自分史・・純粋バカ一代・・ZAIYA友二 ・・デビルモンスター回顧録……旧タイトル 515の放浪

デビルモンスター逸話集・・そののちにアメリカ人たちから『デビルモンスター』と呼ばれた『オレ』の思い出話・・

12月21日(土)のつぶやき

2013年12月22日 05時59分23秒 | Weblog

今日知った情報&知識・・腹筋は歩いてるだけでも自然に鍛えられるが、背筋は意識的にでないと鍛えられない・・



12月13日(金)のつぶやき

2013年12月14日 05時54分38秒 | Weblog

風邪ひいた・・昨日から鼻水が小川のせせらぎのように流れ・・くしゃみは3連続だし・・薬のんで、たっぷり寝て・・あとはネギとバナナを買ってこよう・・



【515の放浪】《第22話》【追突】≪1≫

2013年12月12日 00時00分00秒 | 515の放浪

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会社の帰りに、信号待ちをしてたら、後ろからゴン!と追突された。


雨が降り始めて、路面が滑りやすい状態になっていた。


ルームミラーで後ろから車が近付いているのは見ていたが、ちょっとブレーキがおそくないかと思っていたら・・やっぱり当てられた。


車を道路わきによせて、降りて行ってみると、相手は自分より年下の20代後半に見える子だった。


「すみません」とすぐ言うのかなと思ったら、むっとした顔をして黙っている。


自分の車のリアバンパーを見て見ると、さほどキズはなかった。ほかにもどこかでつけたキズがあって目立たないのだ。


青年のほうに向きなおり「あのねぇ・・」と話し始めたとたん


「なんですか?なんなんですか?」という言葉が返ってきた。



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【515の放浪】《第21話》【ゴルフ場にて】≪10≫

2013年12月11日 00時00分00秒 | 515の放浪
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「知らなかったのか?・・知らないでも、ボールが入ったってことは・・本物の霊だな」
ああ・・あああ・・それが本物の霊のしわざなのかどうかより、オレは知らずにキャディーと話していて、まずいことを言わなかっただろうか。
生きているキャディーにも、亡くなったキャディーに対しても失礼なことを、うっかり言ってなかっただろうか。
風呂に入っても気がかりで、ずっと頭にシャワーを浴びながら考えていた。
ある人が、そんなオレの姿を見て心配した。
「どうしたの?体の具合悪くなったの?」
びっくりした。急に話しかけられて・・
「いえ、体は大丈夫です・・ちょっと心のほうが具合悪くて・・」
「心の具合?・・そういう人には見えないけど・・」
どういう人に見えたんだい。精神障害かい。
「いえ、とにかく大丈夫です。ありがとうございます」
「そう・・大丈夫ならいいけど・・」
とその人がいなくなったので、それからまたしばらく頭を冷やしていた。
水で体を清めたということかもしれない。
帰りに、池の方向に向かって手をあわせた。
『あなたのことを忘れていたことを謝ります。ひとりで誰にもみとられず苦しかったでしょう。あなたの不運不遇を忘れません。安心して成仏してください』
最後に一礼して、車に乗り込んだ。
『成仏』の意味を少しだけわかったような気がした。

(おわり) 第21話全編は[楽天グログ・・FREE PAGE]に掲載します 


【515の放浪】《第21話》【ゴルフ場にて】≪9≫

2013年12月10日 00時00分00秒 | 515の放浪
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どんどん離れていくカートに手を振って
「さようならぁ」と、言ったオレの言い方が変だったんだろうか、キャディーは
「え?なにが見えるの?」と驚いている。
「なにがって・・ひとりで行っちゃうカートが見えるだけだけど・・」
「カート?・・ああ、なんだ」
と言って、キャディーはカートの向きを変えてついてきた。
それっきり、コースアウトまで、その池の話はなかった。
クラブハウスに戻ると、先にあがっていたメンバーが なにやら話している。
「いやぁ、池の方へひっぱられるような感じなんだよ」
「そりゃ、呼んだんだよ」
池の話ならオレもするよ。
「オレも、めったに右に行かないのに、池入れちゃいました」
「そうだろ。やっぱりそれも呼び寄せられたんだよ」
よびよせられた?・・呼び寄せられたって?・・
「ふぇ~・・あの池ってもしかして・・あの・・キャディーがおぼれ死んだとこ?」

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