弁護士川原俊明のブログ

川原総合法律事務所の弁護士活動日記

一国を預かる者の責任とは

2007-09-13 21:01:24 | 日記・コラム
安倍首相の辞任問題が、大きくマスコミを賑わせています。
単なる腹痛で政権を投げ出すようでは、日本の政治家が、世界からますますバカにされます。
首相たる者、命をかけて国を守る位の度量がなければ、最初から手を挙げなければいいと思います。
そんな首相を選んだ政治家も情けない。
そのような政治家を選挙で選んだ日本国民も反省を要します。
国政選挙は、人気投票ではないのです。
最近の参議院にしても、衆議院議員にしても、多くの党派は、政策論議がなおざりで、得票のための選挙をしています。
国や世界の現状を真剣に憂い、世界平和・人類の生存を賭けた見識のある人物こそが、政治家であるべきです。
そのためには、政治家に、多額の歳費を渡すことが間違いの元です。
政治は、金儲けの道具であってはならないのです。
政治家は、清貧でなければなりません。
インドのガンジーさんも、政治家の鏡です。
金をもらわなくとも、むしろ私財を投じても、世界を少しでもよくする考えの持ち主こそ、政治家であるべきでしょう。
 政治家が、真の名誉職であれば、世の中もっと良くなると思います。

 同様の選挙が、様々な職種・分野で行われています。
 私達の弁護士会の選挙だって、同じです。
ほんとに業界に不可欠な人材を送り込んでいるのでしょうか。
個人の単なる肩書きだけを求める人間の弱さが、社会の様々な分野で形だけの長を生み出しているような気がします。
人格・品格・実力・人間性。
私達は、いずれも、死ぬまで自らに磨きをかける必要があります。

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