今回は、アニマル・メディスン ウサギ Rabbit の巻です。
写真は、ネットからお借りしました。



動物として
ウサギ ウサギ目(重歯目)ウサギ科
学名:Leporinae 英名:Rabbit
アナウサギ類(rabbits)と
ノウサギ類(hares)に分けられ、
約43種から成る。
ペットとして売られているウサギは、
アナウサギを品種改良したものである。
最近まで、齧歯(げっし)目中の亜目とされていたが、
齧歯類が上下1対の門歯(切歯)を持つのに対し、
ウサギ目は上顎1対の門歯の後ろに
退化した1対の門歯を余分に持ち、
全部で6本の前歯を持つことから、
重歯目(じゅうしもく)として、
齧歯類とは区別されるようになった。
齧歯目は、顎を前後に動かすのに対し、
ウサギ目は、顎を左右に動かすことから、
ウサギは有蹄類(ウシなど)に近いのではないか
とも言われている。
草原、半砂漠地帯、森林、湿原などに生息。
薄暮性で、朝と夕方に最も活発に行動する。
食性は植物食。
草、葉、果実、樹皮などを食べる。
一部の野生種は、アリなどの昆虫も食べる。
一部の種類を除き、
足の裏には犬猫のような肉球はなく、
毛で覆われている。
鋭い聴覚と嗅覚を持つ一方、視覚は弱い。
声帯を持たないため、滅多に声を出すことはない。
仲間に警戒を促す時、緊張したり怒った時など、
地面を後脚で強く打つ(ストンピング)。
肛門に頭を近づけて、
未消化の植物繊維等を含んだ糞を食べる(食糞)。
アナウサギ



アナウサギは、地中に複雑なトンネルを掘り、集団で生活する。
縄張り意識は強く、
顎下にある臭腺をこすりつけて臭いづけをし、
テリトリーを主張する。
生まれたばかりの子は、毛が生えておらず赤裸で、
目も開いていない。
古代ローマ人は、
ヨーロッパアナウサギを食肉用として飼育していた。
ノウサギ



ノウサギは、穴を掘らず、地上で暮らす。
アナウサギに比べて前肢が長い。
生まれたばかりの子も、毛が生えそろっており、
目も見え、すぐに歩くことができる。
日本には、5種のノウサギが生息している。
代表的なものは、エゾユキウサギ

日本では、アマミノクロウサギが
特別天然記念物に指定されている。

ノウサギは世界各国の民話に登場し、広く親しまれてきた。
多くの場合、すばしこくていたずら好き、
時に悪賢いが、時に騙されるという共通性を持っている。
中国では、ウサギを幸運や月と結びつけ、
ウサギ年に生まれた人は、
芸術的で感性豊かであると考えている。
アニマル・メディスンとして
ウサギが象徴するもの
・・・用心深さ、臆病、幸運、多産、創造、家族、豊かさ、スピード、不滅
ウサギは、豊かさ、機転、弱さを象徴し、
多産、出産、感傷、欲望とも深い関連性を持つ。
ウサギは、母なる地球が大きく変化する春と
密接な関わりを持つ。
ウサギはどの生きものよりも早く、
春の呼び声を感じ取ることができる。
あらゆる動物が求愛を始める春は、
生命の祝いの季節であり、
真っ先に春の歓喜へと飛び込むのがウサギである。
ウサギの繁殖力は強く、瞬く間に子孫を殖やす。
ウサギは、新しい生命、新しい始まり、
止まることのない成長に満ち溢れた春の象徴である。
古代ゲルマンの春の女神オスタラ(エオストレ)のシンボルも
花、卵、ウサギである。
神話によると、女神オスタラにとって
特に白いウサギは神聖な生き物であり、
女神自身、時にウサギに変身していた。
3月と4月、ノウサギたちは草原で
求愛したりケンカしたり、ダンスをすることから、
ウサギは再生と不滅を表すものとされた。
ウサギは、タゲリ(鳥)と似た巣を地面に作るため、
タゲリは、ウサギの巣によく卵を産む。
ウサギの巣に卵が魔法のように現れることから、
イースターのシンボルとして、ウサギと卵が定着した。

