終末期医療の専門家である著者が1000人を越す患者たちの吐露した「やり残したこと」を25に集約して紹介
儚くも切ない思いが行間から滲み出てくるようで胸が締め付けられます。
例外なく、死はすべての人に訪れます。だからこそ1人でも多くの人に後悔の少ない人生を送ってほしい
あなたは最期、何に後悔しそうですか(5つまで回答可)
1、自分のやりたいことをやらなかったこと (46%)
2、夢をかなえられなかったこと (35%)
3、行きたい場所に旅行しなかったこと (33%)
4、健康を大切にしなかったこと (17%)
5、自分の生きた証を残さなかったこと (16%)
6、感情に振り回された一生を過ごしたこと (13%)
7、会いたい人に会っておかなかったこと (12%)
8、他人に優しくなれなかったこと (11%)
9、記憶に残る恋愛をしなかったこと (11%)
10、美味しいものを食べておかなかったこと (10%)
11、愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと (10%)
12、たばこをやめなかったこと (10%)
13、生前の意思を示さなかったこと (8%)
14、子供を育てなかったこと (8%)
15、故郷に帰らなかったこと (6%)
16、仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと (5%)
17、結婚をしなかったこと (5%)
18、自分の葬儀を考えなかったこと (4%)
19、生と死の問題を乗り越えられなかったこと (3%)
20、神仏の教えをしらなかったこと (3%)
21、自分が一番と信じて疑わなかったこと (2%)
22、悪事に手を染めたこと (2%)
23、治療の意味を見失ってしまったこと (1%)
参考文献「死ぬときに後悔すること25」大津秀一
「もし自分にできることを全て実行すれば、その結果に文字通りびっくり仰天するだろう」
エジソン
自分が安心して一服している間に他はもう違うことを考えている。だから寸時も油断はできない
人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、何事かをなすにはあまりにも短い
宝島の海賊たちが盗んだ財宝よりも、本には多くの宝が眠っている。そして、何よりも、宝を毎日味わうことができるのだ
これは、相対性理論を発見した、20世紀最大の天才科学者と言われているアインシュタインが残した言葉です。
人は生きていく中で、実に多くのものに出会っています。
たくさんの人たちに出会い、初めての街や風景に出会い、味わったことのない美味に出会う。その一つ一つに感動を覚えることで、人生はキラキラと輝いてくる。
もしも、目の前にある新しい出会いに気づかなかったら、せっかくの新しい発見に感動することがなかったら、私たち人間はたちまち輝きを失ってします。
ただ肉体だけが活動しているだけで、精神は死んでしまっている。それはもう、人間として生きていることにはならない。
アインシュタインはそう言いたかったのでしょう
『感動する脳』茂木健一郎