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言いたい放題 100の事

最近硬派になってごめんなさい

今メディアが抱える危機

2006-09-01 22:36:13 | Weblog
①興味を失った報道記者
 今のテレビ局を見ていると少し悲しくなる。
 名古屋レベルであれば報道部に所属する記者は20人から40人
 この規模で、東海3県を網羅しているのだ。新聞の10分の1。
 もちろん、フリーの記者や、プロダクション所属の記者もいるので、正確には
 この倍にはなろう。
 しかし、彼らには休日もあり、24時間365日体制では、厳しい労働条件に
 ならざるをえない。
 必然として、街を歩いてネタを探したり、余暇を、好きなこと以外の、例えば
 映画や観劇にあてる余裕はない。
 だから、記者がトレンドを捜す場合、ほとんどがインターネットの世界。
 それって、すでにだれかが情報発信しており、2次情報なのだ。
 そのことに、プライドや後ろめたさはない。
 僕が見ている映画について、彼等は知っているんだろか?
 あまり断罪するのも申し訳ないが、知り合いの記者は少なくとも、
 1日は休養にあて、1日はサーフィンですごし、また月曜日を迎えている。
 これが現実だと思うと、報道記者に期待することすら無理。
 
②言論の自由を失うという行為
 私の関係しない広告会社が扱ったカタログハウスの通販生活のCMが、
 放送中止に追い込まれているという情報。
 その雑誌に「ポスト小泉さん、浜岡原発に地震がきたらやばいよ!」
 という記事があるらしいが、表紙に書いてあるのを、たまたま、
 CMに写った2秒が問題となって、中止と決まったらしい。
 これは、TBSが安部をサブリミナル的に使い総務省から注意勧告された
 というタイミングの悪さから、自主規制したんだろうが、
 これって、メディアの命とり。
 だって、言論の自由を、自らうばっていることだから。
 たかがCM。だけど、根幹にかかわるこの問題って、罪が重いと思う。
 

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