タゲリ

ウサギは、巣に魔法のように現れた卵と同じく、
意識の中に突然現れる直感も象徴している。
ウサギをトーテムに持つ人は、
予測不可能な行動を取ったり、
衝動的な動きをすることが多い。
素早い反射神経と抜群な調整力を持ち、
観察眼が鋭く、とても用心深い。
機転もよく利く。
性質は穏やかで愛情深く、
家族や仲間を大事にする。
周囲の状況にうまく自分を調和させる
思慮深さも持っている。
成功に到達するのが他の人よりも早く、
自分の人生だけでなく、周囲にアドバイスすることで、
高い成功を収めることが多い。
どの道が危険で、どの道が成功への道か、
本能的に感じ取ることができる。
ウサギのカードが出た場合、
立ち止まり、周りに注意し、耳を澄ます時であることを示す。
ウサギはネズミなどと同様に、
最も多く捕食される動物である。
それゆえ、母なる大地はウサギに
類いまれなる繁殖力というギフトを与えたのである。
ウサギはしばしば、“狩られている”人のところに現れる。
職場や家庭で、何か“危機”が迫っていないだろうか。
危機を察知する本能を養う時が来たことを
ウサギは伝えている。
右に曲がるか、左に曲がるか、あるいは立ち止まるか。
捕食者の目を逸らし、生き延びるための力を
身につけなければならない。
生きるための変容が必要であることを知らせている。
人生の袋小路にいるように感じる時、
ウサギは逃げ道を教え、助け出してくれるガイドである。
荒野では、ウサギは素晴らしいプランナーであり、
脱出術においては偉大なアーティストである。
あなたは“被害者”の役を演じているのではないか。
他人が自分を試しているとか、
他人に利用されていると感じていないか。
もしそうなら、そのような考えを捨てなくてはならない。
ウサギは、地上で最も早く機転が利く動物である。
自分の賢さを信頼しなさい。
あなたは被害者でも犠牲者でもない、
あなたはそのままで十分な存在であると
ウサギは教えている。
ウサギは、世界の様々な文化に登場する。
キリスト教においては、復活祭の象徴であり、
仏教においては、ブッダが野うさぎに姿を変え、
火の中に身を投じたことから、犠牲の象徴とされている。
ウサギは“怖れ”や“恐怖”とも結び付けられるが、
恐怖に打ち克つ自己防衛力を
ウサギは兼ね備えている。
ウサギをトーテムに持つ人は、
自己防衛力を駆使し、
人生の波を乗り越えていくことができる。
ウサギはよく、隠れたり休むための浅い穴を掘るが、
同時に、複数の逃げ道を確保する。
ウサギは、あらゆる可能性を考慮して、
計画を立てるべきであると伝えている。
ウサギのカードが出た場合、
準備段階であれ、実行中であれ、
計画を見直す必要があるのかもしれない。
ウサギは、捕食者に見つからない
賢い方法を知っている。
それは、凍りついたように
動きを完全に静止することである。
争いごとに巻き込まれそうな時、
自分の動きを人に知られないことが大事と
ウサギは伝えている。
ウサギは逃げる時には、
素早いターンを巧妙に繰り返し、非常に速く走る。
完全な静止状態から、
高速走行へのダイナミックな移行は、
ウサギから学ぶべき重要な学びである。
短い時間で自分の能力を発揮し、
成功を得るやり方を
われわれはウサギから学ぶことができる。
ウサギは女神、月、夜の生きものであり、
夜明け、明るさ、東方も象徴する。
月の満ち欠けと同調することから、
人生の潮流のサイクルと同調する手助けもしてくれる。
ウサギは、ひとつの創造のサイクルが終わった時、
それを喜んで手放すこと、
再生や豊かさは、またいずれやってくることを
教えている。
ウサギのサポートを得ることで、
われわれは、人生の変化の時を上手に過ごし、
自分を導く直感を磨くことができる。
ウサギをメディスンに持つ人は、
悲劇や病気、災害、そして
何かを“失うこと”を非常に恐れる。
学ぶべきことは、
恐れてばかりいると、
それが現実になってしまうということである。
ウサギのカードが出た場合、
未来について心配したり、
未来をコントロールしようとするのは
やめるよう伝えている。
特に、自分の怖れを言葉にしてはいけない。
心配や恐怖とともに時間を過ごすことは、
負のエネルギーを発することになり、
不安が現実化する可能性が高くなる。
一方、ウサギのメディスンは非常にポジティブでもあり、
愛、豊かさ、健康を引き寄せる方法を教えてくれる。
恐怖から抜け出し、自分の知恵によって生きることで、
隠れた学びやメッセージを得たり、
素早い思考や直感が強化されるようになる。
ウサギは謙虚で物静かであり、あまり自己主張をしない。
もし、ウサギが気になったり、
ウサギに心惹かれる場合は、
宇宙が再び動き始めるまで、
心配するのを止め、怖れを取り除いて待つよう
言われているのかもしれない。
ウサギは、自分が歩んできた人生を見つめ直すことと、
否定的な感情をなくし、
より謙虚でいることの必要性を常に示している。
またウサギは、食事には
もっと気を使うべきであると伝えている。
たまにでもベジタリアンになることで、
体はより強くなり、
内臓の休息・癒しにもなると教えている。
《逆位置》
あなたの人生において、
バランスが取れていない部分があることを示唆している。
普段暮らしている世界とは違う世界に
過度に関心を持ってはいないか。
たとえば、普段とは違うものを見つけると
何かの兆候と捉えたり、
見えない世界からのメッセージではないかと
考えすぎたりしてはいないか。
バランスを取るためには、
内と同じくらい、外の領域にも気を配る必要がある。
知恵やガイダンスは、さまざまなところからやってくる。
今までよりも大きな常識をもって、
キャッチする必要があるのかもしれない。
ウサギが捕食者につきまとわれているような、
麻痺したような感情を持っているのではないか。
問題を解決しようとしてもできなくて、
凍りついたかのように感じているのなら、
宇宙の力が再び動き始めるのに任せ、
待った方がいいかもしれない。
動きを止めて休息する時かもしれない。
現在進行中のプロセスを
再検証した方がいいかもしれない。
ネガティブな感情は捨てなければならない。
宇宙の力は動き続けるので、
どんな状況においても、必ず抜け道はある。
それは、成功するための問題を処理する方法にも通じる。
ウサギからヒントを得なさい。
安全な空間にもぐり込んで、
充分休養して自分のパワーを取り戻し、
怖れを手放して、元気よく草原に飛び出しなさい。
あなたのみずみずしいエネルギーを
狙うものの手に落ちないために。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
写真は、ネットからお借りしました。





