2007年3月22日に79歳で亡くなった小説家・城山三郎さんの遺稿作品。
2000年2月24日に最愛の妻・杉浦容子さんを癌で68歳で失うまでの回想録でもあります。
母が逝ってから、父は半身を削がれたまま生きていた。
(次女の井上紀子さん)
あっという間に城山三郎さんが妻を失った7年間を本で読んでしまいましたが、すごく愛情に溢れていて純愛小説のようでした。そうそうケータイ小説「恋空」のようにピュアだと言ったら城山三郎さんに叱られるかも。
あとがきの娘さんの言葉にも胸打たれました。死ぬ間際まで「ありがたいねぇ」を連発して口にしていた父に感謝し、最後の7年間を「黄金の日々」と逆に父に「ありがとう」と念仏のように口にしたと言います。
男はやさしくなければ生きていけない…。
小説の主人公よりカッコ良かった城山三郎さん、3月22日、もうじき一周忌です。
2000年2月24日に最愛の妻・杉浦容子さんを癌で68歳で失うまでの回想録でもあります。
母が逝ってから、父は半身を削がれたまま生きていた。
(次女の井上紀子さん)
あっという間に城山三郎さんが妻を失った7年間を本で読んでしまいましたが、すごく愛情に溢れていて純愛小説のようでした。そうそうケータイ小説「恋空」のようにピュアだと言ったら城山三郎さんに叱られるかも。
あとがきの娘さんの言葉にも胸打たれました。死ぬ間際まで「ありがたいねぇ」を連発して口にしていた父に感謝し、最後の7年間を「黄金の日々」と逆に父に「ありがとう」と念仏のように口にしたと言います。
男はやさしくなければ生きていけない…。
小説の主人公よりカッコ良かった城山三郎さん、3月22日、もうじき一周忌です。