たき洋一奮戦記 ~私たちの未来は 私たちの手で! 

たき 洋一 が、私たちの声でつくる政治への挑戦を綴ります

時が止まった日 

2010-01-17 21:28:51 | 政治活動
今日は1月17日 忘れられない日です。
私の出身地の神戸が時を止めた、震災から15年 多くの犠牲に黙祷をささげたいと思います。

あの日、私は大阪にいました。突然の揺れに生後1ヶ月の次男の上に覆いかぶさり揺れが収まるのを待ちました。TVでは神戸の震度表示は無かったのを記憶しています。


(写真は、り災証明です。)
次々に入る情報、そしてあの高速道路の倒壊の映像を見て、連絡の取れない母と妹のところへと車で出発しました。しかし、梅田からは全く動きません。そこで自転車に乗り換え神戸を目指しました。
途中、まだまだ被害の現実が認識できず、尼崎のホカ弁でお弁当をと思ったのですが、暢気に神戸に入ってから買えばいいやと素通りしました。
しかし、神戸に入ると、目の前に遺体が毛布に包まれ道路上に… 
また若い女性は「お父ちゃんを返して!」と叫ぶ声 とてもいたたまれない衝撃でした。

話し出すと長いので… 断片的にm(__)m
行きに建っていたビルが帰りに倒壊していたこと。
それにいたるところでガスもれの臭い、公衆電話の列、焚き火をして寒さをしのぐ人
コンビニに行列する人、コンビニに略奪する人々、名古屋からの消防車、火事の炎

母の無事を確認し、自転車に乗せて大阪へと向かいましたが、ガラス片でパンク。
その日は断念し単独で戻らざるを得ませんでした。

あの真っ赤な大きい満月は忘れません。



この体験がきっかけで、防災士の資格を取りました。

橋本市にも中央構造線という大きな活断層が走っています。
選挙前の夏、和歌山大学に通い、紀の國防災人づくり塾で学びました。


これからもこの経験と知識を市民の皆様のお役に立つよう頑張ってまいります。

改めて、この震災で奪われた尊い御霊のご冥福をお祈りいたします。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