終戦から72年。勿論、戦争体験はない。満州に出征した父から、幼いころ防寒手袋を見せられ少しは話を聞いたが、記憶に残っていない。激戦のガタルカナル島で亡くなった叔父のその時の話しも詳細の軍報告がなかったので、あまり伝わっていない。広島で4年間住んだのであるが、原爆の話はなぜか全くと言っていいほど、聞かなかった。ここ数年、終戦の日の特集で、悲惨な場面の体験談を知ると身震いがする。銃弾に倒れ、飢餓に苦しみ、空襲や戦後の貧国さに耐え忍び生きてきた先人たちに頭があがらない。日本では平和と安全が当たり前の世の中になってしまったこと、それらを支える経済や核保有国の暴走の危機にある外交をあらためて国民として考えていかねばならない。
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