支払い漏れ数十億円規模に 損害保険業界全体で

2005年09月05日 21時26分08秒 | インフォメーション
支払い漏れ数十億円規模に 損害保険業界全体で

 損保ジャパンは5日、保険金の支払い漏れが2002年7月から05年6月までの3年間に2万7296件、約9億2000万円あったと発表。東京海上日動火災保険も同日、支払い漏れが約1万7000件になるとの見込みを明らかにした。大手2社だけで、支払い漏れは約4万5000件に達しており、損保業界全体では10万件以上、数十億円規模に拡大する公算だ。
 保険金の支払いは、損害保険制度の根本だが専門的な知識が必要で、多くの契約者が支払額の算定を保険会社に任せているのが現状。損保業界は契約者の信頼を裏切った格好だ。
 関係者によると、支払い漏れは保険金を算出するシステムに不備があったことや、支払担当者の確認漏れといった人員ミスが主な原因。
 損保ジャパンの3年間の支払い総件数790万件のうち、支払い漏れの比率は約0・35%。300件弱に1件の割合で支払い漏れが起きていた。支払い漏れの金額は、1件当たり平均約3万4000円だが、数百万円支払っていないケースもあった。

以上の記事が掲載されましたが、当社内での取り扱いについて独自で調査を行いたいと考えております。
多少、時間がかかるかと思いますがご理解くださいますようお願い申し上げます。