2018/11/04
【日時】2018年11月4日(日)
【会場】Zepp DiverCity Tokyo
【座席】1階J列32番
【開演】17:20
【終演】19:10
【観衆】1500人
10月8日の愛知からスタートした甲斐さんのソロLIVEツアー、愛のろくでなしツアーも今回で4回目に。
全6本の小規模ツアーは11月いっぱい行われ、先月の栃木・野木公演に続き4日ダイバーシティへ行って来ました。
会場で知り合った友達やblogを通しLIVE仲間となった面々など、総勢11名で観に行くことになり賑やかな気分。
チケットはSOLD OUTとなり当日券の販売もなし、そんな中ツアー3発目の東京公演をビシッと決めてくれた甲斐さん。
来年行われるであろう甲斐バンド45周年ツアーに向けて、グイッと拍車がかり素敵な一夜となってくれました♪
開場時間16時だったので15時前に自宅を出てMさん達と会場前合流、ちょうど入場が始まり熱い雰囲気が漂います。
1ドリンク500円コインはカルピスウォーターに交換、期待していたドリンクホルダーはなんとパープルカラー♪
今回のツアーカラーのイメージにピッタリじゃありませんか、さすがZepp!センスが良いので感心しました。
会場内にはビートルズのスタンダードナンバーが心地良く流れ、刻々と時間が過ぎあっという間に開演時間へ。
野木と違い日曜日だからか場内はとても静か、ざわつき感がないまま定刻10分が過ぎやっとそわそわしたムードに。
いつもなら「甲斐ーー!!」と叫びがあるはずなのに聞こえて来ません、結局そのまま約20分押しでSEがかかります。
陽気なラテンナンバーのベンチャーズ『テキーラ』、場内は暗くなりステージの照明が際立ち一気にハイテンション。
まずはメンバーから入って来るとSEが終わり、太いドラム音からの『どっちみち俺のもの』のイントロが炸裂!!!
野木は下手から登場した甲斐さんだけどこの夜は真ん中から、黒を基調としたジャケット&パンツがカッコイイ♪
大好きな曲なので思わず嬉しくなってしまうオープニング、甲斐さんは早くも絶好調の様子で声もよく出ているぞ!
そして続け様に『胸いっぱいの愛』が始まり大合唱タイムに突入、♪GO--張り裂けんばかーりのーーー!!!!!
サビ部分の高ぶりが気持ち良過ぎます、軽い身のこなしで僕らをグイグイ引き寄せてくれる甲斐さんに僕は夢中です。
「サンキューソーマッチ!!ようこそ愛のろくでなしツアーへ」とシャウトしてくれ、「やるよーー」×2発!!
3曲目の『レディイヴ』が超新鮮ナンバーとなって始まり、土屋公平・TOKIEさん・上綱さんが見事に奏でてくれます。
完璧に唄いこなす甲斐さんに盲点なし、ちょっと遠ざかっていたナンバーだけど間違える事なくガツンと決め最高。
そして今回のツアーで僕の中では上位に君臨する曲『夜にもつれて』へ、このバンドにお似合いな曲だと感じます。
ソロ名義のツアーだけどバンド名を付けて欲しい位の出来上がり、甲斐バンドには感じられい側面がいっぱいです。
ここからはカバー曲3連発、「浜省のナンバーを」といつものトーンで言ってから『あばずれセブン・ティーン』から。
土屋公平も一緒のマイクスタンドで唄うスタイルでボーカル半々、歌声も良く聴こえて来て新鮮なシーンでは。
次は甘く切なく妖しく『恋のバカンス』を、甲斐名都とデュエットした新宿厚生年金会館でのシーンが頭を過ります。
かなり甲斐さんの歌声に進化を感じ甘すぎます~、音響も素晴らしく吐息まで聞こえてくる程でドキッとタイムに。
ギターを抱えて「ムッシュのナンバーを」と『喫茶店で聞いた会話』、唄い慣れてる曲だから完璧に聴かせてくれGOOD。
ここで序盤のハイライトとばりに『特効薬』が始まりロックンロールタイム、気持ち良さそうに唄いまくる甲斐さん。
そして間奏では甲斐さん・土屋公平・TOKIE嬢と3人で決めポーズ連発!!!超カッコイイぞっ!!!!!
