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トンボのメディスン

2017年05月14日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン トンボ Dragonfly の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。







動物として


トンボ    昆虫綱  トンボ目(蜻蛉目(せいれいもく))
学名:Odonata  英名:dragonfly、damselfly
別名:秋津(アキツ、アキヅ)、モスキートホーク


全世界に、約5,000~6,000種類が生息する。


日本では、約200種類が確認されている。


卵→幼虫→成虫という段階を経る
『不完全変態』の昆虫である。
(『完全変態』は、卵→幼虫→さなぎ→成虫)


食性は、肉食性。
蚊、ハエ、チョウ、蛾、他のトンボなどを空中で捕食する。
トンボの顎は大きく、よく発達しており、
獲物を噛み砕いて食べる。

オニヤンマなどは、毒性の強いスズメバチなども捕食する。



中南米に生息するハビロイトトンボは、
造網性のクモに飛びかかって捕食する。



トンボの幼虫は、総称してヤゴと呼ばれる。


ヤゴはエラを持ち、完全な水中生活を送る。


幼虫の期間は、種によってさまざまで、
約1ヶ月で成虫になる種もいれば、
7~8年もかかる種もいる。


トンボが成虫になってからの寿命は、
平均30~50日程度である。
一方、オツネントンボとホソミオツネントンボは長生きで、
成虫になってからの寿命は、約9~10ヶ月である。


卵で越冬するもの、
ヤゴで越冬するもの、
成虫で越冬するものの3種類に分かれる。
日本のトンボの約85%は、
ヤゴの状態で越冬する。


羽化はセミと同様、主に夜間に行われる。


成虫は、大きな複眼を持つ。
複眼は、六角形の個眼が数万個集まって成り立ち、
約270°の広い視界を見ることができる。


トンボは優れた飛行技術を持ち、
空中で静止(ホバリング)することができる。


トンボの翅は特殊で、筋肉が翅に直接ついている。
このため、トンボは前翅と後翅を別々に動かすことができ、
効率よく速く飛ぶことができる。
また、翅を1枚失っても飛ぶことができる。


トンボの翅の断面は、
タカや飛行機の翼のように流線型ではなく、
細かい凹凸がある。
トンボが飛ぶ時、
凹凸の部分に小さな空気の渦が発生し、
その渦が空気をスムーズに後ろへ流すので、
微風の中でも強風の中でも、
トンボは安定して滑空することができる。


触覚は退化し、短くなっている。


ほとんどのオスは縄張りを持ち、
他のオスが縄張りに侵入すると、激しく攻撃する。


日本では、トンボを秋津(アキツ、アキヅ)と呼び、
古くから親しみを持ってきた。
幼生期には水中の害虫を、
成虫期には空中の害虫を捕食するので、
益虫として扱われることが多く、
古事記と日本書紀では、
本州のことを『秋津島(あきつしま)』と記している。


トンボは、その力強い飛翔力や機動力から、
『不退転』の象徴とされ、
『勝ち虫』『勝軍虫』として、武士に人気があった。
戦国時代、兜や鎧、刀のつば、陣羽織や印籠など、
幅広くトンボの装飾が用いられた。


西洋においては、
トンボは不吉な虫とされることが多い。


トンボは迷信から、いくつもの別名を持っている。
夜に屋外で寝ている人の唇を縫い合わせるという迷信から
『悪魔のダーニング・ニードル(縫い針)』、
トンボの翅に触れると切り裂かれるという迷信から
『魔女の針』などと呼ばれている。
また、大量の昆虫を食べることから
『ビー・ブッチャー(蜂殺し)』とも呼ばれている。


トンボはヘビや馬を攻撃するとも言われているが、
実際に人や馬を刺したり、攻撃することはない。


アニマル・メディスンとして


トンボが象徴するもの
   ・・・適応力、喜び、幻想、変身、妖精とのつながり、夢を理解すること、
      軽快さ、幻影を見破る力、真実を見抜く力、ドラゴンとのつながり
      人生の変容のために幻を壊すこと。機動性。


光輝く身体と軽やかな翅を持つトンボは
光、錯覚、幻影と深い関連を持つ。


トンボの身体の色のほとんどは、
虹と同じ原理で創られている。
身体の表面を覆う殻が光を乱反射し屈折させ、
玉虫色の輝きを生み出し、
年をとるにつれ、その色も変化していく。


トンボの色と光を屈折する能力は、
色彩に関わる魔術や神秘主義と結びつけられてきた。
トンボの虹色の翅は、
われわれの日常には存在しないものを象徴し、
トンボが妖精の世界の住人であることを表している。


トンボはわれわれに、
われわれの目に見えているものが
必ずしも真実とは限らないこと、
われわれが現実と思っていることは
ただの錯覚かもしれないこと、
われわれが当たり前に思っている世界が
全てではないことを伝えている。


トンボのカードが出た場合、
あなたは現実ではなく、
幻影を見ている可能性があることを示唆している。
今、自分が置かれている状況や
周りの人の意図を理解していないのではないか。
あなたは欺かれているのではないか。


