保険金不払い浮き彫りの実態

2006年10月12日 22時33分40秒 | インフォメーション
 再調査で目立ったのは、運転者と搭乗者がけがをした事故で、搭乗者には傷害保険金が支払われたのに、運転者には支払われなかった事例だ。これは、自動車保険の特約の「臨時費用保険金」で、保険金の請求を受け、該当すれば支払う契約になっている。だが、搭乗者から保険金が請求されれば、運転者もけがをしている可能性があると容易に推測できるのに、損保は調査を怠り、請求のなかった運転者を不払いにしていた。
 また、事故のお見舞いなどを支払う特約の「対物臨時費用」で、契約上は電話1本を入れるだけでも支払い対象となるのに、実際に見舞品を購入していなければ、不払いとしていた。
 契約者から保険金請求の相談を受けたときに、「保険金が支払われると翌年の掛け金が高くなる」と勘違いさせ、請求をあきらめさせた事例もあった。実際には、掛け金の負担額より、契約者が受け取る保険金の方が多かった。
 このほか、あいおい損害保険で、車を修理工場に持ち込めば保険金が支払われる特約で、本来は見積もりをとるだけで修理しなかった場合も支払い対象となるのに、「修理されなければ支払う必要がない」として不払いにした事例が1万3000件あった。


ひや~  大変ですな~

日本生命・損保ジャパン・東京海上日動・三井住友海上を格上げ@フィッチ

2006年10月12日 22時12分56秒 | インフォメーション
10月6日フィッチ・レーティングスは、日本生命(大阪府大阪市)、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険の格付けをAA─からAAに、東京海上日動火災(東京都千代田区)の格付けをAA─からAA+に2ノッチ引き上げた。
 対象は、保険会社財務格付け。各社の格付けアウトルックは安定的。
 フィッチによると、格上げは、日本生命の良好な業績と強固な財務基盤が要因。東京海上日動火災、損保ジャパン、三井住友海上火災保険については財務基盤が強固で、各社のブランド力・販売網からみて、市場における優位性が高いことを背景としている。今回の格付けには、金融庁による損保ジャパンへの一部業務停止命令 三井住友海上への一部業務停止命令からの影響も考慮されている。

上記各社の格付けがあがりブランド力がアップした感じがしますね。

AIU保険など4社が新たな不払い件数公表

2006年10月12日 22時06分34秒 | インフォメーション
やっぱり<損保不払い>AIU保険など4社が新たな不払い件数公表

 自動車損害保険の保険金不払い問題で、AIU保険、アメリカンホーム保険、アクサ損害保険、セゾン自動車火災保険の4社が6日、金融庁に報告した新たな不払いを公表した。不払いは、AIU3412件、2億474万円▽アメリカンホーム383件、2145万円▽アクサ36件、255万円▽セゾン213件、648万円。


損保会社も大小に係わらず不払い事故が発生した。