「おくりびと」、納棺師と石文

昨日は、ホームワークも午後一番で片付いたので、妻と映画に出かけた。
作品は「おくりびと」、モントリオール世界映画祭でグランプリに輝いている。
滝田洋二郎監督作品で、主演はモックンこと本木雅弘に広末涼子、脇を固めるのは山崎勉、余貴美子、笹野高史に吉行和子。

「旅のお手伝い。年齢不問、高級保証、実質労働時間わずか、未経験者歓迎」という新聞の求人広告に応募して、大吾(本木雅弘)は即採用となるのだが…。

死をテーマにした作品なのに、随所にユーモアがちりばめてあり、ストーリーの展開も無理がない。

映画の中で演じられる納棺師の所作は、さながら能舞台を観ているようで美しく見惚れてしまう。
納棺師という職業をこの映画で初めて知って、ご遺体を綺麗にして旅立たせてあげる、とても素晴らしい仕事で、ご遺族からもたいそう感謝される仕事だと認識できたが、大吾には

納棺師を一生の仕事とできるのか?
子供に親の職業を説明できるのか?

世間の偏見に根ざした大きな問いが投げかけられる…。

映画の終盤、幼い自分を捨てた父親と再会する場面はまさに感動だった。
夫婦・親子の絆が表現されるところで、あちらこちらからすすり泣く声が聞こえてくる。
小生も、もちろん…。

生と死、人間の絆について考えさせられた秀作だと思うので、機会があれば是非、ご覧ください。
石文についてもわかりますよ~!(映画会社の回し者ではありません)

♪♪♪
帰りに、以前「食用バラ」や変わったきのこを売っていた川崎サイカヤの地下食料品売場に行ってみた。
<以前の日記(↓)>
http://blog.goo.ne.jp/e-ojisan-org/e/90ad1b06aed00cbf807439032e640912

きのこは以前と変わらぬほどあったが、食用バラなどはなかった。
代わりに?沖縄のシカク豆やへちま、青パパイヤなどが売られていた。


北島康介君の実家のメンチカツに行列ができていたのを、横目にみながらお刺身と貝を買って帰路についた。

折から、6時の音楽を駅コンコースの人形たちが演奏しているところだった。

by よしの ふくすけ
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