休日は母とお昼ご飯。
少し涼しい日だったので、塩分控えめ海鮮ラーメンにしました。
母が梨食べる?剥くわよ?
と言って剥いてくれました。
リウマチで、ほとんど包丁を握ることがなくなった母が、何十年ぶりかに剥いてくれた梨。
甘くておいしかった
思えば、子供のころ、母がリンゴや梨や桃の皮をよく剥いてくれました。
私と弟たちは、剥いてお皿に置かれたくだものを、置かれた瞬間にハイエナのように奪い合って、むさぼるようにあっと言う間に食べてしまい、母はいつも、一つも食べられずに、ひたすら剥き続けていたのを覚えています。
桃をむいてくれた時は、桃は一つも食べられずに、最後、種をしゃぶっていたのを思い出します。
その話をしたら、「そうだったかしらね」と母。
「母親」って偉大だ