青森市役所
広報広聴課御中
あおもり市民100人委員広聴会「青森駅周辺整備推進事業の今後の方向性」意見要望
「少子高齢化に適応した気づきのまちづくり」
安心して暮らせる「元気都市あおもり」にするためにこれからはもっと「社会福祉」に力をいれるべきだと思う。当然、少子高齢化社会に対応したまちづくりが求められている。青森駅周辺整備にも「いつでも誰でもあずましく」「共に創り、育てる」というコンセプトで「人にやさしい青森市」形成に取り組むべきである。
財源はCSRなどを通して民間活力で補填する。またクラウドファウンディングによるリターン型の寄付も検討の余地がある。プレミアム付きふるさと納税を幅広く拡充させるのも一考。
具体的には、青森市駅前に医療福祉関連施設を集中的に誘致し、医療福祉モールとして県内外からの拠点として整備する。また、国の空き家対策助成金も組み込み、独居老人や障害者にやさしい家にリノベーションしてまちなかに居住させる。「地域包括ケアシステム」の中に医療・介護・葬儀を融合させて、見守りと看取りのシステムを機能させることを普段から口にしている。
されば朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり(蓮如上人「白骨の御文章」)。
人生は短い。明日など定かでない。だからこそ元気なうちから安心して暮らせる仕組みを構築することが急務だと要望する。もう言い訳だらけの不毛の議論は辟易である。衆知を尽くせば解決方法は100万通りある。市民の知恵を結集して、一歩でも、踏み出すことが肝要である。まずは動く。そこから始まる。
「土地の価値はそこに住む人間の価値によって決まる」というフランスの諺は、青森市にも当てはまることだ。
86番・船橋素幸