パンダ不在の上野動物園、60年ぶりに入園者300万人割れ

パンダ不在で客寄らず？上野動物園、６０年ぶり３００万人割れ（読売新聞）

東京、上野動物園の2008年度の入園者数は、前年度より約60万人減の約289万8千人となり、60年ぶりに300万人を割り込んだそうです。

上野動物園は昨年4月末、ジャイアントパンダのリンリンが死んで、シンボルだったパンダがいない状態です。
「パンダ不在と、不況で行楽を控えた人が増えたことなどが影響した」と分析されているそうです。
※パンダ不在といってもレッサーパンダはいますよ！

上野動物園といえばジャイアントパンダというイメージがありますから、仕方のないことかもしれません。
60年間300万人以上の数字をキープし、2007年度は約349万人だったそうですから、2008年度は激減といってもいい状態ですね。

動物の展示方法に工夫を凝らして人気がある北海道旭川市の旭山動物園は、2008年度の入園者数が約276万9千人で、上野動物園と約13万人差に迫っているそうです。

ただ、旭山動物園も12年ぶりに入場者数が前年度割れしている（北海道新聞の記事）ということで、景気悪化の影響は深刻なようです。

スカイマークの制服廃止、ポロシャツやウインドブレーカーに

ポロシャツ姿で客室乗務 スカイマーク、制服廃止へ（47NEWS-共同通信）

スカイマークは4月にもパイロットや客室乗務員、地上職員の制服を廃止し、代わりにポロシャツやウインドブレーカーを支給することを決めたそうです。
元記事に現在の制服を着用した乗務員の写真があります。

海外では客室乗務員がポロシャツを着用している会社も多いということですが、国内では初の試みになるそうです。

スカイマークは制服のコスト削減分を利用客に還元していくそうです。
格安航空運賃がこれで維持できるのなら歓迎ですが、パイロットや客室乗務員の制服がポロシャツになってしまうのはちょっとさびしいですね。

プリクラを世に出したアトラス、業務用ゲーム事業撤退へ

プリクラも不況…１号機発売のアトラス撤退（朝日新聞）

90年代後半に爆発的人気商品となったプリント倶楽部を発売したことで知られる、ゲームメーカーのアトラスが今年度いっぱいで業務用ゲーム関連事業から撤退することになったそうです。
元記事にプリクラ1号機筐体の写真があります。

日経新聞の記事などによると、今後は家庭用ゲームとそれに関したコンテンツ事業に注力していくそうです。

確かに90年代に比べると携帯電話のカメラ機能は格段に向上しましたし、ゲームセンターの数自体も減っている気がします。
時代の流れというものなのでしょうが、少し寂しいですね。

お別れにファン殺到、0系新幹線引退の日

初代新幹線「０系」が引退　名残り惜しむ大勢のファン（産経新聞）

初代新幹線「０系」が30日、44年間にわたる営業運転を終えて引退したというニュースです。
０系新幹線は昭和39年の東海道新幹線開業に合わせてデビューし、日本の高度成長期を支えた名車でした。
最終日の発着駅となった新大阪駅や博多駅などには大勢の鉄道ファンが詰めかけ、別れを惜しんだということです。

丸みのある先頭部分が特徴で、昔は新幹線といえばこのデザインでイメージが統一されていましたね。
高度経済成長期を象徴する「夢の超特急」として一段と思い入れの強い人も多いのではないでしょうか。
時代の流れとはいえ、少々さびしいですね。

12月には０系による臨時の「さよなら運転」が実施されるということですが、全席指定で既に完売しているそうです。

三菱化学、3.5インチフロッピーディスクの販売を終了へ

三菱化学メディア、3.5インチフロッピー販売終了へ（ITmedia）

三菱化学メディアは3.5インチフロッピーディスクの販売を2009年3月末で終了するそうです。理由は製品に使われる磁気ディスクの生産が終了するためだそうです。

3.5型FD（フロッピーディスク）販売終了のお知らせ（三菱化学メディア株式会社）

最近はフロッピーディスクドライブの付いたパソコンも減ってきましたが、安価で丈夫な記憶媒体として、まだまだ現役で用いられているところも多いと思います。
三菱化学での販売終了は残念ですが、ソニーやマクセル、イメーションなどでも販売されているので、当分は絶滅の心配は無さそうです。

金魚すくいに異変、金魚の産地がピンチ

金魚すくい、親が「持ち帰り拒否」で金魚の産地、大和郡山がピンチ（産経新聞）

金魚の産地がピンチだということです。金魚を気軽に持ち帰られる環境が減ったということと、高級志向へのシフトなどの要因があるようです。金魚すくいの露店も減り、生産現場の後継者も不足している現状のようです。

昔から縁日には金魚すくいの露店が欠かせないものでした。金魚の水槽がある家も珍しくありませんでしたが…
日本的情緒のある風景が減っていくのは寂しいことですね。

22年で26回、身勝手な癒しを求めた犬泥棒逮捕

１０年で３回、住所不定の犬泥棒逮捕「独りぼっちで寂しかった」(読売新聞) - goo ニュース

人間に相手にされない寂しさを犬で紛らわせようとして、挙句その犬にも逃げられたどうしようもない泥棒（４３）が逮捕されたそうです。3年前にも同じ犬を盗んだ罪で服役し、2日前に出所したばかりだったそうです。
こちらの記事（名古屋タイムズ）に盗まれたコーギーの写真があります。また、具体的な手口や同様の前科が20以上あることも分かります。

自分が寂しくなくなれば、それまで家族同然に暮らしていた本来の飼い主や犬の気持ちはどうでも良いのでしょうか。全く身勝手な理由で腹立たしいです。
こんな理由で12年一緒に暮らしてきた犬を行方不明にされてしまった飼い主さんと、迷子になってしまったコーギーくんが気の毒でなりません。早く見つかることを願います。

鶴丸ジャンボ、最後のフライト

鶴丸の国際線、最後の雄姿 成田、親しまれ約半世紀(共同通信) - goo ニュース

元記事で鶴丸マークをつけた最後のボーイング767と歴代の制服を着た客室乗務員との写真が見られます。2002年にJALとJASが統合されてから、徐々に太陽をモチーフにした新しいマークに変わってきましたが、この一機で最後だそうです。

日本らしいイメージで良いシンボルマークだったと思います。全く見られなくなるのは残念ですね。

プリントゴッコ、6月で販売終了

「プリントゴッコ」６月で販売終了、パソコンなどの普及で(読売新聞) - goo ニュース

本体は販売終了ですが、消耗品などは当面販売を続けるそうです。
一昔前は年賀状といえばプリントゴッコを使用したものが多かったですが、確かに最近はパソコンとインクジェットプリンタで作ったものの方が多いですね。時代の流れを感じます。