トンボは、人生は目に見えるとおりではないが、
光と色で満ちたものであり、
われわれも自分自身の光を発し、
輝いていくよう伝えている。


トンボは、四大元素の風の象徴であり、
風は変化を象徴する。
トンボはわれわれに、
より大きな次元についての知識を与え、
霊的に成長できる光の領域へと
われわれを導いてくれる。


トンボはまた、行き詰まっている人、
霊的な成長ができない人、
創造性を発揮できない人に
変化を促すサポートを与えてくれる。


自分に必要な変化や成長が
何かに妨げられていると感じる場合、
トンボは、その限界は
自分が創り上げた幻想なのではないか、
もしそうなら、
自ら打ち砕かなければならないと伝えている。


幻想を操るマスターとして、
トンボはわれわれに、
自分自身を欺いてはならないと警告している。
トンボはわれわれに、
われわれ自身が創った幻想の先にある
真実を見ることが大切であると教えている。


光の中に住むトンボは、知恵や悟りも象徴する。
また、トンボは、
夢を統治するマスターとも考えられている。


トンボは、昆虫の中で
最も適応力の高いもののひとつである。
1億8,000万年もの間、生き残ってきたトンボは、
虫や鳥よりも優れた飛行技術を持ち、
最大時速48キロで飛び、
捻り、回転、上下への移動、瞬時の方向転換、
ホバリング、滑空、後方への飛行など、
いとも簡単にやってのける。


トンボは、自分が決めた道を貫くマスターである。
トンボのトーテムを持つ人は、
トンボが自由自在に空を飛ぶように、
人生において、自分が決めたことを着実に実行する。


また、トンボをトーテムに持つ人は、
人生の暗黒期においても深刻になりすぎず、
常に軽やかに、明るい見方を持ち続ける。
さらに、自分の周りにいる人も
ポジティブであるよう導くことができる。


トンボは、変身や変容を象徴する。
トンボは、さまざまな角度で飛び回り、
意識や考えが凝り固まらないよう、
変化のエネルギーを掻き立てている。


トンボはわれわれに、
自分の潜在能力やギフトをフルに活かすためには、
変化していくことが必要であると伝えている。


トンボのカードが出た場合、
自分に変えるべきところがないか探すよう伝えている。
変化が必要と感じる場合、
トンボのエネルギーを召還することで、
トンボが変身への道を進むサポートをしてくれる。


トンボは、多くの文化において、
縁起のよいものと考えられてきた。
トンボは、日本の絵画にしばしば描かれ、
新しい光や喜びを象徴するものとされている。


また、トンボが漁師の上を飛べば、
豊漁になるという迷信もある。


ネイティブ・アメリカンのいくつかの部族にとっては、
トンボは死人の魂を象徴する。
また、ネイティブ・アメリカンの伝承によると、
トンボは、かつてはドラゴンであった。
ドラゴンは、トンボの翼のような鱗を持ち、
火を吐くことで、夜の闇に光をもたらす存在であった。
ある時、ドラゴンはコヨーテに騙され、
トンボに変身し、元の姿に戻れなくなってしまった。
自分の魔力を証明する挑戦を受けたことで、
ドラゴンはその力を永遠に失ったのであった。


トンボは、長い成長の過程を経て、
玉虫色に輝く身体を手に入れる。
トンボは、成長とともに
自分の真の色が現れることを象徴している。


トンボのカードが出た場合、
自分自身の真のカラーをもっと出すことを
求められている。


トンボは、四大元素の風と水に生息する。
水は感情を表し、風は精神を表すことから、
トンボのトーテムを持つ人は、
感情と精神のバランスを保つことが上手である。


トンボのカードが出た場合、
自分の感情をよく調べてみるよう伝えている。
トンボはわれわれに、
自分の心の深いところにある欲望と、
望んでいる結果に注目するよう伝えている。


あなたの夢は、本当に自分の夢なのか。
他人の夢ではないか。
トンボはわれわれに、
自分自身の夢を追求するよう、
繭から出て、夜明けの朝霧の中で翅を広げ、
風に乗って軽やかに踊り、
自分自身の輝きを発するよう伝えている。


トンボは、われわれの考えていることが
われわれを取り巻く現実を創っていること、
われわれは、錯覚の霧の中から抜け出して、
夢を現実に変えていかなくてはならないことを
伝えている。
変容の道を歩むことが
人生に光と色をもたらすことを
トンボは教えている。



《逆位置》


自分や他の誰かに、自分の力を誇示しようとしていないか。

自分の本当の気持ちや能力を
弱めてしまうような錯覚に陥っているのではないか。
もしそうなら、
あなたの本当の目標を含んでいない「夢物語」に振り回され、
燃え尽きることになるかもしれない。

自分自身の内側をよく見て、
自分自身でいる感覚を取り戻しなさい。

他の誰かの望みを叶えるために、
自分を変えることでもっと幸せになると
誰かに信じ込まされていないか。

他人に押し付けられた錯覚に陥り、
自分の意志を失い、
他人に流されるのは惨めなことである。

本当はそうではないのに、
あなたにとって正義で真実であると自分を偽るのなら、
あなたは他人に自分の力を明け渡している。
自分の力を取り戻しなさい。

自分が全てを創造しているということを
常に心に止めなさい。


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