たき洋一奮戦記 ~私たちの未来は 私たちの手で! 

たき 洋一 が、私たちの声でつくる政治への挑戦を綴ります

ちょっと無力感~文教厚生委員会

2010-06-22 19:38:20 | 政治活動

今日は、文教厚生委員会がありました。
議案は1件 市長の公約でした医療費の小学生までの無償化(所得制限あり)でした。
いくつかの質疑の後可決しスタートしました。

そう、写真の通り私は何故か当局席に市長、副市長の横に座っています。
今回2つの請願が議題にあり、何れも紹介議員として委員外委員として出席しています。
請願の趣旨を説明したり、答弁を行う為です。
通常は、議員に対しての質問は少ないのですが…


先ずは、松本議員が議員になる前の3月議会に請願し継続となっている、細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチンの接種の全額助成を求める請願です。
私も紹介議員として、先週の和歌山市が一部助成をするという方針を説明したり、松本議員も答弁を行いましたが、
 国に助成を求めるのが先ではないか。
 他の予防接種の必要性からヒブワクチンだけを優先できない
等の意見で、賛成1(上久保)、反対6で不採択となりました。
但し、最終日に意見書を提出すれば賛同するとの事でした。




続いて、「すみだこども園(仮称)」の開設について、保護者への十分な説明と合意形成を求める請願についてです。
先の本会議での議決を受け、決して後戻りを前提とするのではなく、議決を尊重する旨説明をしましたが、各委員さんからは質問の嵐でした。


論点は、公設公営の主張をするのではないか、場所の問題など決定事項を覆すのか?
    →今後の計画に保護者の意見を盛り込んでほしいだけで、決定事項は尊重する
    合意形成の意味は
    →保護者全員の合意は不可能と思います。保護者会の議決と合意できればいい。
    そもそもこの種の問題は、行政に要望する事で、請願にはそぐわない
    →市民の声が上がり、議会に対しての請願であり、もっともな事である。
    説明責任が不足しているのは、地元の議員である紹介議員の落ち度ではないか?
    →もちろん行政の、臨時議会において説明し了解いただいているという答弁を鵜呑みにしていたの非はあると思いますが、その上で再度行政への説明責任を求めたい
    19年の9月議会において瀧議員は高野口の公設民営に積極的に賛成討論しているではないか?
    →確かに賛成をしています。しかし、今回決定後半年たって初めて、保護者会の要求で説明会を開催したものであり、説明責任と保護者の意見を取り入れてほしいと思っています。



 結果はご覧の通り、賛成2(辻本、土井)、反対5で不採択となりました。
休憩中に、保護者の生の声を聞いてほしいという要求も否決されました。
また、反対討論を誰がするかで押し付け合いをする状況です。保護者の傍聴があることが影響しました。


今日も長時間、赤ちゃんを抱っこして傍聴いただいた保護者の皆さん、本当に力不足で申し訳ございませんでした。
無力感に浸りながらも、何とかこの議会、変えていきたいと闘志を燃やしています。

私たちの未来は 私たちの手で!! なんとか1歩でも前進してまいります。



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