今日は天気が良かったので、歩いていても気持ちが良かったです。
地区センターの花壇
花が大分咲き始めた
今日は声の調子がかなり良かったので、かなりまともに歌えました。
最初にグノー作曲ファウスト「トゥーレの王のバラード」次に「蘇州夜曲」を三度歌いました。
柏手を打って、🐉龍神さんを呼んで歌ったら、歌い始めに蛍光灯が暗く成り、そのままで、歌い終わったら、パッと明るくなる、これを二回録音した二回とも、同じでした。
今日は、超久し振りに、グルックのアルチェステのアリア「黄泉の神々よ!」を歌いました。
アルチェステは王妃で、王が病で死に掛けているのを、自分が身代わりに成って死ぬ事を歌うアリアです。
ドラマティックソプラノの役なので、リリック(抒情的)ソプラノやレッジェーロ(軽い)ソプラノには重すぎる役です。
私はドラマティックソプラノで、コロラトゥーラが出来るので、重たい歌でも無理なく歌えます。
私が歌い辛いと思うのは、リリック・ソプラノの曲で、プッチーニ「トゥーランドット」のリウとか、ビゼー「カルメン」のミカエラが、歌い辛くて歌う気になれません。
トゥーランドットは今日も歌ってみましたが、リウとは違って、歌い易いです。
これは超ドラマティック・ソプラノですが、高音と言っても"highC"までなので、これを喚き散らさなければ、中低音のコントロールもし易くなります。
殆どのソプラノが、Cの音を喚き散らして、中低音がカスカスに成っています。きちんと歌えたのが、カラスと二ルソン位なものです。大正生まれの歌手達が、物凄く優秀で、そののちの世代は、多分怠け者だから出来ないのだと思われます。
同じ超ドラマティックソプラノの役でも、ドイツ物の方が、もっと重たいです。
ドイツ人は大きくてがっしりしているので、小柄なイタリア人とは体力が違うからだと思います。
因みに、モーツァルトは、オーストリアなので、ドイツ物とは言いません。
モーツァルトの「コジファントゥッテ」フィオルディリージの「岩の様に」と「ドンジョバンニ」エルビラの「不実な男、我を裏切り」も少しだけ歌ってみました。どっちも重めのコロラトゥーラなので、無理なく歌えます。
エルビラのアリアは、東京でオーケストラと歌い、私のブレスの長さに驚かれた過去がありますが、今は、更に長くなっているので、もっと驚くことでしょう!😂
ブレスを長くするコツは、吸った息は、「少しも漏らさずに響きに変える」これに尽きます。
蝋燭を手に持って、🔥炎が揺れずに消えない様に練習すると、長くなります。
民謡の「江差追分」なんか、度肝を抜かれるくらいにブレスが長いですが、民謡の人も、蝋燭で練習するそうですよ。
ベルカントと民謡には、テクニックに共通点が有るのが、興味深いです。
私は約20秒くらいは、ブレス無しで、歌い続けられます。
ベッリーニの「ノルマ」を歌うには、欠かす事のできないテクニックです。
今日もノルマを歌って、楽なだけではなく、「かなりまもとに」歌えました。
でも、体力が無いので、とてもじゃないけど、コンサートはできません。
メドベッド待ちです。