ウサギ ウサギ目(重歯目)ウサギ科
学名:Leporinae 英名:Rabbit
アナウサギ類(rabbits)と
ノウサギ類(hares)に分けられ、
約43種から成る。
ペットとして売られているウサギは、
アナウサギを品種改良したものである。
最近まで、齧歯(げっし)目中の亜目とされていたが、
齧歯類が上下1対の門歯(切歯)を持つのに対し、
ウサギ目は上顎1対の門歯の後ろに
退化した1対の門歯を余分に持ち、
全部で6本の前歯を持つことから、
重歯目(じゅうしもく)として、
齧歯類とは区別されるようになった。
齧歯目は、顎を前後に動かすのに対し、
ウサギ目は、顎を左右に動かすことから、
ウサギは有蹄類(ウシなど)に近いのではないか
とも言われている。
草原、半砂漠地帯、森林、湿原などに生息。
薄暮性で、朝と夕方に最も活発に行動する。
食性は植物食。
草、葉、果実、樹皮などを食べる。
一部の野生種は、アリなどの昆虫も食べる。
一部の種類を除き、
足の裏には犬猫のような肉球はなく、
毛で覆われている。
鋭い聴覚と嗅覚を持つ一方、視覚は弱い。
声帯を持たないため、滅多に声を出すことはない。
仲間に警戒を促す時、緊張したり怒った時など、
地面を後脚で強く打つ(ストンピング)。
肛門に頭を近づけて、
未消化の植物繊維等を含んだ糞を食べる(食糞)。
アナウサギ



アナウサギは、地中に複雑なトンネルを掘り、集団で生活する。
縄張り意識は強く、
顎下にある臭腺をこすりつけて臭いづけをし、
テリトリーを主張する。
生まれたばかりの子は、毛が生えておらず赤裸で、
目も開いていない。
古代ローマ人は、
ヨーロッパアナウサギを食肉用として飼育していた。
ノウサギ



