
薄めの出汁醤油で食べると、ももいろのお酒にもよくあう。

このあと、福井の「梵」特醸(磨き5割8分)特別限定純米酒に切替え。
これも初めてのお酒で、多分、辛口の部類だと思うが、でも、芳醇旨口といっても良いような感じ(中途半端な表現、お許し下さい)。

揚げ物はアイスプラントとサヨリの天麩羅。
アイスプラント…葉の表面に細かな水泡がついている野菜で最近、よく紹介されていたが、これも初物! 
生のまま食べたら、塩味もして本当にかすかな酸味もする…
だから生でサラダの方が美味しいかも知れない。

サヨリは頭から骨まで全て完食! 
サヨリのほのかな甘さが春を告げている。
春の最後はやりイカの煮付け…口にあう出汁で煮込んでありました。それと、白魚の木の芽炊き…薄味で仕上げた、皆様のご想像通りの味でした。

それにしても、和食は奥が深い。

最後は野沢菜じゃこチャーハンと自家製の糠漬けを食べて大満足の様子だった。

by よしの ふくすけ
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