9曲目は「座って座って」と指示が出て甲斐さんも椅子へ、MCを挟み『赤い靴のバレリーナ』がサビから大胆にスタート。
ずっと聴いていたくなる素敵なメロディーにゾッコン、更に長めのMCで和むと「上ちゃん、カモン!」とスイッチON。
『青い瞳のステラ』のイントロが流れ出し鳥肌もの、野木よりも少し長めな感じでバージョンアップしてる上綱さん。
好き過ぎるナンバーなのでもう時間が止まって欲しい程、絶好調な甲斐さんのボーカルは見事に突き上がってお見事♪♪
座って聴き入るのはこの2曲のみ、ここからは一気にスタンディングタイムとなり『レイン』のメロディが流れます。
野木ではテンポがイマイチ合ってない??と思われる時があったけど完璧、さすが凄腕ミュージシャンが揃うバンド。
体が温まって来た所で『電光石火BABY』のイントロがドピューンと流れゾクッと、メチャそそられる音で堪りません。
このナンバーもこのバンドにお似合いで甲斐さんの選曲センスに脱帽、TOKIEさんのコーラス素振りシーンが素敵♪♪♪
ラストの♪電光石火ベイビっ!閉めが超気持ちイイーー、1987年ソロになった時は好きじゃなかったけど今はイイ!!
ここからは佳境へと、『マドモアゼルブルース』で圧巻の歌声&パフォーマンスを決めてくれ照明も美しくうっとり。
そのまま『絶対・愛』へ突入してスタンドマイクを蹴り上げ甲斐さん独壇場、会場内の唄いっぷりも凄まじいことに!!
これまた最後の〆♪絶対愛!!が気持ち良過ぎ、そして「最後の曲になります」と『風の中の火のように』の時間が。
バンドの演奏力の素晴らしさと甲斐さんのパワーが合体され、更には会場内に巻き上がるファンの歌声が交わり美しい。
満足度の高い15曲が放たれてアンコールへ、ここでコインで交換したカルピスウォーターを、メチャ美味しい~。
65歳とは思えない若々しい半袖姿で『朝まで待てない』をシャウト、土屋公平のコーラスもカッコ良く決まります。
ここでメンバー紹介がレゲエが流れる中されそのまま変則『安奈』へ、かなり観客に唄わせていてこれもイイかも。
過去最高のリラックスバージョンという感じ、ほのぼのとしたムードのままダブルアンコールタイムへと。
ラストはピンク色のグッズTシャツを着て登場して『HERO』をガーンと!野木の時と『安奈』『HERO』を入れ替えです。
この方が断然しっくり来るので嬉しい限り、完璧な甲斐さんの唄声&動きを思い切り楽しんで終わりを告げる挨拶へ。
全18曲で約1時間50分は短いし10800円というチケット代金は正直高いけど、この満足感は一体何なのでしょう。
あともう一回今度は有楽町で観れるので楽しみで仕方ありません、ステージで歌い続ける甲斐さんから目が離せません。
【セットリスト】
M01.どっちみち俺のもの
M02.胸いっぱいの愛
M03.レディ・イヴ
M04.夜にもつれて
M05.あばずれセブン・ティーン
M06.恋のバカンス
M07.喫茶店で聞いた会話
M08.特効薬
M09.赤い靴のバレリーナ
M10.青い瞳のステラ1962年夏・・・
M11.レイン
M12.電光石火BABY
M13.マドモアゼル・ブルース
M14.絶対・愛
M15.風の中の火のように
E1.朝まで待てない
E2.安奈
E3.HERO (ヒーローになる時、それは今)
【バンドメンバー】
甲斐よしひろ(Vo/G)
土屋公平(G/Vo)
TOKIE(Ba/Vo)
佐藤強一(Dr)
上綱克彦(Key/Vo)
ライヴ後はダイバーシティ7階のタコス店にて11名で乾杯♪
今でもこうして同世代の甲斐バンドファンの面々と会えるのは、ホント嬉しい限りです。
もっと色々ライヴの話をしたかったけど、同世代が集まると話題が豊富で色んな方向に行ってしまうもの。
次のフォーラムで続きを話したいものです。