ノウサギは、穴を掘らず、地上で暮らす。
アナウサギに比べて前肢が長い。
生まれたばかりの子も、毛が生えそろっており、
目も見え、すぐに歩くことができる。
日本には、5種のノウサギが生息している。
代表的なものは、エゾユキウサギ

日本では、アマミノクロウサギが
特別天然記念物に指定されている。

ノウサギは世界各国の民話に登場し、広く親しまれてきた。
多くの場合、すばしこくていたずら好き、
時に悪賢いが、時に騙されるという共通性を持っている。
中国では、ウサギを幸運や月と結びつけ、
ウサギ年に生まれた人は、
芸術的で感性豊かであると考えている。


ウサギが象徴するもの
・・・用心深さ、臆病、幸運、多産、創造、家族、豊かさ、スピード、不滅
ウサギは、豊かさ、機転、弱さを象徴し、
多産、出産、感傷、欲望とも深い関連性を持つ。
ウサギは、母なる地球が大きく変化する春と
密接な関わりを持つ。
ウサギはどの生きものよりも早く、
春の呼び声を感じ取ることができる。
あらゆる動物が求愛を始める春は、
生命の祝いの季節であり、
真っ先に春の歓喜へと飛び込むのがウサギである。
ウサギの繁殖力は強く、瞬く間に子孫を殖やす。
ウサギは、新しい生命、新しい始まり、
止まることのない成長に満ち溢れた春の象徴である。
古代ゲルマンの春の女神オスタラ(エオストレ)のシンボルも
花、卵、ウサギである。
神話によると、女神オスタラにとって
特に白いウサギは神聖な生き物であり、
女神自身、時にウサギに変身していた。
3月と4月、ノウサギたちは草原で
求愛したりケンカしたり、ダンスをすることから、
ウサギは再生と不滅を表すものとされた。
ウサギは、タゲリ(鳥)と似た巣を地面に作るため、
タゲリは、ウサギの巣によく卵を産む。
ウサギの巣に卵が魔法のように現れることから、
イースターのシンボルとして、ウサギと卵が定着した。

