Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

染付 山水文 輪花形小皿

2023年04月17日 15時05分43秒 | 古伊万里

 今回は、「染付 山水文 輪花形小皿」の紹介です。

 これは、昨日の骨董市で買ってきたものです。

 

表面

 

 

側面

 

 

裏面

上の写真の口縁の時計の針の11時の方角に細いニュー(長さ1cmほど)

が1本あります。

 

 

  この皿には、表面に「小キズあり」と表示してありましたが、老眼の私には、何処に「小キズ」があるのかよく分かりませんでしたので、店主に、「何処に小キズがあるのですか?」と尋ねましたら、「ここです。細いニューです」と教えてくれました。

 言われて良く見れば、確かに、口縁の1箇所に長さ1cmほどの細いニューがあることがわかりました。

 これは、言われてから、よ~く観察して見ないと分からないほどでした。「無疵、完品」と言われてもわからないほどですね。良心的な業者さんです(^-^*)

 その後、自宅に戻り、漂白剤の中に一昼夜浸けておきましたら、ニューの汚れは更に薄くなり、「確か、この辺にニューがあったはずだけれどな~」と思ってよくよく見ないとニューの存在がわからないほどになりました(^-^*)

 

生 産 地 : 肥前・有田

製作年代: 江戸時代中期

サ イ ズ : 口径16.5cm 高さ2.9cm 底径9.9cm

 

注 記 : 過去にも、これに類した「染付 山水文 輪花形小皿」を2点紹介していますので(2021年2月21日付け)、ご参照いただければ幸いです。