只今、初めて「半沢直樹」を視聴中。
アニメか何かの実写版なのかと思う様な、大げさな演技振りなので調べてみたら、小説が原作なので意外だった。
歌舞伎役者も出ているし、個性的な面構えの役者揃いで、慣れない雰囲気・・・
顔を接近する場面が多く、「睨みつける」場面が多い。
大変に人気のドラマらしいが、どうかな。
面白いと思えるかは未だ分からない。
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追記
観終わって、疲れた・・・・・
演技力については、英米の俳優の演技力は半端なく、大袈裟でなく、
表情を見ているだけで何を想っているのかが分かる、心の機微が確かに伝わり
演技をしている様には見えない。
役の人物そのものに成りきっている。
日本の役者は、その点はまだまだ遠く及ばない。
津川雅彦さんが生前に「日本人の演技は下手だ。」と仰っているのを思い出した。
子役については、昔より遥かに上手く成っているが・・・・・
なにせ、昔は本当に「えーん、えん、えん、えん」と泣いていた位だったから。
それに、どのドラマでも「これはコメディのつもりなのか?」と思える妙な演出が気に成っている。
「笑い」とは、無理矢理笑わせるものではない。
人を笑わせるのは、一番難しいのに、シリアスな内容で、妙なコメディを入れる?
のは何なのか、意図が分からない。
日本の現代の演劇は、まだまだ改良の余地が多大に有る。
只、香川照之さんの顔の筋肉は、実に良く鍛えられていると感心した。
お母さんの浜木綿子さんが、芸能人のパーティーか何かで
「子どもの頃は、本当に可愛かったんですから~~!どうしてこんな顔に成ったんでしょう?」
と言ってしまって、香川さんが苦笑いしていたのを思い出して、思わずふふっと、笑ってしまった。