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夕張市、土地付き市営住宅千円で売ります

2008年10月31日 | せつない
夕張の市営住宅、売値は1000円 財政難で改修費なく(朝日新聞)

夕張市の老朽化した市営住宅(土地付き)が最低価格1000円で売りに出されるそうです。
市の財政では改修困難で土地が荒れるほかないため、上手く行けば今後も同様の物件を売却していくそうです。
記事に物件の写真があります。

土地付1000円と言うと破格の感がありますが、住宅用地として使うこと、景観に配慮して3カ月以内に解体・改修に着手することなど、いろいろと条件があるようです。
築54年で10年以上空家だったということで、普通に住めるようにするには100万円以上かかるとか…

担当者は「これからの季節だと少々寒いかもしれないが、夕張の冬を実感したいという人もいるのでは」と期待する。
(元記事より)

北海道夕張市。少々寒いどころではないと思います。
11月から2月の間に解体・改修というのも大変そうです。

FNNニュースには動画があります。
こちらでも「広大な土地でゆったりと老後や第二の人生を過ごすには最適」と言われていますが…
財政再建団体で安心して老後が過ごせるのかは疑問です。

それでもすでに100件以上の応募が来ているそうです。
はたしていくらのお値段がつくのでしょうか。
入札は11月6日ということです。

11/8追記
100件以上の「応募」ではなく「問い合わせ」だったようです…
入札は2者のみ。小樽市のログハウスメーカーが56万7千円で落札したそうです。
夕張市にとっては予想外の高値だったようで、今後の売り出しについても検討するそうです。(北海道新聞の記事