一歩間違えば代理店が保険金詐欺のほう助に

代理店を１７年間やっていますと当然ながらいろんな事故の対応をしてきます。加害事故・被害事故・自損事故などさまざま・・・

もし、保険金の支払いが出来ない事故で代理店がその事故を知りながらその事実を隠し事故報告をし、保険金請求の手伝いをしたならそれは、立派な「詐欺」行為です。


過失のある事故で契約者に優位になるように事故状況をねつ造し報告する事、この場合も詐欺となります。

契約者を守るのは当然であるが詐欺行為を無意識の内に行っている代理店・・・
契約者は、無意識に行っている場合がある。
誰しも、出来れば保険を使わず全て相手からお金をもらいたいのでしょうが・・・


まさかのための保険で詐欺にならないようにしていただきたい。

交通事故を装った保険金詐欺事件で

上田市の暴力団幹部らによる交通事故を装った保険金詐欺容疑事件で、上田署と県警交通指導課などの合同捜査本部は２７日までに、２件、計１４７０万円余の余罪を突き止め、詐欺容疑で、新たに４人の共犯者と、逮捕済みの８人＝いずれも起訴済み＝の計１２人の書類を、地検上田支部に送った。
　この事件の被害額は、今回の２件を含めた計５件で約３１００万円に上り、１４人が摘発された。捜査本部は解散した。

　新たに書類を送られたのは▽上田市上田、宮阪美保主婦（２６）▽同市下之郷、横川哲也運転手（３５）▽同市前山、土屋和子美容師（３７）▽上田市中野、西山恒会社員（３２）。

　調べによると、２００４年１月１９日、上田市手塚の路上で、暴力団員が運転、３人が同乗する乗用車に、西山会社員が乗用車を追突させて事故を装い、土屋美容師ら２人を事故後に分乗させ計６人が負傷したとし、同乗の暴力団員が契約していた全国共済農業協同組合連合会から賠償金などとして計７３６万円余をだまし取った疑い。その際、逮捕済みの元ＪＡ信州うえだ共済部査定課長の依田政徳容疑者（５３）＝６月２９日付で懲戒解雇＝は保険金請求に必要な休業損害証明書などを作成した疑い。

　０５年３月９日には、群馬県六合村の凍結路で、逮捕済みの暴力団員ら２人が乗った乗用車を故意にスリップさせて道路の側壁に衝突、乗っていなかった暴力団員ら５人が同乗していたと偽って、保険会社から計７３７万円余をだまし取った疑い。



私も過去に相手の方が休業損害証明書を作成し保険金を請求・・・
相手が実は暴力団で　休業損害がないにもかかわらず請求して保険金詐欺で逮捕された事がありました。

酒酔い運転ほう助容疑で男逮捕

酒酔い運転ほう助容疑で男逮捕、車を貸し同乗
　五城目署は２３日、道交法違反（酒酔い運転ほう助）の疑いで五城目町内川湯ノ又、土木建築業澤田石陸明容疑者（４６）を逮捕した。

　調べでは、澤田石容疑者は同日午前６時半ごろ、仕事仲間の同町内川湯ノ又、土木作業員畑澤悟朗容疑者（５８）＝同日、酒酔い運転で逮捕＝が、酒に酔っていることを知りながら、乗用車を貸して運転させ、助手席に同乗した疑い。

　畑澤容疑者は同６時４０分ごろ、同町内の県道で友達数人と歩いていた同町の女子児童に乗用車のドアミラーをぶつけ、顔面にけがを負わせた。

　澤田石容疑者は亡くなった父親の乗用車を所有していたが運転免許がなく、出勤の際には畑澤容疑者に運転してもらっていたという。

自動車保険はついていたのでしょうか？
女の子への補償はしっかりされていたのか心配です。

顔だけに傷が残らなければいいのですが・・・