自分史・・純粋バカ一代・・ZAIYA友二 ・・デビルモンスター回顧録……旧タイトル 515の放浪

デビルモンスター逸話集・・そののちにアメリカ人たちから『デビルモンスター』と呼ばれた『オレ』の思い出話・・

【515の放浪】 《第13話》 【札幌にて】 《第10章》

2013年10月03日 05時00分00秒 | 515の放浪
 2日目もなにごともなく終わった。
 クウという侵入者は、社員の出社前の朝早くに帰した。
 担当者に異常ない旨伝えて、アパートへ戻った。
 部屋でクウに今夜も来るのかと聞くと、もういい行かないと言う。もういいってなんだよ。これでひとりで警備に当たれるはずなのに、心のどこかで、ちょっとがっかりしている感じがした。
 『寝顔』というのは、人を強くしてくれる。『守らなければ』という意識が、今回の仕事を冷静に的確に完遂するという方向に向かう感じがしていた。
 侵入者が来たら、会社の都合ではなくオレ個人の感覚で、冷静に対処しよう。法律の順守と警備の基本と、『守らなければ』という感覚があれば、今回の仕事は何が起こってもすべてうまくいくという自信も湧いてきた。
 さあ、最終日の3日目の夜だ。
 何も起こらなければ、それはそれでいいことだし、来るなら来い、なんとかして見せると覚悟していた。

















10月2日(水)のつぶやき

2013年10月03日 04時09分43秒 | 515の放浪

おはよー・・やっと明るくなってきた朝です・・ちょっとどんよりひんやりしずかです・・


@yagidamon ジャックは室内飼いだったんだね・・男前やね・・


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