Vegetable Field

WeBlog from ESTIVANT in Kume Island

快適ぃ~♪

2013年04月30日 | Weblog
これからご来島される方へ朗報ですっひとみです
本日、水温が25度付近まで上昇しました
天気は晴天海況穏やか あぁー何て快適なダイビング日和でしょう

そんな本日はこの時期よく見られる光景を

【卵の世話をするクマノミ♂】
ハッチアウトが近づいてきていますまだ赤みの残っている卵ですが、銀色に輝く目が
はっきりくっきりついばんだり鰭で新鮮な水を送ったりと大忙し。
GWの家族サービスをする日本のお父さん達同様、水中でもお父さん頑張ってます

そして、この時期多いウミウシ達。今日はこの子

【ヒメエダウミウシ】
鮮やかなオレンジの体色に白いボンボンが何ともカワイイ子です
あちらこちらにあんな子やこんな子がいてウミウシ探しがクセになる時期ですよー
きっとお気に入りの子を見つけられるハズです


本日の球美
天気:
気温:26℃
水温:23.5~24.7℃(ひとみダイコン調べ)

青い空と飛行機雲と

2013年04月29日 | Weblog
連休に入り、天候も海況も尻上がりに良くなっています
本日はそんな日の一枚を


爽やかな青い空を横切る飛行機雲と・・・

関東方面GW交通渋滞に詳しい男です。(笑)

そして「お前らなにしとんねん」的な、目線を送るゲスト様

お天とうさんこのままの天気で後半もお願いします
パーマが取れて「博士と助手」になってきました伸でした

本日の球美
天気:晴れ
気温:26℃
水温:22.8℃

渋滞

2013年04月28日 | Weblog
水温が・・・22℃(井上ダイコン参照)に戻ってしまった黄金週間 井上雅裕です。
皆様、今年のGWはいかがお過ごしでしょうか
私事ですが人生で一度もGWもしくは年末・年始・お盆ひいては土日がお休みになるお仕事に就いた事がないものですからいまいち感覚分からないもので
このお仕事に就いてからGWの思い出と言ったらやはりお客様とのダイビングですが伊豆でやっている頃は何と言っても【渋滞
自己最高記録は東名高速にて伊豆にいかれる方はご存じの『綾瀬バス停』より渋滞65kmでした
東京から沼津まで約100kmですから6割5分が渋滞・・・現地を夕方の16時に出て東京に着いたのが日付けを跨ぎ夜中の1時
約9時間の長旅となってしました
『この時間飛行機に乗っていたらどこまで行けるんだろう・・・オーストラリアニューカレ』等々、あまりに切なくなってしまうので考えないようにしてました
混雑時期は近くて遠い日本も良いですが遠くて近い久米島なんていかがですか
4時間もあれば到着出来ますよ~※関東近辺からの目安となります。

あっ、本日の画像です
この方たちは渋滞にあっても抜け道はきっとない事でしょうね

まぁ渋滞する事ないとは思いますが

ちなみに上り方面では毎回『綾瀬バス停付近』もしくは『大和トンネル』で大体、渋滞が始まるのですがどうしていつもあそこからなのか
メカニズムとしましてはそこまで微妙な下り坂になっているんですが大和トンネル辺りからこれまた微妙な上り坂になっているんです。
そこまで順調に走って来た車が上り坂になったらスピードが少し落ちます。
次に来た車は車間距離が詰まるのでブレーキを踏む。その次の車もブレーキを踏む。。そしてその次の車も・・・そして渋滞になる

以上があそこで渋滞が始まるメカニズムです。(一概にそれだけとは言いませんが・・・)
一定の車間距離で皆が同じスピードで円を描き走っている限り渋滞は起こりませんが一台でもブレーキを踏んできまう次の車もブレーキを踏むのでその円の中で渋滞が起こってしまうという実験もやっておりました。

全くもって話はずれましたが(←最近、ずれている感も否めませんが
このGW、車を運転される方もいらっしゃると思いますのであまり無理をなさらず安全運転で無事故無違反でいきましょう

本日の球美
天気:晴れ
気温:25.2℃
水温:22℃

トピックス続々!!

