、通常学級に通う公立小中学校の生徒のうち、8.8%に発達障害の可能性があることが分かった。
ADHD、自閉症、注意欠陥、アスペルガー、などが有ります。
自閉症スペクトラムのように、広い範囲で、
少しでも有るのも含まれますので、
全く無い人間もいないと言っていいでしょう。
非合理が人間の証と言ってもいいかもしれません。
しかしそれが、多すぎると、他の人といろんな軋轢が生まれて、
社会生活が成り立たなくなる。
今の学校のように、個性を認めず、無理矢理みんな一緒にしようというのは、
人間のストレスをどんどん作る為にやっているみたいなもんです。
それを望んでいるのは、管理する大人が楽をする為であり、
それは、管理する大人が無能でもいいようにする為です。
この前見た動画で、ギフテッドの子供達を集めて指導してる東大で、
一日中絵を描いていて、人と関わりたくない子をフォーカスしていました。
10人ぐらいのその子達を、ドイツのアウシュビッツに連れていき、
そこで案内してもらっていましたが、絵ばかり描いている子が落ち込み、
絵が描けなくなった。
そしてある程度時間が経つと、人の絵を描きだした。
人間とは、なんぞやを深く考えた結果でしょう。
今の日本の教育で足らない所は、深い思慮だと思います。
暗記重視ですから、ディープラーニングはいりません。
人間メモリーになりきる事が優秀な子供であると、決めつけている。
これでは、ディープラーニングをするAI以下です。
だから今になって仕事を取られるなんて事になる。
この学習障害を持っている子の親が、子供に障害が有るのを認めたくない、
早く気付いて対応していれば、修正できるのに、
対応が遅れ、その分子供も学校も苦しむ事になり、
そのまま大人になった結果、いろんな所で事件を起こしていると思います。
あくまで私の推測ですが、あの自衛官もその一人かもしれないし、
女性のソロキャンパーに声をかけたオヤジもそうかもしれません。
そういう人に共通するのは、自分は正しい事をしていると思っている。
だからアスペルガーの基本である、人の気持ちを読めない。
しかしそれは、全く分からない訳ではなく、分かろうとする事が、
面倒であり、しんどいから、そこから逃げているだけだと思います。
それを、周りの大人が許し、そのままにしている。
昔は人と人がかなり密だったので、ほっといても
ある程度は治っていたのかもしれない。
今は引きこもりが出来るぐらい、人との距離を取れてしまいます。
しかし、教育のやり方は、全く変わらないから、
それの悪い所が、しっかり出てきてしまっている。
ましてや、その親も現代にアップデート出来ていないから、
余計ひどくなっている。
いい大学にさえ入れば、恋愛なんて禁止とまで言う親までいる。
それは、人間性を捨てて受験マシーンになれと言う事です。
しかしそれでは、結局ほんまもんのマシーンに負けます。
この前アマゾンプライムで見た、去年あたりにやっていた映画が、
「ムーンフォール」という映画で、月が落ちてくるという、
最初はなんとおバカな映画と思って観ていましたが、
結局、人類対AIという映画でした。
大昔の人類が、科学技術を発展させ、AIに任せっきりにしていたら、
突然意識を持ち、人類なんていらないになり、
人類は意識だけを残し、月という宇宙船で太陽系までやってきて、
人類を生物として再興するが、また、AIが追いかけてきて、
人類を滅ぼそうとするという、とってもタイムリーな映画です。
これから、文系の方々こそ、人間とはなんぞやを求めていかないと、
存在価値が無くなっていく事になるでしょう。
長く続いた日本だけの文系バブルが、
やっと終わるのを自覚しなくてはいけないと思います。