ゆったりと日記を描こう

dorucasuの意味はカモシカです。聖書に出てくる手作りの大好きな女性です。

保存すべきだった不幸の痕跡

2013-09-29 14:28:46 | シェア


気仙沼の被災漁船解体

(前略)人は誰でも悪事を働き、偉大な善行をなす可能性がある。それを冷静に見極めるのが、大人の判断だ。その極限の例証など、誰にも簡単にみられるものではない。地震と津波も同様だ。

いかに人工的に大地を揺すり、高波が押し寄せる有様を実験的にやってみても、漁船が陸地に乗り上げる、などという暴力は、誰にも想像つかないことなのだ。
船はこの想定外の運命を、誰よりも能弁に語った。

過去の不幸や道徳的問題があった場合、その痕跡を「消す」ことが、平和や徳の証(あかし)ではないのである。

幸運にも手にした幸福と共に、降りかかってきた不幸や犯した間違いもまた、個人と社会の一種の精神的財産なのだから、それを長く残して、未来に役立てる勇気が必要だと思っている。
                    「透明な歳月の光」曽野綾子


 今朝の新聞で曽野さんのエッセイを読んだ。そして思ったのは
「あぁ 日本人はイヤなことは忘れたいのだ・・・故に歴史も何も嫌なことは葬ってきた。私たちは子供のころから権力者の都合で知るべきことも知らされてこなかった!」と・・・

曽野綾子さんはいつも本音で書いておられる。読んでいていつも「そうだな~」と思わされます。

Mさんと Tさんの庭

2013-09-27 14:22:50 | 日記
Mさんと Tさんの庭


萩の花を写しにMさんのお寺へ行ってきました。
以前の私だとお寺の奥さんと仲良くなることは決してなかったものです。

ある意味、原理主義者もどきだった私です・・・
でも今は、仏教者の彼女とも自然に話ができます。

彼女は若いころは洋画家として、また高校教師もしていました。息子の奥さんが亡くなられてお孫さんを育てるために教師を辞められましたのです。
ちなみに息子さんもお坊さんをやりながら教師の仕事をしておられます。

孫娘さんはもう大学生となりました。

彼女は言います。
「もう、私も八十代に入りました。また絵を描こうかしら!!」と
私は「是非描いて下さい」と言いました。

女郎花 おみなえし

大人の女性  秋の七草のひとつです。

「えし」の解釈はいろいろです。そばにいる女性を圧倒するほど美しいから女郎圧(え)し、
そばにいる女性の美しさを減らしてしまうから女郎減(え)し・・・

美人の日本語より

彼女も美しい方で若いころ「石川県の女性」として100人の中に選ばれ写真本が残っています。
今は趣味として俳句を作り本も出しておられます。

家へ帰り生け花をいけました。
次の絵に曼珠沙華を描こうと思っています。





こぼれ萩

2013-09-24 10:21:16 | 日記


萩の花の咲くころとなり・・・私のYouTubeで撮ったものを探してもみつかりません。
どこかに入っているのですが ?

 で、別の方の動画をお借りしました。
雰囲気の良い動画ですね~♪

今日の言葉は
    こぼれ萩


~ 秋風は 涼しくなりぬ 馬並めて いざ野に行かな 芽子(はぎ)が花見に ~ 
                       「万葉集」よみ人しらず

こぼれ萩は、散り落ちる萩の花を表した言葉ですが、こぼれんばかりに咲き誇る萩も、みごとなものです。(中略)どこか素朴な萩の花は、万葉人によく似合ったことでしょう。
                           美人の日本語より


夢・・

2013-09-22 08:46:11 | 手作り


昨日は久しぶりに「手作りの会」でした。八月は夏休みで九月はこれからの計画をしました。
一年続けてみて分かったことはシニアは月一の日にしかできないということでした。

 それで、「一年に二枚を縫いましょう!」と皆さんに言いますと・・・
「そうしましょう!!」ということになりました。

 その間に袋物やエプロン、小物なども造れるでしょう。

私は子供のころからデザイナーに成りたかったのです。でも、三十年間生活のために働きました。

今は、日本画を習い、手作りをするという””を成し遂げています。感謝ですね~♪

私の30数年間は日本の女性が会うであろうほとんどの苦労に遭ってきました。
気かんきの強い私は主にだけ頼り人には決して負けませんでした。

今は「あぁ 皆さんには申し訳なかったな~」と思っています。

仕事場でもよくやりました(喧嘩?)  上司は大変だったろうな~と思います。ホントに私は愚か者です・・・

今日の絵


鹿鳴草 (しかなぐさ)

恋する秋
鹿は、秋になると雄が雌を恋い慕って独特の声で鳴きます。それを昔の人は、想いを寄せて泣いているのだと思ったのでしょう。蝶々のような小さな花たちが恋風に揺れているようです。
                               美人の日本語より



仕上がりました

2013-09-19 21:41:39 | アート


日本画が仕上がりました。ひと月かかりました!

