自分史・・純粋バカ一代・・ZAIYA友二 ・・デビルモンスター回顧録……旧タイトル 515の放浪

デビルモンスター逸話集・・そののちにアメリカ人たちから『デビルモンスター』と呼ばれた『オレ』の思い出話・・

【515の放浪】 《第16話》 【福島の雪道にて】 《第2章》

2013年10月22日 05時00分00秒 | 515の放浪
 この軽自動車は、ゆるい下り坂で急ハンドルを切ったんだろうか、運転席側が下になって倒れていた。
 道路を封鎖するように倒れている車に近づきながら、けが人が出たんだろうかと心配になった。車の後ろに元気なおじいさんがいて、この人が運転者らしいとわかった。血も見えず痛がる姿勢もしてなかったので、けがはないなと思った。
 横倒しの車の処置だが、カズヒトに
「大人が2・3人で、軽自動車なら起こせるだろう」と言うと、
「う~ん。どうだろ。やってみないとわかんないけどな」と冷静な判断だ。
坂の上の方から、トラクターが来た。おじいさんが近くの知人を呼んだらしい。
 おじいさんは、トラクタードライバーが持ってきてくれたチェーンを、乱暴に自分の車に引っかけると、後ろに引くように大声で合図をしている。
 オレ達も、せっかく寒い雪道に降りてきたのだからと、車に手をかけて起こす手伝いをした。
「せーの」と掛け声だけは、トラクターのエンジン音に負けないようにした。
車はすぐにオレ達の手を離れて、パフンと起き上った。

(つづく) 第16話全編 は[楽天グログ・・FREE PAGE]に掲載します 
















10月21日(月)のつぶやき

2013年10月22日 03時52分56秒 | 515の放浪

おはよー・・さわやかな朝です・・気温も25℃くらいまであがるとか・・さあ、これから出勤です・・


@ronrikei 日本一の基準

ザイヤさんがリツイート | 1 RT

【515の放浪】 《第16話》 【福島の雪道にて】 《第1章》 r10.to/hhxtJt #r_blog