台風12号被害に対して和歌山県は開会中の議会に追加の補正予算672億7000万円あまりを提案しました。
災害救助・支援対策としておよそ11億円、復旧対策としておよそ602億円、事業者の再建のための対策としておよそ60億円の合わせて672億7000万円あまりです。
兵庫県でも108億円あまりを追加提案されています。
うち被災者支援対策として1億3千万円を計上しています。
この背景には、政府が20日に激甚災害指定を閣議決定したことにあります。
例えば、農地の災害復旧については、激甚災害に指定されましたので、40万円以上の災害には80%は国の補助がでます。
いち早く政治が動くことで、行政の対応も変わってきます。
震災復興も含め、政局ではなく国民の生活を第一に与野党一丸となって取り組んでいただきたいと思います。
一方、兵庫県の西脇市ではいち早く8日の市議会で、台風12号のため、265棟の浸水被害に対して災害見舞金(床上浸水3万円、床下浸水1万円)を支給するため予算589万円を議決しています。
しかも、提案時より被害が増えているとして市議会が増額修正するハプニング?付です。
一般的にお役所仕事とは、スローな仕事ぶりを揶揄するイメージがありますが、国民の生活のため民間同様のスピード感でお願いします。
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