何度も何度も色を作り塗ります。以前は決してできなかったことです。
もう10年以上かかってゆっくりと描くのができるようになりました。


←クリック 昨晩の満月

 これは小さな絵として描いたものです。


立待月  (たちまちづき)

欠けゆく月の名
名月の名残を惜しむように、人々は、次の日もその次の日も月を眺めました。十五夜の次の日はためらうように出てくる十六夜です。その次の月が立待月・・・・

 人生において、人は衰えてゆく寂しさを味わわないわけにはいきません。
欠けゆく月にその思いを投影させながら、その時、その時、それなりのよさがあるのだということを伝えたいのではないでしょうか。
                       美人の日本語より

アキノエノコログサ(秋の犬ころ草)

2013-09-18 09:51:11 | アート


←クリック

ようやく色鉛筆で描くのが慣れてきました。
繊細に描けますね~♪

「さぁ 描こう!!」と野原を見ると・・・
あります あります  オモシロイ草や綺麗な小さな花などたくさんの造られたものたちが

真澄鏡 (ますみかがみ)晩秋の月

月の鏡に心を映せば  
これは、自分の姿を映す鏡ではなくて、心の底まで見透かされそうな月・・・

~月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月~   (夏山雑談)

                         美人の日本語より


昨晩は満月でしたね・・でも私のカメラでは写せません・・
何度もチャレンジしましたが”カメラが悪い!”のであきらめました。

こうして小さな絵を描いたり、美人の言葉を読んでいると
私の心はとても澄んできます。
日本の文化はいいですね~~  日本に生まれて良かった!!

待宵

2013-09-17 06:35:39 | アート


この絵も10年余り前に描いた絵である。

旅行で山へ行ったときに・・何処の山かは覚えていない。
そして油絵で仕上げたのだが・・その絵はもうない!人にあげたのだと思う。

高校時代に一冊のスケッチブックに立山を描いたが、そのスケッチブックはどこへいったのだろうか・・・

本当に私はものを残せない!!
なんでも捨てながら生きてきた。しかし決してなくならないものは信仰だ。
好奇心いっぱいだが、すぐに飽きてしまう私なのにと思う!!

今日の言葉

待宵(まつよい)  ←宵待ち草

旧暦八月一四日の宵のこと、お月見とお花見は昔の人の最大の楽しみだったようです。
「来ることになっている人を待つ宵」のことも、待宵と言います。
後から振り返ってみると、こう信じて待ち焦がれている時が、一番ワクワクして、幸せな時ですね。
                            「美人の日本語」より

春秋 しゅんじゅう

2013-09-15 09:16:28 | アート
万花の匂いか、千葉の彩か

「一日千秋の思い」というように、一年を一つの季節で代表させる場合、人々は実りの「秋」を代表にしてきました。

この春と秋、どちらが優れているかを争うことを「春秋の争い」といいます。(中略)

自分と違う他人をみとめることを、学んでいくのではないでしょうか。
                         美人の日本語より

私は60代に入ってようやくこのことが分かるようになりました。
それまでは人との違いを受け入れることがとても難しく、好き嫌いの激しい者だったのです・・・



この絵は、2003年に描いたものです。
アネモネは描きたい花です。

イチジク描きました

2013-09-13 11:23:51 | アート
白イチジク

水彩色鉛筆を使ってみました。とても写生しやすいですね!

日本画家さんが毎日のように小さなものを写生しているのを真似ました。
私の先生の言うことには「何であれ、毎日描くことは良いことです」と・・・

私のブログは日本画でのランキングの10位内に入りました~♪
毎日描くことで皆さん見ていて下さっているようです。とてもうれしいです!!

