どんかん親父の裁判記録♪

医療ミスと理不尽な裁判によって子供が植物人間にされ、社会から見捨てられようとしている愛息子への鈍感親父の裁判記録です。

真実は何処へ 5

2012年06月21日 | 日記
矛盾だらけの判決文についてお話してみたいと思います。
以下の判決文をご覧ください。(判決文より一部抜粋)

【画像をクリックすると大きく成ります】

判決文にもあるように裁判長は『CT画像によれば、7月29日の時点で脳浮腫は診られないのであるから…』
と判断していますが、実際にはこの時のカルテ&CT画像には脳浮腫が確認されていることが、鑑定医・意見書を作成してくれた東大の医師、二人共に認めています。

CT写真は口頭弁論終結日(H14.4.22)に提出されましたが、審理終了後に提出された証拠説明書(H14.5.1)のCT写真の立証主旨欄には…
『この時点に於いて脳出血・脳浮腫がなく、急性脳症と矛盾しない所見であることを明らかにする。』との矛盾しないどころか矛盾に満ちた記載が有り、審理もないまま被告側主張を手助けする内容でした。
このように裁判官は、真実を全く無視し捻じ曲げた判決を下しています。


真実は何処へ 4

2012年06月19日 | 日記
鑑定医に提出されないまま鑑定書が作成されてしまったCT写真&MRI画像の重要性についてお話してみたいと思います。

急性脳症という診断に関して東京大学医学部付属病院小児科医師の先生が以下のような意見書を提出してくれました。

急性脳症という診断に関して(意見書より抜粋)

上記を診ても判るようにCT&MRI画像は重要な証拠資料となりますのでそれを有耶無耶にしようとする被告側の悪意が今回のような理不尽な裁判結果に繋がったように思います。

今回の一方的な裁判結果を踏まえ私は原告代理人(弁護士)にも不信感を持ちましたので代理人に対し『懲罰請求』を所属弁護士会に提出しました。
その答弁書に記載されたCT、MRI、についての記述を以下にリンクしました。

第5 CT、MRI、レントゲンの写真類について(答弁書より抜粋)

上記のように病院の書いたカルテ等に記載がしてあるのだからCT、MRI等の写真を鑑定資料として提出しなかったとしても弁護士の非行にはならないよと言うような答弁は原告代理人としてとても理解出来るものではなく、被告人サイドに立った証拠隠しとしか思えません!!

真実は何処へ 3

2012年06月14日 | 日記

前回は、2012年5月18日の記事の①~③について検証しましたが今回は、④~⑧について検証してみます。


④の鑑定人によって、鑑定書が平成13年9月26日に提出されました。
しかし、鑑定に一番重要なCT写真・X線・MRI画像は、平成13年12月13日の鑑定人尋問当日に提出されると言うこれまた有り得ない事実が有ったのです。
鑑定医にCT写真・X線・MRI画像が渡されないまま鑑定書が作成されてしまいました。
その上、裁判記録上ではCT写真・X線・MRI画像は平成14年4月22日の第11回口頭弁論終結日に提出された旨の記載が残っています。


こちらの証拠画像をご覧ください。

真実を隠蔽するが故に、全ての時系列に矛盾が生じてしまうお粗末な裁判記録だけが悪意に満ちた真実として現在残っています。

真実は何処へ 2

2012年06月12日 | 日記

2012年5月18日の記事について検証してみたいと思います。


今回は、①~③について検証してみます。

①H,12,12,25、鑑定人が鑑定に必要最小限としてCT写真等を要求した。
【検証】鑑定人は【鑑定に必要な現時点での最小限の鑑定資料(医師カルテ、指示簿、看護日誌、CT画像、MRI画像、X線写真のコピーなど)】を要求しましたが、その中にCT画像、MRI画像、X線写真のコピーは含まれていませんでした。
(⑧に証拠書類が掲載されています)


②H,13,1,16, 金井康雄裁判長、鑑定依頼書とCT写真類同封した。
【検証】東京地裁民事32部、金井康雄裁判長が鑑定依頼書と鑑定資料を同封した。
(②に証拠書類が掲載されています)


③H,13,3,2,  鑑定人、CT写真類お預かりいたします。
【検証】鑑定依頼書に対するご返事。ご送付頂きました資料は下記の通りでお預かりいたします。
X線写真6、CT画像2、MRI画像5、母子手帳は保護者記載不十分で、最近の状況がわかる普通写真を要求され提出しました。
(③に証拠書類が掲載されています)


と、ここまでは裁判所と鑑定医のやり取りを裁判所側に立って検証してきましたが、実際は事実とは大きく異なります。
(裁判記録:Z4)の6項には、X線写真6枚、CT画像2枚、MRI画像5枚が鑑定医に提出された旨の記載がありますが実際にはこの時点で提出されていませんでした。
実際に提出されたのは第11回口頭弁論終結日(平成14年4月22日)と言う有り得ない裁判記録です。