門前仲町…その深きこと

先週の木曜日、経費削減が重点目標となっているが、お客様を接待した。
肴はあまり食べずに、ひたすら焼酎という方なので、食べて飲む小生にはちょっときついが、良いお付き合いをさせてもらっている。

店選び…これが少ししんどい。 もう既に一通りお連れした。
場所も限られ、美味い魚介と旨い芋焼酎が必要だ。

そこで、グルメの友人に紹介を受けて、門仲にある「えびな」を予約した。
コースを取って欲しいといわれたので、4,000円のコースを注文(前菜2品、刺身、煮物、焼き物、〆の飯物)。

さて、約束の15分前に出向いたが、お客様は既に到着済み。
料理が出てくるまで、仕事の話。
後は、野球の話や、ゴルフ、そしてこの店の大将と女将を交えて、食・酒談義。

鰆の刺身が関西人の小生には懐かしい。
焼き物の登場…どちらかと言えば、あまり期待しないで食べ始めたが、じゃこ天は上もので小骨が少しあたる小生の好物。
また、ヤリイカの卵を「胴」に入れて炙ったものは、イカにも甘みがあるし、卵のとろとろ感とその滑らかな舌触り・味とも抜群!

煮物は新筍だというので若竹煮か土佐煮を想像していたが、鶏手羽の入ったちょっとこってり目…あっさりした筍ばかり食べていたのでかえって新鮮だ。

焼酎は屋号のついたOEM品だが、芋は雲海酒造製。 この雲海酒造の「古秘」も好きな焼酎だ。

大将が青森出身なので、青森の地酒も置いてある。
これをどうぞと勧められたのが、「玉垂 大吟醸」
「大吟醸はダメなんです」
「いやいや、これは違うから」
それじゃ、ということで飲んでみたら、吟醸香は少しあるがまろやか…そして深いコクがある。
1ヶ月に1本も蔵元から取れるかどうかということだが、お客様も旨いと言っていたので、また飲みに来よう!

そして、4合瓶の「えびな」もあいたので、大将がこれはどうかと出してきたのが佐藤黒の地元版?の「一生一升 黒さつま」。
おそらく、プレミアム(佐藤黒)に対するレギュラー酒と思うが、飲むと香ばしさが広がり、佐藤黒なみの辛さも切れもあるように感じた。
お湯割りで甘さが出てくるか、興味があるところだが、そこまで飲むとどこまで行ってしまうかわからず、自制してやめた。

新じゃがと鶏もつの煮物、穴子の焼き物は追加注文…お客様の好物でしたがこれもいける!
〆の小丼! 絶品でした。 
普段は食べないお客様も小丼は完食! 
大変喜んでいただけました。

出された料理が全て美味しくて、ここを再訪リスト◎に加えた。
料理も旨いし静かなので足繁く通おうと、早速、来週、仲間と行くことにした。

by よしの ふくすけ
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