今日の言葉  破竹(はちく)

さわやかな夢
「破竹の勢い」勢いが盛んなこと

「竹を割ったような性格」曲がったところのない、さっぱりした性格

竹をはじめて割った時の爽快感が、さまざまに形を変えて、また新しい夢を導いてくれるようです。                       (美人の言葉より)

手弱女(たおやめ)とは・・・

2013-09-12 16:47:08 | アート
今日の絵  月見草

手弱女(たおやめ)

本当の強さ

やさしく、しなやかな女性のこと
もとは「たわやめ」と言って、たわやかな女性を意味します。「たわやか」とは「撓む」ようにしなやかなこと。
竹が柔軟にして、また、元に戻る・・・そんな様子を思い浮かべます。
本当の強さは、柔軟さと粘り強さにあるのではないでしょうか。(美人の言葉より)

箴言 / 31章 25節
力と気品とは彼女の着物である、そして後の日を笑っている。(聖書)

ちなみに私はここにある女性の反対の性格です。この年になり”治らない”とあきらめています(笑)

従兄が逝ってしまいました

2013-09-10 09:25:39 | 音楽


昨日、急に一つ年上の従兄がなくなりなりました。

町の祭りで、倒れ三時間後に心臓が・・・

彼は人工透析を10年余りしていましたから家族には覚悟があったようです。

この画像は彼の造った歌謡曲です。

細川たかしさん、新川次郎さん、森昌子さんも歌っているのが入っています。

彼は若いころから音楽に秀でていてNHKの番組にも何度も出ていました。

彼の叔母さんは芸者さんであったこともあり、三味線、笛などほとんどの楽器が弾けました。
とても優しい性格で、酒に飲まれる人でもありました・・・

彼が腎臓を患い、人工透析となったとき「アンタは酒の飲みすぎでしょ」と言うと、「人の三倍は飲んだな~」と笑いました。ホントにモウ!!

高齢となり仲間を集めておやじバンドして、近くの和倉温泉旅館に頼まれてライブに行っていました。
私は一度も聞いたことはないですが、彼はCDを三枚くれました。
以前、ブログで曲を紹介して、それを知らせるととても喜んでいました。
「また、造るから載せてくれ・・」と言っていましたが「私の好きな歌しか載せないよ!」と冷たいことを言ってしまいました。

どうか安らかに眠ってください。


観てきました

2013-09-09 14:50:30 | アート




深まる混迷に背筋伸ばす 宮崎駿、次なる仕事へ

「丘の先には何か恐ろしいものが待っている。そういうところに今、僕らはいるのではないか」。宮崎駿は6日、東京・吉祥寺での引退表明の記者会見をそういって締めくくった。
「僕は何度も辞めると言って騒ぎを起こしてきたが、今回は本気です」記者会見で引退を表明する。

 「風立ちぬ」の終幕、ゼロ戦設計者の堀越二郎と20世紀初頭のイタリアの飛行機設計者ジャンニ・カプローニが夢の中で出会って一緒に歩いて行く丘のシーンである。時代の荒波にもてあそばれながら、空を飛ぶことに夢を賭けた2人の心象風景は、「飛ぶこと」を描くのに心血を注いだ宮崎の世界観と重なり合っている

友Nさんと「風たちぬ」を観てきた
純粋な人として描かれた実在人物の堀越次郎さん。
また、ジブリの絵がとても良い・・・
人物画はとても簡略化していながらも、表情がとても自然なのだ・・目の動き一つにもこだわっている。
そして風景画が写実的で光、空気まで表している。
特に広々とした空が心をひろくするのです。

夢を持ち、生き続けた人が素晴らしく描かれています。
 私も 優しい光と空気を・・を描きたいものです。

単純な信仰

2013-09-08 13:22:05 | 教会


今朝の礼拝では、天草出身の関西の方の証(あかし)礼拝でした。

18年前に召されたお母さんのことを話されました。

寡黙なお母さん、でも天理教のお爺ちゃん先生から「イエス・キリストが真の神様だ!」と教えられ信じたそうです。そのあとうちの教会に来て「ここはほんまもんのイエスさんじゃ!!」と言い喜ばれたそうです。


天草に戻り、親族の前で喜び語ったそうです。

すると、どうでしょう! 親族の方々40人余りも信じたという・・・・

証をした方はゆっくりと天草弁も交え話されました。

単純な信仰はいいですね~♪

桔梗

2013-09-06 08:15:51 | アート


~秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七草の花
萩(おぎ)が花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花(おみなえし)
 また 藤袴 朝顔の花~                 万葉集山上憶良

秋の七草に数えられる朝顔は、桔梗のことだと言われます。
 中世の頃は、漢名をそのまま音読みして「きちこう」と呼んでいたようですが、しだいに「ききょう」に変化しました。                    「美人の言葉」より

以前描いた桔梗の花の絵をUPします。

私はブログに発表することで絵を描くことにも熱中でできるようになりました。

するとUPする毎に観に来てくれる方も多くなってきました。感謝!!
やはり見てもらうと頑張ることができますね~♪

出来るなら・・・元気な間は続けたいものです!!