2013年04月27日 | Weblog
ゴールデンウィーク突入ですみなさま如何お過ごしでしょうか
こちら久米島は、心配された(?)
『GW突入と同時に梅雨突入』からは免れ、良いお天気となりました
エスティバン気象予報士田中伸氏の登場はもう少し後になりそうです

you-goも気持ち良さそうに南へ北へ
そして、個人的にちょっとだけ久しぶりの北ポイントへ

ドコにでぇーもいる【ノコギリダイ】ですが、なぜかここの子達が1番気に入ってます(笑)
横バブルリングを披露すると(笑)、エサと間違えてか時たまリングに向かって
寄ってきたりする子もいるんですが…仕草が愛嬌あってカワイイのです
ちなみに、和名の由来は『上顎の側面にノコギリの歯の様な隆起がある』からです


そして、トピックス続出です

【ジャパニーズ?ゴルゴニアン?ピグミーシーホース】
やー、相変わらずのカワイさです

そしてそして

【Hypselodoris iacula(ヒュプセロドーリス・イアクラ)】
国内ではかなり珍しく、剛志さんも久米島で見たのは2回目らしいです
これまた体色がキレイなんですわー


初日から幸先の良いスタートですGW楽しくなりそうです
図鑑で英語見すぎて頭ぱんぱんです(笑)、ひとみでした



本日の球美
天気:
気温:23℃
水温:23℃

シリテンタイプの産みたて卵 ・・・それほんまに産みたて??

2013年04月25日 | Weblog
僕が水中写真を撮るときに意識していることは
海に行きたくなる写真」であること
フィッシュウォッチングが楽しくなる写真」であること。

また、それをブログ等に掲載する際には、誰にでも解りやすく、読みやすく、且つ興味を引けるような文章であることを常々心掛けています。
なので少々稚拙な文でも解りやすけりゃいいんです。
↑ちゃんとした文が書けない言い訳


はいっということで・・・

オヤビッチャ(シリテンタイプ)の産みたて卵
先日20日に産みたて卵を観察してから、5日が経ちました。ところで、なぜこの卵が産みたてと解るの?って思った方いらっしゃいませんでしたか?

本日はそんな、お・は・な・しです


その理由は、まず色の感じ

これは昨年撮影したもの。
確信が持ていなかったので「産卵後、間もない卵」として紹介していました。
産みたての卵は鮮やかな色をしていますが、一日経過しただけで卵の色はかなりくすみます。あくまでも目安ですが、産みたて卵の色はこの魚の卵の場合、濃い紫色をしています。

これを撮ってる時の僕の気持ちは「あ、これ産みたてっぽいなぁクマノミの卵も最初めっちゃキレイし~なんとなーくそんな、カ」ってな具合です


で、今年

実はこのシーン、産卵の途中だった可能性が高いのです

後ろにもう一匹同じ魚がいるのですが(ヒレの青い部分がちょっと写っています)、奥側の岩の天井をついばんで産卵するための場所を掃除している途中でした。手前の子は、精子を出すための器官が出たまんまになっていました。

この写真を撮ったときには「産卵が終わった直後なのかなぁ・・・でも奥の産卵床の掃除もしてるし、メスの生殖突起は暗がりで見えなかったけど、オスはまだまだやる気満々って感じだしなぁ・・・」と、思って気になっていたのですが、ケンタロウに地形を教えるために、しぶしぶその場から離れてしまいました


で、本日。同じ場所を確認しに行くと・・・
メスと思われる個体が掃除をしていた部分にびっしりと卵が産みつけられていました

この時の僕の心の叫びは
あぁーーーーーーー地形なんていつでも教えられるのにーーーー!!!」でした
20日にあのまま観察を続けていれば、産卵の瞬間に立ち会うことが出来ていたでしょう・・・無念

それはさておき・・・

今日、撮影した卵を拡大したものです。

20日の写真に写っている部分の卵と、その直後に産み付けられたであろう白円で囲った奥側の卵の発育状態は同じでした他の親が守っている卵も、周囲の至る所にあり、他のどの場所に産み付けられた卵も発育状態は同じでした

と、いうことは・・・・
4月20日にこのポイントのオヤビッチャ(シリテンタイプ)は朝の時間帯に一斉に産卵しており、あの日僕が見た卵は「産みたて卵」だった、という事でほぼ95%間違いないという事になります

産みたて卵の色」への確信に迫ることが出来ました
なので、今度からは、濃い紫色の状態の卵を紹介する時は・・・
「95%間違いなく、産みたて卵」として紹介しようと思います

そして、産卵の瞬間を目撃し卵の状態がこれと同じだった暁には・・・


100%産みたて卵」と言い切りたいっ伸でした

本日の球美
天気:雨
気温:21℃
水温:23℃

月刊マリンダイビング公式ブログに紹介していただきました