タゲリ

ウサギは、巣に魔法のように現れた卵と同じく、
意識の中に突然現れる直感も象徴している。
ウサギをトーテムに持つ人は、
予測不可能な行動を取ったり、
衝動的な動きをすることが多い。
素早い反射神経と抜群な調整力を持ち、
観察眼が鋭く、とても用心深い。
機転もよく利く。
性質は穏やかで愛情深く、
家族や仲間を大事にする。
周囲の状況にうまく自分を調和させる
思慮深さも持っている。
成功に到達するのが他の人よりも早く、
自分の人生だけでなく、周囲にアドバイスすることで、
高い成功を収めることが多い。
どの道が危険で、どの道が成功への道か、
本能的に感じ取ることができる。
ウサギのカードが出た場合、
立ち止まり、周りに注意し、耳を澄ます時であることを示す。
ウサギはネズミなどと同様に、
最も多く捕食される動物である。
それゆえ、母なる大地はウサギに
類いまれなる繁殖力というギフトを与えたのである。
ウサギはしばしば、“狩られている”人のところに現れる。
職場や家庭で、何か“危機”が迫っていないだろうか。
危機を察知する本能を養う時が来たことを
ウサギは伝えている。
右に曲がるか、左に曲がるか、あるいは立ち止まるか。
捕食者の目を逸らし、生き延びるための力を
身につけなければならない。
生きるための変容が必要であることを知らせている。
人生の袋小路にいるように感じる時、
ウサギは逃げ道を教え、助け出してくれるガイドである。
荒野では、ウサギは素晴らしいプランナーであり、
脱出術においては偉大なアーティストである。
あなたは“被害者”の役を演じているのではないか。
他人が自分を試しているとか、
他人に利用されていると感じていないか。
もしそうなら、そのような考えを捨てなくてはならない。
ウサギは、地上で最も早く機転が利く動物である。
自分の賢さを信頼しなさい。
あなたは被害者でも犠牲者でもない、
あなたはそのままで十分な存在であると
ウサギは教えている。
ウサギは、世界の様々な文化に登場する。
キリスト教においては、復活祭の象徴であり、
仏教においては、ブッダが野うさぎに姿を変え、
火の中に身を投じたことから、犠牲の象徴とされている。
ウサギは“怖れ”や“恐怖”とも結び付けられるが、
恐怖に打ち克つ自己防衛力を
ウサギは兼ね備えている。
ウサギをトーテムに持つ人は、
自己防衛力を駆使し、
人生の波を乗り越えていくことができる。
ウサギはよく、隠れたり休むための浅い穴を掘るが、
同時に、複数の逃げ道を確保する。
ウサギは、あらゆる可能性を考慮して、
計画を立てるべきであると伝えている。
ウサギのカードが出た場合、
準備段階であれ、実行中であれ、
計画を見直す必要があるのかもしれない。
ウサギは、捕食者に見つからない
賢い方法を知っている。
それは、凍りついたように
動きを完全に静止することである。
争いごとに巻き込まれそうな時、
自分の動きを人に知られないことが大事と
ウサギは伝えている。
ウサギは逃げる時には、
素早いターンを巧妙に繰り返し、非常に速く走る。
完全な静止状態から、
高速走行へのダイナミックな移行は、
ウサギから学ぶべき重要な学びである。
短い時間で自分の能力を発揮し、
成功を得るやり方を
われわれはウサギから学ぶことができる。
ウサギは女神、月、夜の生きものであり、
夜明け、明るさ、東方も象徴する。
月の満ち欠けと同調することから、
人生の潮流のサイクルと同調する手助けもしてくれる。
ウサギは、ひとつの創造のサイクルが終わった時、
それを喜んで手放すこと、
再生や豊かさは、またいずれやってくることを
教えている。
ウサギのサポートを得ることで、
われわれは、人生の変化の時を上手に過ごし、
自分を導く直感を磨くことができる。
ウサギをメディスンに持つ人は、
悲劇や病気、災害、そして
何かを“失うこと”を非常に恐れる。
学ぶべきことは、
恐れてばかりいると、
それが現実になってしまうということである。
ウサギのカードが出た場合、
未来について心配したり、
未来をコントロールしようとするのは
やめるよう伝えている。
特に、自分の怖れを言葉にしてはいけない。
心配や恐怖とともに時間を過ごすことは、
負のエネルギーを発することになり、
不安が現実化する可能性が高くなる。
一方、ウサギのメディスンは非常にポジティブでもあり、
愛、豊かさ、健康を引き寄せる方法を教えてくれる。
恐怖から抜け出し、自分の知恵によって生きることで、
隠れた学びやメッセージを得たり、
素早い思考や直感が強化されるようになる。
ウサギは謙虚で物静かであり、あまり自己主張をしない。
もし、ウサギが気になったり、
ウサギに心惹かれる場合は、
宇宙が再び動き始めるまで、
心配するのを止め、怖れを取り除いて待つよう
言われているのかもしれない。
ウサギは、自分が歩んできた人生を見つめ直すことと、
否定的な感情をなくし、
より謙虚でいることの必要性を常に示している。
またウサギは、食事には
もっと気を使うべきであると伝えている。
たまにでもベジタリアンになることで、
体はより強くなり、
内臓の休息・癒しにもなると教えている。
《逆位置》
あなたの人生において、
バランスが取れていない部分があることを示唆している。
普段暮らしている世界とは違う世界に
過度に関心を持ってはいないか。
たとえば、普段とは違うものを見つけると
何かの兆候と捉えたり、
見えない世界からのメッセージではないかと
考えすぎたりしてはいないか。
バランスを取るためには、
内と同じくらい、外の領域にも気を配る必要がある。
知恵やガイダンスは、さまざまなところからやってくる。
今までよりも大きな常識をもって、
キャッチする必要があるのかもしれない。
ウサギが捕食者につきまとわれているような、
麻痺したような感情を持っているのではないか。
問題を解決しようとしてもできなくて、
凍りついたかのように感じているのなら、
宇宙の力が再び動き始めるのに任せ、
待った方がいいかもしれない。
動きを止めて休息する時かもしれない。
現在進行中のプロセスを
再検証した方がいいかもしれない。
ネガティブな感情は捨てなければならない。
宇宙の力は動き続けるので、
どんな状況においても、必ず抜け道はある。
それは、成功するための問題を処理する方法にも通じる。
ウサギからヒントを得なさい。
安全な空間にもぐり込んで、
充分休養して自分のパワーを取り戻し、
怖れを手放して、元気よく草原に飛び出しなさい。
あなたのみずみずしいエネルギーを
狙うものの手に落ちないために。
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