第4次京田辺市総合計画策定におけるパブリックコメントを求めており、その実施要領がHP、広報誌などに掲載されている。はっきり言って、将来ビジョンとアイデンティティに乏しい、どの自治体にでも、通じる平凡なものである。今から35年前に掲げた都市像を定めて、まちづくりに取り組んできたが、この35年間のPDCAプロセス結果を総括せずに、またアリバイつくりのアプローチは、誠に遺憾である。市民の声は、いつも身近にいる平らかなるイエスマンの声を整理、フレッシュにチャレンジする異質な声には、避け逃げの回答、まさに、今後のリスクに対する自信溢れる逞しさに欠ける行政そのものの実態である。首長自らがわかっておらず、アクションを起こさなかったことが致命傷になるのではないかと危惧している。だからこそ、次の首長は、明確なビジョン、ポリシー、市のアイデンティティを語り夢ある世界を描ける人物であって欲しい。市長候補者公開討論会では、堂々と議論し合い、この町の住民ある有権者の正しい判断評価を仰ぎたいものである。