若者の自動車離れなどで伸び悩む自動車保険市場

2009年05月17日 15時09分36秒 | Weblog
 若者の自動車離れなどで伸び悩む自動車保険市場で、損害保険大手が相次いで保険料引き上げに動き出している。同保険の収支改善が目的だが、景気悪化で消費者の財布のひもが固くなる中、引き上げによって、顧客が安価な通信販売の損害保険(通販損保)に乗り換える懸念もある。このため、各社ともサービス拡充や新たな割引制度で工夫を凝らして顧客つなぎ止めに懸命だ。

 業界最大手の東京海上日動火災保険は7月から自動車保険料を平均3%引き上げる。30歳以上のゴールド免許保有者の標準的な保険(対人・対物賠償無制限、人身障害3000万円、車両保険なし)で、年間保険料3万9080円が7月以降の更新で4万110円になる。また、ニッセイ同和損害保険が6月から平均2.6%値上げしたほか、あいおい損害保険も保険料上げを「検討中」としている。


 東京海上は長期優良契約者割引幅を5%から7%に拡大するほか、ニッセイ同和損保は、軽自動車を対象に3%割引を実施する。「低燃費で環境に優しい」(ニッセイ)というのが理由だ。

 一方、当面、値上げ予定のない大手もサービスに磨きをかける。三井住友海上火災保険は、事故での入院時のホームヘルパーなどの紹介相談にのるほか、損害保険ジャパンは、レジャーや宿泊といった自動車関連情報を提供することで自社の保険の魅力をアピールしていく.

さて、文頭にもあった若者の自動車離れなどで伸び悩む自動車保険会社がサービスの充実を図るといっているが保険料の値上げではサービに磨きをかけても火に油を注ぐものであろう。この、経営失敗は、経営陣は取るのだろうか?

むしろ、保険料の公平が必要とされており、たとえば事故の人的損害を少なくする吸収ボディーは車両損害を大きくしますね。
また、事故のときに搭乗者を守るエアバックの修理?(交換)なども高額化しています。それにもかかわらず保険料の割引をしている。無駄なこと・・・・
本当に、統計を取ってのことなのか?疑問を感じるし、まさに、保険料の公平感を感じないのだ。

事故損害をもっと分析し保険料の公平になるように試算を行っていただきたいものだ。


サービス向上で過去の過ち不払い問題が二度と起こらないようにしていただきたい。

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